2月7日、石川議員の政治資金規正法虚偽記載の初公判が開かれるが、ここに来て、検察の暴走と司法・大手メディアがそれに協働の実態を裏付けするニュースが発せられ、「反小沢:陸山会事件」のブログを書く余裕がないですね。
菅首相は 施政方針演説で「不条理を正す政治」を掲げ、江田法務大臣が就任会見で、「政治と金の問題は、日本政治の宿弊」と語ったが、政官業の既得権社会に宿弊が潜在しているのです。
小沢一郎氏に関する事件の発端は、2年前に内部利害関係のもつれで西松建設の人間が検察にリークしたこと契機で、西松建設の政治団体から献金を政治資金規正法違反容疑で、検察はTVカメラが待ち構える中で、小沢一郎氏の事務所を仰々しく強制捜査し、大久保秘書を事前聴取ことなく逮捕・起訴したが、検察側証人として出廷した西松建設の元取締役総務部長が、検察側の描いた構図を覆す証言で、検察は訴因変更を申立し、最高裁が認め、西松献金事件が消滅し、陸山会の政治資金規正法違反に集約になりました。
西松献金事件では、自民衆院議員だった村井仁・長野県知事の元秘書の右近謙一・同県参事が、東京地検特捜部の西松建設を巡る捜査で事情聴取を受けており、地検は「聴取の方法は適正だった」と説明しているが、自殺を図っております。
検察・警察の異常な聴取については、諸々の冤罪の犠牲者が実態を表明し、全可視化の必要性を訴えています。
西松献金事件で問題になったのは、政治団体は実体があるのかどうかでしたが、検察の構図が破綻し、異例な訴因変更し、事件は消滅しましたが、与謝野薫大臣に関しては、本ブログ「与謝野議員の「脱税王」批判は、オリエント貿易迂回献金疑念、西松建設献金事件を連想させる」で、オリエント貿易迂回献金疑念のが西松献金事件より悪質であり、検察が不問にしていることが不条理です。
オリエント貿易迂回献金疑念は、菅首相の言う「不条理を正す政治」の対象であり、江田法務相が言う「宿弊」そのものであり、与謝野薫氏が「いかに、高い見識、強い志があろう」とも、三顧の礼で内閣の要職に受け入れるのは不条理であり、菅政府は、「不条理内閣」なのです。
検察の描いた構図での調書を強要するのは、不正義であり、許容範囲を逸脱しています。
石川議員が任意聴取のICレーコダー録音した内容は、検察が強要しており、更に、「THE JOURNAL」に掲載の『石川知裕議員女性秘書が語った「不意打ち10時間取調べ」の全貌』は、石川議員事務所の女性秘書の監禁聴取を取り上げていますが、本ブログでも取り上げ、検察の閉鎖性独善正義を問題視しました。
陸山会事件の公判で、検察側および大手メディアが痛手を蒙るのは、水谷建設の元会長が弁護側の証人として出廷することです。
西松献金事件は消滅したが、陸山会事件は、水谷建設側が石川氏、大久保氏に各5000万の裏金を提供し、不動産購入資金に充当した疑いが根底にあり、政治資金規正法の「期ズレ」容疑は事件の入り口でした。
日刊ゲンダイの水谷建設の元会長とのインタビュー記事で、「石川、大久保も知らない」と発言しており、その水谷建設の元会長は弁護側の証人として出廷すると報道があり、検察側の描いた構図が破綻するのは明白ですね。
だから、水谷建設の元会長については検察側は信用しておらず、検察は二度、小沢一郎氏を不起訴処分にしたのです。
伊藤 博敏氏が「現代ビジネス」に寄稿の『2011年も小沢民主党元代表の足を引っ張る「政治とカネ」の公判の行方』(「裏金1億円」検察側立証で再燃必至の小沢バッシング報道)で、東京地裁(登石郁朗裁判長)が、「裏ガネ1億円」と水谷建設元幹部が証言していることについて、検察側が立証することを認めたことで、公判を通じて小沢氏の「政治とカネ」の問題が蒸し返されると、間違いなくマスコミの小沢バッシングが再燃し、小沢一郎氏のダメージは大きいと書いていました。
当方は、伊藤 博敏氏のコラムの異論を、本ブログ「民主執行部:小沢氏を政倫審招致へ単独議決の方向」で、水谷建設元幹部が検察側の証人として出廷しても、
”「両名とも、水谷建設の為に、良かれと動いてきた会社人間であり、「業界のしがらみ」の中で動いてきた人間であり、水谷建設・業界の暗部を暴くことは出来ないし、しないでしょうね。
逆に、検察から誘導があったと証言するのではないかと思いますね。
検察を利するより、水谷建設、業界を守ることを第一と考えることが会社人間の宿命でしょうから。」”
と、水谷建設の元会長は、検察を利する証言はしないと書きました。
伊藤 博敏氏は、その後、『小沢一郎は「司法のプロ」と「国民目線」、はたしてどちらに裁かれたいのか 「アマチュア集団」検察審議会が強制起訴』で、小沢一郎氏の言動は矛盾と指摘しているが、その後の報道を接すれば、伊藤 博敏氏の推察とおりに事が運んでいませんね。
当方は、西松献金事件が発生した際には、やはり、小沢一郎氏は自民党体質の金権政治家かと思いましたが、郷原信郎氏の西松建設事件を疑問視したコラムに接するまでは、検察の正義を盲目的に信じ、小沢一郎氏には偏見を持っていたことは事実です。
陸山会事件については、検察審査会を胡散臭いと疑問視しましたが、最高裁が公判で決着と決定した以上は、裁判で決着するまで静観する姿勢でした。
ただ、水谷建設の裏金については、報道が入れ乱れ、何が真実か疑問を持ち、陸山会の不動産所有に関する「確認書」の日付には疑問でした。
「確認書」の疑念については、本ブログで、ブログ「地獄への階段」様のエントリー『あの確認書に知らなかった事実 』に接して、確認書の作成日は、説明つく話と書きました。
水谷建設の裏金については、丁度、1年前の本日、本ブログ「小沢不動産疑惑:不起訴の報道もあるが、明日にならなければわからないが?」で書きましたが、高田昌幸様(北海道新聞)のブログ「ニュースの現場で考えること」のエントリー『ヤミのカネの授受の場が、どうして「喫茶室」なのか。』に接して、当方も、何故、他人の眼のあるホテルの「喫茶店」で金銭の受け渡しをしたか素朴な疑問をもっており、水谷建設の話は疑問をもっていました。
また、高田昌幸様はブログ『「報道」とは結局、何なのか。』、『東京地検特捜部名で司法記者クラブ各社に出された文書』で、検察とメディア(司法記者クラブ)との共存共栄関係を指摘していました。
確認書も説明がつき、水谷建設の話は架空の作り話であれば、陸山会事件は、小沢抹殺の意図をもった検察の捏造で、検察(検察審査会を含む)と利害関係を共ににする大手メディアの協働作業の成果物であり、小沢抹殺の目論む菅直人が便乗したのです。
2月7日の石川議員の初公判が見ものですね。
常識的・客観的に、石川議員は超微罪はあっても実質無罪であり、小沢一郎氏は冤罪ですね。
指定弁護士の検察側、「小沢抹殺」に検察と協働してきた大手メディア、小沢処分を公言した菅・岡田執行部は大恥をかきますね。
まさか、「小沢一郎氏は国会で説明すべき」「小沢一郎氏は離党・辞職すべき」の世論の責任に転嫁しないでしょうね。
「追記」
① 元朝日新聞記者の烏賀陽 弘道氏が「JBpress」に寄稿した『フリー会見に小沢一郎が来た日 「記者クラブといくら会見してももう意味がない」』で、記者クラブの既得権死守を批判し、フリー記者側の「記者クラブ記者の排他姿勢」も批判していますね。
菅首相は 施政方針演説で「不条理を正す政治」を掲げ、江田法務大臣が就任会見で、「政治と金の問題は、日本政治の宿弊」と語ったが、政官業の既得権社会に宿弊が潜在しているのです。
小沢一郎氏に関する事件の発端は、2年前に内部利害関係のもつれで西松建設の人間が検察にリークしたこと契機で、西松建設の政治団体から献金を政治資金規正法違反容疑で、検察はTVカメラが待ち構える中で、小沢一郎氏の事務所を仰々しく強制捜査し、大久保秘書を事前聴取ことなく逮捕・起訴したが、検察側証人として出廷した西松建設の元取締役総務部長が、検察側の描いた構図を覆す証言で、検察は訴因変更を申立し、最高裁が認め、西松献金事件が消滅し、陸山会の政治資金規正法違反に集約になりました。
西松献金事件では、自民衆院議員だった村井仁・長野県知事の元秘書の右近謙一・同県参事が、東京地検特捜部の西松建設を巡る捜査で事情聴取を受けており、地検は「聴取の方法は適正だった」と説明しているが、自殺を図っております。
検察・警察の異常な聴取については、諸々の冤罪の犠牲者が実態を表明し、全可視化の必要性を訴えています。
西松献金事件で問題になったのは、政治団体は実体があるのかどうかでしたが、検察の構図が破綻し、異例な訴因変更し、事件は消滅しましたが、与謝野薫大臣に関しては、本ブログ「与謝野議員の「脱税王」批判は、オリエント貿易迂回献金疑念、西松建設献金事件を連想させる」で、オリエント貿易迂回献金疑念のが西松献金事件より悪質であり、検察が不問にしていることが不条理です。
オリエント貿易迂回献金疑念は、菅首相の言う「不条理を正す政治」の対象であり、江田法務相が言う「宿弊」そのものであり、与謝野薫氏が「いかに、高い見識、強い志があろう」とも、三顧の礼で内閣の要職に受け入れるのは不条理であり、菅政府は、「不条理内閣」なのです。
検察の描いた構図での調書を強要するのは、不正義であり、許容範囲を逸脱しています。
石川議員が任意聴取のICレーコダー録音した内容は、検察が強要しており、更に、「THE JOURNAL」に掲載の『石川知裕議員女性秘書が語った「不意打ち10時間取調べ」の全貌』は、石川議員事務所の女性秘書の監禁聴取を取り上げていますが、本ブログでも取り上げ、検察の閉鎖性独善正義を問題視しました。
陸山会事件の公判で、検察側および大手メディアが痛手を蒙るのは、水谷建設の元会長が弁護側の証人として出廷することです。
西松献金事件は消滅したが、陸山会事件は、水谷建設側が石川氏、大久保氏に各5000万の裏金を提供し、不動産購入資金に充当した疑いが根底にあり、政治資金規正法の「期ズレ」容疑は事件の入り口でした。
日刊ゲンダイの水谷建設の元会長とのインタビュー記事で、「石川、大久保も知らない」と発言しており、その水谷建設の元会長は弁護側の証人として出廷すると報道があり、検察側の描いた構図が破綻するのは明白ですね。
だから、水谷建設の元会長については検察側は信用しておらず、検察は二度、小沢一郎氏を不起訴処分にしたのです。
伊藤 博敏氏が「現代ビジネス」に寄稿の『2011年も小沢民主党元代表の足を引っ張る「政治とカネ」の公判の行方』(「裏金1億円」検察側立証で再燃必至の小沢バッシング報道)で、東京地裁(登石郁朗裁判長)が、「裏ガネ1億円」と水谷建設元幹部が証言していることについて、検察側が立証することを認めたことで、公判を通じて小沢氏の「政治とカネ」の問題が蒸し返されると、間違いなくマスコミの小沢バッシングが再燃し、小沢一郎氏のダメージは大きいと書いていました。
当方は、伊藤 博敏氏のコラムの異論を、本ブログ「民主執行部:小沢氏を政倫審招致へ単独議決の方向」で、水谷建設元幹部が検察側の証人として出廷しても、
”「両名とも、水谷建設の為に、良かれと動いてきた会社人間であり、「業界のしがらみ」の中で動いてきた人間であり、水谷建設・業界の暗部を暴くことは出来ないし、しないでしょうね。
逆に、検察から誘導があったと証言するのではないかと思いますね。
検察を利するより、水谷建設、業界を守ることを第一と考えることが会社人間の宿命でしょうから。」”
と、水谷建設の元会長は、検察を利する証言はしないと書きました。
伊藤 博敏氏は、その後、『小沢一郎は「司法のプロ」と「国民目線」、はたしてどちらに裁かれたいのか 「アマチュア集団」検察審議会が強制起訴』で、小沢一郎氏の言動は矛盾と指摘しているが、その後の報道を接すれば、伊藤 博敏氏の推察とおりに事が運んでいませんね。
当方は、西松献金事件が発生した際には、やはり、小沢一郎氏は自民党体質の金権政治家かと思いましたが、郷原信郎氏の西松建設事件を疑問視したコラムに接するまでは、検察の正義を盲目的に信じ、小沢一郎氏には偏見を持っていたことは事実です。
陸山会事件については、検察審査会を胡散臭いと疑問視しましたが、最高裁が公判で決着と決定した以上は、裁判で決着するまで静観する姿勢でした。
ただ、水谷建設の裏金については、報道が入れ乱れ、何が真実か疑問を持ち、陸山会の不動産所有に関する「確認書」の日付には疑問でした。
「確認書」の疑念については、本ブログで、ブログ「地獄への階段」様のエントリー『あの確認書に知らなかった事実 』に接して、確認書の作成日は、説明つく話と書きました。
水谷建設の裏金については、丁度、1年前の本日、本ブログ「小沢不動産疑惑:不起訴の報道もあるが、明日にならなければわからないが?」で書きましたが、高田昌幸様(北海道新聞)のブログ「ニュースの現場で考えること」のエントリー『ヤミのカネの授受の場が、どうして「喫茶室」なのか。』に接して、当方も、何故、他人の眼のあるホテルの「喫茶店」で金銭の受け渡しをしたか素朴な疑問をもっており、水谷建設の話は疑問をもっていました。
また、高田昌幸様はブログ『「報道」とは結局、何なのか。』、『東京地検特捜部名で司法記者クラブ各社に出された文書』で、検察とメディア(司法記者クラブ)との共存共栄関係を指摘していました。
確認書も説明がつき、水谷建設の話は架空の作り話であれば、陸山会事件は、小沢抹殺の意図をもった検察の捏造で、検察(検察審査会を含む)と利害関係を共ににする大手メディアの協働作業の成果物であり、小沢抹殺の目論む菅直人が便乗したのです。
2月7日の石川議員の初公判が見ものですね。
常識的・客観的に、石川議員は超微罪はあっても実質無罪であり、小沢一郎氏は冤罪ですね。
指定弁護士の検察側、「小沢抹殺」に検察と協働してきた大手メディア、小沢処分を公言した菅・岡田執行部は大恥をかきますね。
まさか、「小沢一郎氏は国会で説明すべき」「小沢一郎氏は離党・辞職すべき」の世論の責任に転嫁しないでしょうね。
「追記」
① 元朝日新聞記者の烏賀陽 弘道氏が「JBpress」に寄稿した『フリー会見に小沢一郎が来た日 「記者クラブといくら会見してももう意味がない」』で、記者クラブの既得権死守を批判し、フリー記者側の「記者クラブ記者の排他姿勢」も批判していますね。