あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

友、遠方より来たる ~ 嘉手納基地・運天港園地・ワルミ海峡・古宇利大橋・今帰仁城址・海洋博公園

2019年02月19日 16時09分05秒 | Weblog

 2月10日~12日の3日間、はるばる四国から友人が来沖した。
2月といえば、花の多い季節とはいえ晴の少ない季節である。
後で話を聞くと、世話になった人が病床に伏せて長くなるらしく、ひと目でも逢いたくてと思い立ったらしい。
恩義に固い男だ。彼らしいと思った。
彼が来沖した10日は見舞いに赴いたが、面会が出来なかったと元気がなかった。
 翌11日、嘉手納と古宇利大橋、海洋博公園が観たいということで案内した。
案内といっても運転免許証を4年前に自主返納しているので車も彼が調達し、運転も彼がすることになった。
 友とはいいものである。
車中では、昔のことなどに花が咲いた。忌憚なく、現在のことなどにも触れた。

 今日(2月11日)は生憎の雨模様。
嘉手納道の駅の屋上は展望台なっていて嘉手納基地を一望できる。
嘉手納基地に着くと戦闘機の耳を裂くような爆音があたりを震わせていた。
彼はカメラをまわし、興奮気味にシャッターを切りまくった。
戦闘機は次々に降下しては上昇する。
所謂、「タッチアンドゴオ」の訓練中なのだ。
爆音は物凄い。人の会話など聞こえぬ。
「タッチアンドゴオに遭遇するのは珍しいことだよ」と耳打ちする。
雨で景色も機影も霞む。
何枚も撮ったがものにならなかった。
眼下の基地の塀に沿って建ち並ぶ植木屋を写した1枚だけが残った。


 昼は沖縄そばが食べたいと云うので、名護に到着、名護そばで有名な「我部祖河(ガブソカ)食堂」に入った。
小一時間を過ごして、運天港に向かう。
「源為朝」の上陸地として知られている。
今は「運天港園」として整備され、この展望台からの景色は素晴らしい。
予定外ではあるが、案内することにした。
 彼の撮影に集中する姿は格好いい。
若い頃は黒のスーツに小脇に小さ目の書類カバンを挟んだ立ち姿は脚長の彼は格好が良かった。
若い者たちは羨望の目でみたものだ。

 遠望の橋が古宇利大橋。右が屋我地島、左に古宇利島。


 古宇利島に行く途中にワルミ海峡にかかるワルミ大橋を通る。本島と屋我地島を結ぶ橋。
晴れていると絶景なのだが、きょうはそんなことは言わないことにしようと思った・
ワルミ大橋の彼。





 桜が未だ咲いているということで、今帰仁城址に立ち寄ることにした。
今帰仁城址入口に向かう並木道の桜は未だ満開近くに咲いていた。
やはり花の時期は10日ほど遅い。



 夕方には予定があるということで、今帰仁城址には入らなかった。
熱心に撮影する彼。







 これからは海洋博公園の撮影に夢中な彼。
公園のエントランス。遥か向こうに伊江島の島影がみえる。
女性が写り込んでいるが関係ない。





 水族館内はフラッシュ禁止。ほとんど無駄になった。








 水族館を出たところの天井にカメラを向けて、
「いい画になるぞ」。いずれアップするであろうブログがたのしみである。


 水族館を出て振り返って。



 
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 明日(2月20日)は十六夜祭(旧暦1月16日)。グソー(死者)のための「あの世の正月」である。
きょうも冬を感じさせないぐらい暖かだ。
寒緋桜が南部に下りてくるのが遅いと気を揉んでいたら、近所の桜が一斉に咲き始めた。


 4月に咲き始める羊蹄木の一本が満開の状態だった。
どうなっているんだろう。


彼のブログはこちらから


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冬の沖縄の花 ~ 40分の散策にみた花々 ~ 1月下旬

2019年02月07日 13時21分22秒 | Weblog
 1月24日。週2日のトレーニングを終えバス停に来た。
バス時刻まで20分ある。必ず、5分は遅れてくるから25分待つことになる。
バス路線は少し遠回りすることになるから、およそ15分はかかる。
風もなく散策にはこれ以上はないという昼下がりである。
歩いても40分。ならば歩いて帰ろうと決めた。
ただ歩くのだけでは疲れる。道すがら咲いている花でも撮ってみようかと思ったが、生憎、カメラは持ってなかった。
目的は歩くこと。
携帯電話でもいいか、と気ままに今咲く花を撮ってみようと歩き始めた。

 出発地点はバス停。このだらだらのゆるい坂道をゆく。


 バス停にはクワディーサーがあり、相思樹(ソウシジュ)が2,3本と羊蹄木がある。
3月に咲く羊蹄木がたくさんの花を付けていた。
途中、並木に羊蹄木はあるが花は付けてなかった。


 5,6分程で大きなガジュマルを囲む交差点に出た。
ガジュマルの樹の下には、今季は開花が遅かったツワブキが美しかった。




 2,3分で三叉路に出て、上り坂に向かって折れる。
この坂が難儀で歩くことを断念することが多々ある。
沖縄戦の激戦地前田高地に続く浦添高地を上るのである。
100mほどの上り坂である。上り切れば峠。
こういう風に表現すると現場の景色とはそぐわない。家があり、並木が整備されているからだ。
振り返ってみる景色が好きだ。





 峠に当たる坂の上に咲く桜が、今年は一輪も咲いてなかった。
写真は昨年の2月4日のもの。



 ここから左に折れる。学園通りの旧道である。
県立浦添商業高校の通学路でもある。
校門の桜も同じだった。写真は昨年2月4日のもの。




 自宅近くの公園に着くとこども達が遊んでいた。
こども達は軽装だ。
沖縄は亜熱帯性気候であることは間違いないなと、冬支度の己が恥ずかしかった。





  
40分あまりの散策にみた花々




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