傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

鳩山幽霊献金:東京地検が調査の弁護士参考人聴取、会計帳簿も入手

2009-10-05 19:18:16 | 民主党・鳩山由起夫

鳩山首相の幽霊献金も本格捜査が着手され、東京地検が調査の弁護士参考人聴取し、会計帳簿も入手と報道されています。
献金が便宜供与を目途であったかかどうかの悪質性が問われると思うが、鳩山事務所の長年の杜撰な管理は批判されるでしょうね。
早々に総括し、国政に注力を願うだけです。

鳩山首相の献金問題は、幽霊献金の政治規正法の虚偽記載に、非公表の5万以下の多額の献金偽装疑い、その原資の贈与税の脱税の疑い、寄付金控除の証明書発行は所得税の脱税の疑いと長年の管理は杜撰そのものですね。

東京新聞の記事「調査の弁護士参考人聴取 首相献金問題 東京地検、会計帳簿も入手」では、東京地検は、調査を一任されている五百蔵洋一弁護人も参考人聴取とあり、全体像の把握も時間の問題でしょうが、果たして、悪意性をどう判断するかでしょうね。

毎日新聞の記事「鳩山首相献金問題:鳩山氏側への「寄付者」削除の10人「実は献金」」では、

”「毎日新聞が寄付者やその親族に取材したところ、10人が「削除されたが、実は献金している」と証言。中には鳩山氏の初当選以来、毎年献金しているという男性もいた。男性は「(削除は)不可解というより、失礼だ」と憤った。

一方、一度も献金していないのに記載され、その後削除された会社役員の男性は「鳩山さんとの関係は全くない。勝手に名前を使われ、何の説明もない。あきれている」と批判した。

 これまでの鳩山氏側の説明によると、削除の前提となる調査は「書類上の確認」にとどまり、寄付者に対する聞き取りは行っていないという
」”

と報道しています。

五百蔵洋一弁護人の調査も杜撰ですね。
たかが、数百人単位の寄付者を書類だけで調査し、また、無断で記載した人物や、寄付したが削除された人物に、何も謝罪しないということは、当方の常識の域を逸脱していますね。

邪推すれば、長年にわたり、細工しており、当初は、解雇された公設第一秘書に、何らかの対処指示があったと思うが、その後は、現場の実務側で勝手に子細工をやり続けたと思われますが、秘書が白を切れば、全容の解決に難渋するでしょうね。
マアー、原資は鳩山首相側(母:安子さんを含む?)で、東京地検が何処まで追求し、着地させるのでしょうか?

小沢元代表の政治資金規正法違反の虚偽記載の事案の場合には、西松建設からの献金を便宜供与として、東京地検が仰々しき起訴し、「天の声」と悪質性と声高にとり沙汰したが、具体的には、「表の金」の虚偽記載の微罪?程度しか起訴できず、自民党議員にはお咎めなしで、「オリエント貿易」献金の与謝野前財務相や、渡辺善美元行革相には、一切不問で経過しており、なにか東京地検にはアンバランスを感じますね。

東京地検のアンバランスも問題であるが、鳩山首相の収支報告書及び調査が杜撰であったのは、お粗末の謗りは免れないですね。
早々に、謝罪すべきは謝罪し、国政に全力を注いでもらいたいですね。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。