傍観者の独り言

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年金記録問題:舛添要一厚生労働相の高慢な姿勢!・・・責任回避の詭弁!(1)

2009-07-29 12:53:53 | 年金記録

舛添要一厚生労働相は28日の閣議後会見で、「年金記録問題について「今の政策を続けていけば2年以内にほぼ解決する」と述べ、10年末までに解決のメドをつける方針を示した。衆院選で自民党の政権公約(マニフェスト)に盛り込む方向で調整している。」と毎日新聞が「年金記録問題:10年末までに解決…厚労相が方針」で報道しています。
当方にすれば、野心家でイイカッコシーの舛添厚労相が専門家というシステム屋(NTTデータなど)の話を誤認し、コンピュータシステムを過信し、それを強弁でやり過ごし、年金記録問題に無駄な時間と費用を浪費させている張本人と思っています。
舛添厚労相は出来る人物と思うが、野心家でイイカッコシータイプで、謙虚さが無い事が好きになれないですね。

毎日新聞の「年金記録問題:10年末までに解決…厚労相が方針」を転載すると、

”「舛添要一厚生労働相は28日の閣議後会見で、年金記録問題について「今の政策を続けていけば2年以内にほぼ解決する」と述べ、10年末までに解決のメドをつける方針を示した。衆院選で自民党の政権公約(マニフェスト)に盛り込む方向で調整している。

年金記録問題で、民主党は2年間で集中的に取り組むとの具体策を公約で盛り込んでいる。これに対し舛添厚労相は「8億5000万件の紙台帳とコンピューター上の記録を照合する一番難しい作業を、いつまで、いくらかけるのか、明確ではない」と批判した。

 そのうえで「こちらは照合のためのシステムが来年度に稼働する。10カ月間もあれば作業のペースが分かり、解決のための時間や費用がはっきりする」と述べた。「いつまでやるのか、いくら税金を投入するのか、国民に議論してもらう」とも述べ、解決に向けた費用対効果を具体的に示して作業終了に道筋を付けたいとの考えを示した
。」”

と報道しています。
当方には、この舛添厚労相の発言は、詭弁としか思えないですね。

当方は、本ブログ「NHK【追跡!AtoZ】”どうなっているのか?年金記録問題”・・・驚愕の実態!」で、

”「6月13日放映のNHK「追跡!AtoZ」(どうなっているのか? 年金記録問題)は、年金記録問題は、課題が山積の現実のままに、来年1月には、社会保険庁は解体され、新しい組織「日本年金機構」に移行する予定の内容で、「年金」の将来不安が倍増しましたね。
「年金記録問題」が目途がつかずに、100年安心の「年金制度」も1022年には破綻と報道があり、社会保障制度が不安の状態では、活力ある日本の再生は夢物語ですね。」”

と書き、ダイヤモンド・オンラインの「NHK「追跡!AtoZ」取材班・・・・未処理のまま、回答票がいまだ山積みに!? 年金記録問題「ねんきん特別便」の“その後」(サブタイトル:「ねんきん特別便」処理現場の最前線に密着)を転載し、”怒り”を覚える驚愕の年金記録作業の現場の実態の報道内容と書きました。

そして、

「”舛添大臣が「私が一番、年金記録問題に精通している」と強弁し、「データ変換」という分野を軽視し、コンピュータシステムを重視した誤認が最大の問題でしたね。

現在の年金記録の照合・消し込み作業(名寄せ・突合)は、コンピュータ上でのデータ(5000万件)だけで、今年に入ってから、紙台帳(マイクロフイルム)のデータのコンピュータデータ化の検討し、作業着手しているそうですが、年金記録問題が発覚した時点で、まずは、データ変換に注視し、コンピュータ・システムと運用体制を検討していれば、2年後の現場は、イメージデータ(紙台帳データ)もコンピュータ上で機械的に照合作業でき、不明データのみを人的作業でした。

返送された「ねんきん特別便」を長期間(数ヶ月)、放置し、今年なり、現場を混乱させ、訂正作業が終了しても、再査定(年金支給額の再算出)の人員不足で、数ヶ月以上も時間を要し、悲劇を発生させているのに、「初めての取り組みであり、想定外であった」「職員は、手抜きせずに、一生懸命に従事している」というのは弁明にならず、来年1月には、社会保険庁は解体し、新しい機構「日本年金」が発足しする際に、年金記録問題の「見切り」の動きもあるが、最大の責任は、中途半端な理解(誤認)を、強弁で、今日まで、推進してきた「野心家」の舛添大臣ですね。

コンピュータシステム屋は、泥臭いデータ変換作業(人的作業)は素人であり、守備範囲から避ける傾向があり、コンピュータシステムだけで解決できることに注力する傾向がありますね。
「ねんきん特別便」は、コンピュータ上のデータを弄くり回すだけで、根源的な解決ではないのです。
NHKの番組を視聴し、それを再認識しましたね。
それを、「野心家」で、「イイカッコシー」の舛添大臣が、コンピュータシステム屋の意見を鵜呑みし、強弁で、ごり押しし、推進してきた責任問題は大きいですね。

そんな舛添大臣が、自民党の総裁候補に名前が挙がるとは、自民党の人材不足の証ですが、2年間の年金記録問題の失策の責任をとるまでは、当方は許容できませんね。

年金記録問題は、原点に振り返り、再検証しないと、国民は納得できないでしょうね
。」

と舛添厚労相が年金記録問題に、無駄な時間と費用をかけてきた責任者と書きました。
現時点でも、この見解は変りませんね。

年金記録問題では、誰も責任を負っておらず、現場担当者だけが処罰されており、舛添厚労相が「私が一番精通している」と強弁しても、組織的な責任を負わずに、時間と費用対効果で、終息させるのは、やはり、長妻議員に委ねたいですね。



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