あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の季節 ~ 台風の目 ~ 平成29年10月28日台風22号の目

2017年12月26日 14時25分17秒 | Weblog
 平成29年10月21日(土)には台風21号が沖縄本島と大東島の間を大東島寄りに北上した。
大東島は大変な被害を蒙ったようだが、沖縄本島は暴風圏には入ったと言え、大した被害もなく台風は通過した。
 一週間後、10月28日(土)には台風22号が本島を襲った。
本島東海岸を北上したのだが、自宅の地域も台風の目に入った。
勢力が猛烈でなかったからだろう、台風の目らしくない空だった。
 吹き荒れていた雨風が、突然、静かになった。
10分ほどして、「若しや?」とベランダに出た。空を見上げた。
黒く厚かった雲は何処に行ったのか、風は止み、雨も落ちてきていない。
時折、青空さえ覗く。表に出てみた。



 表に出たところで、7,8歳くらいの男の子が歩いてきた。
「ぼく、危ないよ。台風の目だからすぐに嵐になるよ」
「知ってるよ。20分くらいは大丈夫だよ」
澄ましたものである。さすが台風に慣れている。
 自宅のある地域は30m以上の台地の窪地になっている。
ここに住むようになって、周囲に被害らしい光景を見たことがない。
しかし雨戸がないので、風圧でガラスが割れるのじゃないかと冷や冷やしたことは何度もある。
今回もそうだったが、何事もなかった。
ベランダの大きい鉢やプランターボックスは、風の強さを予想して部屋に取り込んだり、ベランダに置きっぱなしにする。
この2,3年取り込むことはなかった。
しかし、ブーゲンビリアは22号で見事に枯れ木のようになった。
10月、11月はブーゲンビリアの最も美しい時期であるが、未だに、枯れ木同然である。

10月16日:台風前のブーゲンビリア



10月21日:台風21号通過後のブーゲンビリア


10月28日:台風22号通過後のブーゲンビリア