あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の観光~仲間・前田高地にある浦添大公園の展望台~3月6日(旧暦1月16日)十六日祭

2015年03月06日 23時29分58秒 | Weblog

羊蹄木。
葉が羊の蹄に似ているところからつけられたらしい。
花の見頃は3月下旬頃からであるが、今年は2月初めから咲き始めている。
街路樹に植えられているところもあり、街路樹は桜かと見まがうばかりに咲き誇る。


 きょう(3月6日)は旧暦1月16日にあ当たり、亡くなった人の正月(グソーショウガチ)で「十六日祭」といって、仏壇など丹に正月並みのお供えをする。
スーパーではこの日もグソーのお供え物がたくさん売られている。
旧暦1月15日までは松の内で正月の祝いをするが、明けて1月16日はあの世に逝った人たちの正月とする沖縄の今でも残る慣わしだ。
正月同様の料理がや紙銭が供えられる。
特に、新しく仏になった人の家には親族などがお参りに集まり賑やかに祝うという。
宮古島、石垣島の先島地方では盛大に行なわれる。(ここをクリック)
 *先ほどのNHKニュース(20:45)によると、宮古島では16日祭のため、小・中学校は午後からは、大半が休校にしたという。



 先月(2月)、N氏と宜野湾漁港で昼食の後、久し振りに浦添大公園の展望台に行った。
生憎の空模様であったが、展望台から一望する景色はすばらしかった。
 浦添大公園は沖縄戦の最後の激戦地といわれる前田高地につらなる仲間高地にあり、現首里城に移る以前には王府として浦添城があったところである。
ここからの夜景は必見だ。



 展望台下には沖縄そばの食堂が出ていた。
この時期ではあるが、数人の人が入っていた。一度はここで食べてみなくてはなるまい。
展望台から写真を撮った。


 展望台の駐車場。天気の良い日には昼食時には弁当を食べる人たちの姿を見かける。
この階段を下りていくと浦添大公園である。
子供達の遊具施設があり、休日には賑わう。
遠景の半島の先は残波岬。





 同じ方向に少し角度を変えて2枚撮った。
眼下の赤い屋根は浦添大公園の一部、遊具施設のあるところ。
中ほどにみえるこんもりとした緑の丘は嘉数公園である。
公園内にある嘉数展望台から米軍普天間基地が一望できる。
この展望台の真上が普天間飛行場への侵入路に当たるようで、ヘリコプターやプロペラ機、オスプレイが滑走路に向って降りてゆく姿を見ることができる。

以下の2枚は2年ほど前に、同じ場所から撮った写真である。
この日は写りが良くなかったので利用した。

 左のグランドが浦添市民球場。
毎年2月には、ヤクルトスワローズのキャンプ球場となり、オープン戦も行なわれる。
広がる市街地は浦添市街。写真では見えないが、市街地の先に58号線を挟んで、米軍基地キャンプキンザーがある。。
58号線と海の間が基地。返還が決まっているが、那覇軍港の移転先となるらしい。
 キャンプキンザーでは毎年5月だったと思うが、基地の一部が開放され米兵によるバザーが開催される。
たくさんのテントが張られてたくさんの店がオープンする。食べ歩きもたのしみだ。
店には屈強な兵士達や軍属の関係者だろう女性達が立ち、地元の来場者に向って声をかけて、賑やかである。


 

 遠景の高いビルが浦添市庁舎。
手前の緑の建物は浦添総合運動公園の市民球場と市民会館だろう。

ー写真は全て、クリックで拡大するー


浦添大公園展望台
中心点を動かさず、左上のスケールを上に移動すると拡大する。




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