あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の季節~トックリキワタの満開は過ぎたか?未だか? 11月16日 ~ 国道330号線(浦添バイパスの並木)

2016年11月23日 20時23分05秒 | Weblog
 数日前、友人から「浦添バイパスのトックリキワタがきれいだよ」という電話をもらった。
11月16日、16時過ぎに家を出た。
55番線のバスに乗り、パイプライン「沢岻入り口」で下車、坂道を上る。
程なく、国道330号(浦添バイパス)に架かる陸橋の上に出た。
17時前、夕暮れは近かった。



 バイパスの歩道に立ち、北へ行くか南の那覇方面に歩くか迷っていた。
先ほどから、こちらに向って歩いてくる老夫婦が、そばに寄って来た。いきなり、
「☆◇◎×%%・・・・・」お爺が話しかけてきた。
手を耳に当てて
「なんですか?」と応えた。
「薬局は何処にある!」訛りのある苛立った大きな声で、目を丸くして睨みつけられた。
「えっ?」と応えようとした瞬間、
「もうええ!」というなり、すたすたと歩き出した。女房殿はとことこ無言のまま爺の後をついてゆく。
背を丸め遠ざかる老いたふたつの背中を眺めながら、面食らって言葉も出なかった。
何が起こったのか、暫し唖然としてしまった。
90歳は近いだろうなと思ったが、妙に腹も立たなかった。

 小山の中腹を走るバイパスはビルなどの建物の影になり、暮れるのが早い。



 枝の先にあるのは蕾か、実か判断できなかったが、満開の頃のような花の賑わいが感じられない。。
今年の夏は長かった。満開時は先だろうか。
葉の繁った木にも花が咲いている。これには驚いた。



 白い花のトックリキワタをみつけた。
初めてだ。



 日暮れも近くなったので、久し振りに那覇まで足を延ばすことにした。





降り立った「旭橋」交差点は夕闇。 この夜は「梵」で遅くまで語り、唄った。




ー画像は画像をクリックで拡大ー


この記事は11月19日に書いた。
アップの前に3年前の11月11日の頃と見比べて見た。


国道330号(浦添バイパス)撮影地点


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沖縄の風景 ~ 与儀公園・与儀十字路 ~ 

2016年11月09日 21時55分52秒 | Weblog
 先月(10月)20日過ぎ、「トックリキワタが咲いているよ」と電話が入った。
沖縄の晩秋に咲くトックリキワタをたのしみにしていることを知っている友人からだった。
トックリキワタをみる好きな場所が3つある。
那覇市与儀公園前の神原中学校の正門から玄関の並木、那覇市の通称ハーバービュー通りの並木、浦添市バイパスの並木。
昨年11月、運転免許証を自主返納したこともあり、連絡のあった数日後の夕方、与儀公園前の神原中学校に行くことにした。
バスの車窓からは何本かのトックリキワタをみかけたが、花をつけた木は1本だけで、他はみな葉だけが繁っていた。
 与儀公園でバスを降りる。
予感が的中。校門からの並木は1本だけが5分咲きでだった。
他は葉が茂っている。この分では、今年は花は咲かない。



 数年前までは、並木が桜かと見紛うほどであったが、この数年はこのような風景を見ていない。
3年前の同じ場所のトックリキワタ。



 がっかりして与儀公園を散策することにした。
入り口に蒸気機関車D51が展示してあった。
沖縄には軽便鉄道はあったがD51はなかったはずだ。
不思議に思ながら説明板を読んだ。



 公園内の様子。
平日だったからだろうか、人影はまばらであった。



 公園内の大木。
ゆうな

がじゅまる



 園内を30分ほど歩いた。
公園に沿って流れる川岸に桜並木があった。
大きな木ではないが、来年2月の桜の時期に来てみよう。
久し振りに酒膳「梵」にでも顔を出してみようと、降りたバス停に立った。
 待つこと10分。
頻繁にバスは来るものと思っていたのに来ない。
時刻表を見ると本数が驚くほど少ない。
バスが来るまで15分余りある。
大体、時間通りには来ない。次のバス停まで歩くことにした。



 与儀交差点を右折して「開南」に向う。
バスは頻繁に通り過ぎる。
どうも与儀公園のバス停は他にあるらしい。
少々苛立ちながら通り過ぎるバスを横目に見ながら、だらだら坂を上ること15分余り。
漸く、開南のバス停に辿り着く。
開南は公設市場や壷屋などの入り口で、首里や南部方面へ行くバスの分岐点の要所でもあったらしい。
開南交差点


 今年は真夏日が長かったからであろう。
11月中旬にでも他の場所に行ってみよう。


~全ての画像はクリックすると拡大する~





与儀公園



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