あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄のイベント~離島フェア201211月23日(金)~25日(日)奥武山公園~第28回那覇マラソン12月2日スタート

2012年11月26日 11時38分35秒 | Weblog

 沖縄県の離島が名産品を展示即売する離島フェアが開催された。
午後から日が差しはじめたので出掛ける。
ほぼ毎年出かけるが飽かない。行くたびに新しい発見がある。
会場は空港から5分余りの国道58号線沿いの奥武山公園内の沖縄セルラーパーク那覇。





 会場に入ると展示場建物の周囲を取り囲むように食べ物の出店が並ぶ。
それぞれのテントでは賑やかな食事風景が繰り広げられていた。
牛汁や山羊汁、趣向を凝らした沖縄ソバなどを前にして和やかに談笑している。
テントの裏側は広大な芝生でハイキング気分を楽しんでいる。





 会場内は賑やかだ。
沖縄県内の離島の幟が活気を醸し出している。
展示産物は食べ物が主である。
島々の売り場では「我こそは」の意気込みに溢れている。奇抜なものもあって面白い。



「むんじゅるの里」という幟が目に止った。
「むんじゅるの里って何?」店の者に訊ねると
「粟国島の泡盛です」という。これだけではわからない。
来場者に忙しく対応しているので詳しく聞くのは遠慮した。
帰って調べてみた。
~粟国島の琉舞の雑踊り「むんじゅる節」の発祥地ということで「むんじゅるの里」と名付けています。
「むんじゅる節」は「むんじゅる」と「節」を省いても意味は通じます。むんじゅるそのものの意味は、麦わらという意味の「ムンガラ」「ムンジャラ」が転訛したものです。
ちなみに「むんじゅる節」の中にでてくる「むんじゅる平笠」とは麦わらで作った平笠という意味。~(インターネットから抜粋




 
 会場を出ると前は58号線を挟んで那覇港である。
海上保安庁の巡視船が右手に2隻係留してあった。画面の左の埠頭にも1隻係留していた。
尖閣諸島にも出動しているから、かなりの巡視船が沖縄に来ているのだろう。
平和でのどかな会場の外で、緊迫した事件が進行しているのだ。

沖縄離島フェア・2012



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沖縄の植物~花の咲かないトックリキワタ・咲いてさみしいブーゲンビリア~ツワブキが咲き始める

2012年11月23日 15時08分46秒 | Weblog


 不順な天候が続く近頃の沖縄。漸く、ツワブキが咲きはじめた。
来年、1月いっぱいまでくらい目を楽しませてくれるだろう。
 きょうの沖縄は雨模様。朝から雨が降ったり止んだりしている。
気温は25℃位まで上昇したが、夜間から秋の気温に戻るらしい。
午後2時の今は陽が射し、暖かい南風が心地良い。






 浦添バイパスのトックリキワタ並木。
今頃は桜並木のようにピンクの花が枝いっぱいに咲いているはずが、今年は台風のために枯れ木同然である。


 昨年もこのような花をみることはなかった。
トックリキワタの花を求めて2時間余り歩いてみたが一輪の花もみつけることはできなかった。





 ブーゲンビリアは23,24℃が開花の最適気温という。
漸く、咲きはじめたブーゲンビリアもさみしい。
この時期は、庭や路地や公園などに見事なまでに咲き誇っているが、今年ははさみしい限りである。
時折、満開のブーゲンビリアをみかけることがある。台風の影響を受けなかったのだろう。



 ベランダにあるブーゲンビリアのひと鉢が弱々しく花を咲かせた。
だが、紫色のブーゲンビリアは未だ咲かない。

 2時間余りの散策でみかけたものは嵐に打ちひしがれ、倒れ、半死の状態の植物であった。
車で走っていてはみることの出来ない光景である。
ハイビスカスの姿もちらほら見かける程度であった。
自然の、自然現象の凄まじさ、冷酷さを実感した散策であった。


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第36回沖縄産業祭り~10月26日(金)~28日(土) 奥武山公園~来年(25年)は10月25日(金)~27日(日)

2012年11月15日 11時11分03秒 | Weblog

 第36回沖縄の産業祭りは今年も晴天に恵まれ暑かった。
毎年のように訪れるが、20年前のあの感動は薄くなっていく。
沖縄の文化に馴染んだ証であろうか。
入り口は国道58号線にもあるが、写真はモノレール壷川駅のゲート。
駅から国場川を渡り会場に入ると、その景観はすばらしい。ゲートには会場案内所が設けてある。





 明治橋からの会場をみたところ。
写真の奥の橋が壷川駅から会場までの橋。右手が産業祭り会場である。







 会場は家族連れが多い。
各店のテントの中はテーブルが置かれていてソバやアイスクリームや屋台の食べ物等を前にして談笑する家族やカップルが微笑ましい。





 沖縄県内から名産品の出展が並ぶ。
11下旬には「離島フェシティバル」が開かれるからであろうか、離島からの出展は少ない。



 この陸上競技場を取り巻くように出展の店が並ぶ。
広場を中心にイベント会場やこどものための遊具などがある。



 昨年は植木会場も賑やかであったが今年は少ない。
台風の影響だろうか。


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沖縄の観光~竹久夢二展 11月18日(日)まで~浦添総合運動公園内の浦添市美術館で

2012年11月12日 10時35分14秒 | Weblog

 浦添総合運動公園にある浦添市美術館で「竹久夢二作品展」が開催されている。
展示されている作品は約200点。
11月18日(日)まで。
浦添総合運動公園の隣接している。
浦添大公園や浦添城址にも隣接していて、ついでに大公園からの展望をたのしみたい。

開館時間  9:30~17:00(入館16:30まで)。
      金曜日 9:30~19:00(入館18:30迄) 入場料  一般800円 小中高生300円
問い合わせ:琉球新報事業局 098-865-5200





 丸屋根のドームが目印。
那覇市からはバスが多数ある。
自家用車で行っても駐車場は浦添バイパスに面しており利用しやすい。
タクシーでも那覇市からだと2,000円以内で20分から30分。


 館内は撮影禁止のため掲載できないのが残念だ。
今週は県内の天気は、概ね、良好だ。
浦添総合運動公園が隣接してあるので散策を楽しみたい。
運動公園からの展望もさることなが、運動公園に隣接する浦添大公園の展望台からの眺望はすばらしい。


浦添市美術館外周をフォトチャンネルにした。




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沖縄の風習~シーサーと石敢當~どちらも魔除け

2012年11月07日 19時40分00秒 | Weblog

「シーサー」
 左の口を閉じているのが雄。魔を寄せ付けないという。
右の口を大きく開けているのが雌。福を招じると云われている。
門柱、屋根の上など個人住宅、ビルを問わず必ず据えつけられている。
様々な表情や形があるが「入り口」には必ず見受けられる。
(詳しくはここをクリック)

平成24年5月2日のシーサーのフォトチャンネル





 
「石敢當」
 T字路や三叉路、交差点などには必ずある。
魔物は直進するため、入って来れないよう石敢當を壁などに貼り付ける。


 十字路交差点の石敢當。


 T字路交差点の石敢當。
左の道路がぶつかる位置にある。


 この道は右にカーブしている。
カーブした位置にある石敢當。


 門の入ったところの庭にある魔除け。
 この家の主人のいうところによると門前の道が緩やかに右にカーブしている。
門がそのカーブしている地点に位置しているからだという。
このような石敢當が変形したものが多くあるに違いない。
(石敢當について詳しくはここをクリック)

 シーサーや石敢當は沖縄のどこにでも見かけるが見過ごしてしまう。
シーサーは本土では狛犬。
石敢當は名を変えて本土にもあるというが確認したことはない。

 自宅入り口ドア近くの下駄箱の上にシーサーを置き、魔物から守ってもらっている。
我が家だけに魔物が襲ってきては困るから。



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沖縄の観光~雨中のビオスの丘~遊覧船は是非乗ろう

2012年11月06日 18時24分49秒 | Weblog

~ 11月5日撮影の栴檀の木 ~ 
台風16号が過ぎて3週間になった。
3週間後、21号が来たが新芽は元気に成長し、若葉となった。
12月に入れば再び落葉するだろうが、精一杯に生きる木々に感動した。


 午前中に薄日が差し始めたので久し振りにビオスの丘にドライブした。
石川インターチェンジを降りて仲泊方面へ行く。
仲泊のの入り口で標識に従って左にハンドルを切った。
標識は沖縄ロイヤルカントリーと同じ方向になる。
インターチェンジを降りたところで前が降り始めた。予報より早い。
入園の入り口まで行ったが雨じゃどうしようもないと引き返そうと思ったが、連れが「折角だからと」ということでしぶしぶ腹を決めて入場券を買う。
ホテルや空港で割引券をもらってくることを忘れたことに気付いた。
ますます、憂鬱つになる。
「割引券はないの?]あるわけじゃないが、だめもとで厚かましく確認する。
「ありません」窓口嬢は不機嫌に応える。
「遊覧船はどうします?」と窓口嬢。
「この雨じゃいらないよ」と今度はこちらが不機嫌に。
 入場すると直ぐに高い陸橋にかかる。ヘゴなどの林を眼下に見渡す絶景だ。
急いで引き返し乗船券を買う。
「窓口で買うと2割ほど安くなりますからね」と窓口嬢はニコッと笑う。
雨は激しくなった。
橋を渡ると20人くらいのグループの案内人が
「エレベーターで降ります」と手招きする。
同じメンバーだと勘違いしている。


 陸橋の上からのヘゴが自生する風景。雨で煙っているのが残念だ。


 遊歩道が整備されているのには少々驚いた。




 5分ほどで10艘余りの舟が舫っている乗船場に着いた。
この間に靴の中は濡れてしまって気持ち悪い。

 



 湖沼のような水路をゆっくりと遊覧船は進む。
餌が豊富らしく渡り鳥や留鳥をみかけることが出来るらしいが、こんな雨天の日はだめだと若いガイドはいう。
ガイドは沖縄宜野座の出身と言う男性だが訛りがない。
軽妙な喋りは退屈させない。
この日見たのはバン、白鷺、そして何とか云う水鳥で2羽で水面を泳いでいた。
アカショウビンやカワセミなどが来るらしい。





 
 30分余りの遊覧はあっという間に終った。
茶店であたたかなスープを飲みながら庭園の風景を楽しんだ。
今度来るときはこの水牛車に乗ってみよう。

 他にもいろいろな見所があると言われたが、兎に角、雨足が強く早々に引き上げた。
いつか、たっぷり時間をかけて歩いてみたいと思った。
雨にもかかわらず、入ってよかったと連れに感謝した。



ビオスの丘


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