あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の行事~今日は旧暦の正月(2015年2月19日)~那覇市・浦添市・宜野湾市地区は桜が満開

2015年02月19日 23時38分47秒 | Weblog

きょうは旧正月元旦。
ここ数日は青空から日が射す好天気が続いている。
きょうも朝から青空と暖かい陽射しの心地よい日和であった。
北風は冷たかった。
 旧暦12月24日(2月12日)は御願解(ウガンブトウチ)といって火の神様(ヒヌカン)が一年の出来事を報告するために天に帰られる日で大切な日である。
火の神様が天からお戻りになられる日をウガンウンケー、またはヒヌカンウンケーという。
大晦日、元日、4日と戻ってこられる日が地方によって異なる。




 1月のはじめから北部から咲き始めた桜(寒緋桜)が南下して来た。
那覇市近郊では今が見頃のようだ。
4,5日前、暖かな陽気に誘われて近所を散策した。
表通りから一歩入った民家の庭や公園等で目に付いた。

 
 沖縄ではコスモスは一年中咲いている。
陽をいっぱいに浴びて咲く花は輝いている。



 つつじも今から見頃の時期を迎える。
つつじは沖縄の人にはとても人気がある。
桜はフォトチャンネルにした。


旧正月の頃の桜のある風景



<余談>
 2月18日付け「沖縄タイムス」によると、18年後の2033年には伝統的な閏月の決め方によると閏月が
2033年11月と2034年1月になる。
どちらを選択するかというルールがないため旧暦が作れなくなるという。
国が公式に決めるのは新暦だけ。
現在使われている旧暦は江戸幕府が「改暦」した天保暦で、以前は不具合を正すため、幕府が40~50年毎に改暦していた。
伝統行事や漁業、農業などでは旧暦に根差した生活を送る沖縄県民に与える影響は大だという。
因みに「六曜」(大安、友引、仏滅など)も定まらないという。・・・・・・ということらしい。

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沖縄の植物~竜舌蘭の後半生~

2015年02月09日 15時32分54秒 | Weblog
 街路樹の脇に竜舌蘭を見つけたのは一昨年、平成25年11月10日であった。
バス停から十数メートル離れたところに飄然と立っていた。  
あれから1年と2ヶ月。今年、1月12日を最後に、株ごと抜き取られていた。
抜き取られた親株の周囲には数株の竜舌蘭が地中に根差していた。  
 一昨年見たときには竜舌蘭と思っていたが、いよいよとなると確信が持てない。
ブログを書き始めて3週間以上経ってしまったが、インターネットで調べても竜舌蘭以外の該当するものはみつからなかった。
どなたかご存知の方がいらっしゃればお教え願いたい。

<平成25年11月10日>
画像はクリックで大きくなる。

 右上の画像は平成22年7月、知念半島で撮った時のもの。左の画像と右下の画像は一昨年撮影したもの。
知念で見た竜舌蘭とは丈が数メートル違う。
下の葉はまさに竜舌蘭と思うのだが・・・・・。

<平成25年11月10日>



 蕾(上)と花(下)


<平成26年4月13日>

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 花は一週間前までは花茎の最上部にわずかに残っていた。
花の後に新芽が出ているように見えたが、この芽が落下して新しい株となるようである。


<平成26年6月25日>

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 花茎の方から新芽と見えていた芽が歩道に落ちていた。
親株の周囲の地面にも数個落ちていた。

上<平成26年8月25日> → 中<平成26年12月29日) → 下<平成27年1月12日>

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 (上)幹は真ん中からポッキリと折れていた。自然に折れたのだろう。
 (中)10株ほどが親株付近で根付き始めているようであった。
 (下)数株が育っていた。親株は根こそぎ抜かれていた。

 記録を取るつもりではなかったが、バス停の傍でもあり、行きつけの銀行もあり、たくさん撮ってしまっていた。
根付き始めている新株は数日前まではこの姿で元気にいた。
恐らく、興味ある人に抜かれていくであろう。



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