文藝春秋(2009.4)の記事「これが日本最強内閣だ」は、識者33名&政治記者84人が選んだ「最強内閣」アンケート集計を参考に、堺屋太一氏、御厨貴氏、後藤謙次氏が注釈し、独自な見解で選択した最強内閣リストでは、総理大臣には、奥田碩総理大臣ですね。
小沢代表の西松建設からの違法献金事件が嫌疑発生前のアンケート集計と思われますが、政治記者84名「最強内閣」アンケート集計では、総理大臣には、小沢一郎、岡田克也が各19票で、同率で選出しておりますね。
当方には、奥田碩総理大臣には疑問ですね。加齢とともに驕りが出てきている印象があるからです。
文藝春秋の「これが日本最強内閣だ」記事は、田原総一朗氏が、2009年1月29日に、日経BPサイトにコラム「総理大臣候補が思い浮かばない理由」に、「ある雑誌(文藝春秋?)の企画で「今、考えうる最強の内閣を作ってくれ」と頼まれて、極めて困惑している。 今生きている日本人で、官房長官、大臣は一応当てはめることができるのだが、肝心の内閣総理大臣がいないのだ。・・・・・」と書いており、この文藝春秋は、小沢代表の違法政治献金の嫌疑で秘書が強制逮捕劇の前の1月中旬に企画だと思われます。
堺屋太一氏、御厨貴氏、後藤謙次氏が企画した「最強の内閣」は、
内閣総理大臣 : 奥田碩 総務大臣 : 橋下 徹
法務大臣 : 枝野幸男 外務大臣 : 櫻井よしこ
財務大臣 : 小泉純一郎 文部科学大臣 : 寺島実郎
厚生大臣 : 長妻 昭 労働大臣 : 丹羽宇一郎
農林水産大臣 : 片山善博 経済産業大臣 : 林 芳正
国土交通大臣 : 葛西敬之 環境大臣 : 阿川佐和子
防衛大臣 : 前原誠司 官房長官 : 野中広務
金融担当大臣 : 茂木敏充 経財担当大臣 : 中川秀直
行改担当大臣 : 渡辺善美
無任所大臣 : 後藤田正純 無任所大臣 : 福山哲郎
になっていますね。
自民党・民主党の議員もあり、無難な組閣かなーという印象ですね。
ただ、奥田碩総理大臣には、当方には、疑問がつきますね。
奥田氏については、当方が啓発される「社会科学者の時評」の2008.12.29付けの「GMとトヨタ-小まわりが効かなくなった大会社 」の記事「2)「トヨタ自動車」(が国家を応援する)」で、
「・・・・
奥田自身が参加している日本政府の有識者会議「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」にかかわって,年金問題に対するマスコミの批判の多さに辟易するあまりか,「あれだけ厚労省がたたかれるのはちょっと異常。何か報復でもしてやろうか。
例えばスポンサーにならないとかね」と,メディアへの不満をあらわにした。奥田は「(マスコミの)編集権に経営者は介入できないといわれるが本当はやりかたがある」とまで発言し,思いどおりにならないマスコミに対しては,大手企業がマスコミ関係に支出する宣伝広告費を操作し,この業界の経営を〈締めつける方法もある〉と明言したのである。
もっとも,奥田が示唆したごとく,既存勢力〔政府とか大会社とか〕の体制がわに対して「批判的な勢力に向けられる」「金力を操作・加減しての締めつける行為」は,実社会のなかでは〈陰に陽に〉いくらでもなされている。
だが,彼のようにその行為の潜在的な可能性をあらためて,あからさまに口に出して恫喝した発言は,日本で最大・最強の製造企業の元代表取締役社長・会長,そして日本経団連会長をも務めた人間の立場からのものであるから,ある意味ではしごく当然な気持でのものだったかもしれない。
しかし,奥田のそうした発言は率直さは買えるにせよ,資本主義経済社会における本当の実権者が,どこにどのように居すわっているかを明確に表白したといえる。
・・・・」
と記述があり、当方もこの発言を新聞紙上でみて、成功経営者の年寄りの跋扈で、「驕り」を感じましたね。
当方であれば、平成恐慌の現下での総理大臣には、「破壊と創造」で、パナソニックを再生させた中村邦夫前社長を推奨しますね。
政治部記者84人「最強内閣」アンケート集計では、
内閣総理大臣 : 岡田克也(19票) 小沢一郎(19票)
小泉純一郎(7票)、石原慎太郎(3票)、片山善博(3票)
、菅直人(3票)、中曽根康博(3票)
総務大臣 : 片山善博(18票)
小泉純一郎(5票)、逢坂誠二(3票)、岡田克也(3票)、
菅直人(3票)、北川正恭(3票)、玄葉光一郎(3票)、
菅義偉(3票)、松沢成文(3票)
法務大臣 : 鳩山邦夫(10票)
枝野幸男(9票)、亀井静香(6票)
外務大臣 : 鳩山由紀夫(12票)
鈴木宗雄(6票)、田中均(5票)
財務大臣 : 榊原英資(11票)
小沢一郎(6票)、菅直人(6票)、藤井裕久(5票)、
岡田克也(5票)、与謝野肇(5票)
文部科学大臣 : 橋本 徹(7票)
藤原正彦(5票)、中山成彬(3票)、毛利衛(3票)、
益川敏英(3票)
厚生労働大臣 : 長妻昭(34票)
菅直人(11票)、舛添要一(3票)
農林水産大臣 : 石破茂(20票)
加藤紘一(7票)、渡邉美樹(5票)
経済産業大臣 : 寺島実郎(4票)、野田佳彦(4票)
岡田克也(3票)、志位和夫(3票)、中川昭一(3票)、
林 芳正(3票)、柳井正(3票)、奥田碩(2票) 他8名
国土交通大臣 : 猪瀬直樹(10票)
菅直人(9票)、田中康夫(6票)
環境大臣 : 小池百合子(12票)
岡田克也(4票)、野口健(4票)、嘉田由紀子(3票)、
田中康夫(3票)、福島みずほ(3票)
防衛大臣 : 前原誠司(24票)
石破茂(18票)、五百旗頭真(3票)、長島昭久(3票)
金融担当大臣 : 榊原英資(8票)、大塚耕平(8票)
塩崎恭久(3票)、竹中平蔵(3票)、与謝野肇(3票)、
枝野幸男(3票)、岡田克也(2票)、亀井静香(2票)、
他5名
経財担当大臣 : 与謝野肇(16票)
榊原英資(6票)、竹中平蔵(6票)、田中秀征(4票)
行改担当大臣 : 渡辺善美(20票)
菅直人(7票)、長妻昭(6票)、橋下徹(6票)
内閣官房長官 : 菅直人(7票)、菅義偉(7票)
鳩山由紀夫(6票)、与謝野肇(5票)
ちなみに、新自由主義で構造改革の推進者で、『懺悔の書』を書いた中谷 巌氏は、
総理大臣 : 北川正恭
外務大臣 : 岡崎久彦 または、山内昌之
財務大臣 : 岩井克人
防衛大臣 : 佐藤 慶
農水大臣 : 三枝 匡
文科大臣 : 渡辺利夫
環境大臣 : 安田喜慶
経産大臣 : 藤本隆宏
文化長官 : 川勝平太
田原総一朗氏は、2009年1月29日に、日経BPサイトにコラム「総理大臣候補が思い浮かばない理由」を書いており、「ある雑誌の企画で「今、考えうる最強の内閣を作ってくれ」と頼まれて、極めて困惑している。 今生きている日本人で、官房長官、大臣は一応当てはめることができるのだが、肝心の内閣総理大臣がいないのだ。・・・・」
田原総一朗氏は、
総理大臣 : 岡田克也(消去法です)
官房長官 : 菅義偉
外務大臣 : 岡本行夫
財務大臣 : 与謝野肇
防衛大臣 : 前原誠司 または 石破茂
厚労大臣 : 松本剛明
農水大臣 : 石破茂
国交大臣 : 亀井静香
文科大臣 : 橋下 徹
法務大臣 : 仙谷由人 または 枝野幸男
総務大臣 : 丹羽宇一郎
経産大臣 : 江田憲司
行革担当 : 渡辺善美
金融担当 : 茂木敏充
環境担当 : 辻本清美
経済財政 : 中川秀直
田原総一朗氏は、茂木敏充氏を将来の首相候補とし、評価が高く、後藤謙次氏も、茂木氏をハーバード大学院を修了したあと読売新聞記者をし、昔の仲間のよしみもあり、推奨していましたが、当方には、茂木氏は疑問ですね。
茂木氏が、年金記録問題で、自民党の対策チームリーダーの時のTV発言を聞いて、「この人は、スマートだなー」「現場感覚があるのか?」という印象がありますので。
小沢代表の西松建設からの違法献金事件が嫌疑発生前のアンケート集計と思われますが、政治記者84名「最強内閣」アンケート集計では、総理大臣には、小沢一郎、岡田克也が各19票で、同率で選出しておりますね。
当方には、奥田碩総理大臣には疑問ですね。加齢とともに驕りが出てきている印象があるからです。
文藝春秋の「これが日本最強内閣だ」記事は、田原総一朗氏が、2009年1月29日に、日経BPサイトにコラム「総理大臣候補が思い浮かばない理由」に、「ある雑誌(文藝春秋?)の企画で「今、考えうる最強の内閣を作ってくれ」と頼まれて、極めて困惑している。 今生きている日本人で、官房長官、大臣は一応当てはめることができるのだが、肝心の内閣総理大臣がいないのだ。・・・・・」と書いており、この文藝春秋は、小沢代表の違法政治献金の嫌疑で秘書が強制逮捕劇の前の1月中旬に企画だと思われます。
堺屋太一氏、御厨貴氏、後藤謙次氏が企画した「最強の内閣」は、
内閣総理大臣 : 奥田碩 総務大臣 : 橋下 徹
法務大臣 : 枝野幸男 外務大臣 : 櫻井よしこ
財務大臣 : 小泉純一郎 文部科学大臣 : 寺島実郎
厚生大臣 : 長妻 昭 労働大臣 : 丹羽宇一郎
農林水産大臣 : 片山善博 経済産業大臣 : 林 芳正
国土交通大臣 : 葛西敬之 環境大臣 : 阿川佐和子
防衛大臣 : 前原誠司 官房長官 : 野中広務
金融担当大臣 : 茂木敏充 経財担当大臣 : 中川秀直
行改担当大臣 : 渡辺善美
無任所大臣 : 後藤田正純 無任所大臣 : 福山哲郎
になっていますね。
自民党・民主党の議員もあり、無難な組閣かなーという印象ですね。
ただ、奥田碩総理大臣には、当方には、疑問がつきますね。
奥田氏については、当方が啓発される「社会科学者の時評」の2008.12.29付けの「GMとトヨタ-小まわりが効かなくなった大会社 」の記事「2)「トヨタ自動車」(が国家を応援する)」で、
「・・・・
奥田自身が参加している日本政府の有識者会議「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」にかかわって,年金問題に対するマスコミの批判の多さに辟易するあまりか,「あれだけ厚労省がたたかれるのはちょっと異常。何か報復でもしてやろうか。
例えばスポンサーにならないとかね」と,メディアへの不満をあらわにした。奥田は「(マスコミの)編集権に経営者は介入できないといわれるが本当はやりかたがある」とまで発言し,思いどおりにならないマスコミに対しては,大手企業がマスコミ関係に支出する宣伝広告費を操作し,この業界の経営を〈締めつける方法もある〉と明言したのである。
もっとも,奥田が示唆したごとく,既存勢力〔政府とか大会社とか〕の体制がわに対して「批判的な勢力に向けられる」「金力を操作・加減しての締めつける行為」は,実社会のなかでは〈陰に陽に〉いくらでもなされている。
だが,彼のようにその行為の潜在的な可能性をあらためて,あからさまに口に出して恫喝した発言は,日本で最大・最強の製造企業の元代表取締役社長・会長,そして日本経団連会長をも務めた人間の立場からのものであるから,ある意味ではしごく当然な気持でのものだったかもしれない。
しかし,奥田のそうした発言は率直さは買えるにせよ,資本主義経済社会における本当の実権者が,どこにどのように居すわっているかを明確に表白したといえる。
・・・・」
と記述があり、当方もこの発言を新聞紙上でみて、成功経営者の年寄りの跋扈で、「驕り」を感じましたね。
当方であれば、平成恐慌の現下での総理大臣には、「破壊と創造」で、パナソニックを再生させた中村邦夫前社長を推奨しますね。
政治部記者84人「最強内閣」アンケート集計では、
内閣総理大臣 : 岡田克也(19票) 小沢一郎(19票)
小泉純一郎(7票)、石原慎太郎(3票)、片山善博(3票)
、菅直人(3票)、中曽根康博(3票)
総務大臣 : 片山善博(18票)
小泉純一郎(5票)、逢坂誠二(3票)、岡田克也(3票)、
菅直人(3票)、北川正恭(3票)、玄葉光一郎(3票)、
菅義偉(3票)、松沢成文(3票)
法務大臣 : 鳩山邦夫(10票)
枝野幸男(9票)、亀井静香(6票)
外務大臣 : 鳩山由紀夫(12票)
鈴木宗雄(6票)、田中均(5票)
財務大臣 : 榊原英資(11票)
小沢一郎(6票)、菅直人(6票)、藤井裕久(5票)、
岡田克也(5票)、与謝野肇(5票)
文部科学大臣 : 橋本 徹(7票)
藤原正彦(5票)、中山成彬(3票)、毛利衛(3票)、
益川敏英(3票)
厚生労働大臣 : 長妻昭(34票)
菅直人(11票)、舛添要一(3票)
農林水産大臣 : 石破茂(20票)
加藤紘一(7票)、渡邉美樹(5票)
経済産業大臣 : 寺島実郎(4票)、野田佳彦(4票)
岡田克也(3票)、志位和夫(3票)、中川昭一(3票)、
林 芳正(3票)、柳井正(3票)、奥田碩(2票) 他8名
国土交通大臣 : 猪瀬直樹(10票)
菅直人(9票)、田中康夫(6票)
環境大臣 : 小池百合子(12票)
岡田克也(4票)、野口健(4票)、嘉田由紀子(3票)、
田中康夫(3票)、福島みずほ(3票)
防衛大臣 : 前原誠司(24票)
石破茂(18票)、五百旗頭真(3票)、長島昭久(3票)
金融担当大臣 : 榊原英資(8票)、大塚耕平(8票)
塩崎恭久(3票)、竹中平蔵(3票)、与謝野肇(3票)、
枝野幸男(3票)、岡田克也(2票)、亀井静香(2票)、
他5名
経財担当大臣 : 与謝野肇(16票)
榊原英資(6票)、竹中平蔵(6票)、田中秀征(4票)
行改担当大臣 : 渡辺善美(20票)
菅直人(7票)、長妻昭(6票)、橋下徹(6票)
内閣官房長官 : 菅直人(7票)、菅義偉(7票)
鳩山由紀夫(6票)、与謝野肇(5票)
ちなみに、新自由主義で構造改革の推進者で、『懺悔の書』を書いた中谷 巌氏は、
総理大臣 : 北川正恭
外務大臣 : 岡崎久彦 または、山内昌之
財務大臣 : 岩井克人
防衛大臣 : 佐藤 慶
農水大臣 : 三枝 匡
文科大臣 : 渡辺利夫
環境大臣 : 安田喜慶
経産大臣 : 藤本隆宏
文化長官 : 川勝平太
田原総一朗氏は、2009年1月29日に、日経BPサイトにコラム「総理大臣候補が思い浮かばない理由」を書いており、「ある雑誌の企画で「今、考えうる最強の内閣を作ってくれ」と頼まれて、極めて困惑している。 今生きている日本人で、官房長官、大臣は一応当てはめることができるのだが、肝心の内閣総理大臣がいないのだ。・・・・」
田原総一朗氏は、
総理大臣 : 岡田克也(消去法です)
官房長官 : 菅義偉
外務大臣 : 岡本行夫
財務大臣 : 与謝野肇
防衛大臣 : 前原誠司 または 石破茂
厚労大臣 : 松本剛明
農水大臣 : 石破茂
国交大臣 : 亀井静香
文科大臣 : 橋下 徹
法務大臣 : 仙谷由人 または 枝野幸男
総務大臣 : 丹羽宇一郎
経産大臣 : 江田憲司
行革担当 : 渡辺善美
金融担当 : 茂木敏充
環境担当 : 辻本清美
経済財政 : 中川秀直
田原総一朗氏は、茂木敏充氏を将来の首相候補とし、評価が高く、後藤謙次氏も、茂木氏をハーバード大学院を修了したあと読売新聞記者をし、昔の仲間のよしみもあり、推奨していましたが、当方には、茂木氏は疑問ですね。
茂木氏が、年金記録問題で、自民党の対策チームリーダーの時のTV発言を聞いて、「この人は、スマートだなー」「現場感覚があるのか?」という印象がありますので。