傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

鳩山首相記者会見:政権交代の息吹きを感じる

2010-03-27 09:34:48 | 民主党・鳩山由起夫

鳩山首相の予算成立後の記者会見は、政権交代の息吹きを感じる内容ですね。
国民は鳩山政権への「不満・不安・不信」が芽生えてき、鳩山政権へ支持率下落傾向気味であるが、鳩山首相の記者会見は、予算が成立し、一つの区切りがつき、新たな国つくりの方向性を語っているが、既存大手メディアは、「政治とカネ」などの政治責任の質問が大半で、守旧姿勢ですね。

鳩山首相は記者会見で、政権交代後、モタモタしたが、新たな方向性として『三つの「開く」』の指針を開陳する。
『三つの「開く」』の「官を開く、国を開く、そして結果として未来を開くとし、
「官を開く」とは、官から民、民から官、もっと自由自在の役所(新しい公共)を目指し、
「国を開く」とは、地域主権と東アジア共同体という構想の現実化を目指しとし、
「官を開き」「国を開く」ことで、結果として「未来を開く」が実現するという思いを語る。
そして、年金・社会保障の議論、あるいは財政の議論、大変未来を占うために難しいテーマは、政府主導で与野党協議での取り組みを姿勢を示唆しています。

一方、記者側の質問は、朝日新聞の記事「質疑応答」()()()では、
朝日新聞は、【普天間問題】?を、西日本新聞は「政治とカネ」問題で支持率下落が要因で【内閣改造】?を、朝日新聞は、「政治とカネ」問題で支持率下落が要因で【総理の進退】?、読売新聞は、【政治とカネ】問題の道筋は?、日本テレビは、【普天間問題】が不調の場合の政治責任は?、ロイター通信は、【公約と財政規律】のどちらを重視?、ビデオニュースは、【記者会見オープン化】の基準化?北海道新聞は、【財政再建】での与野党協議は?、日本インターネット新聞は、内閣支持率低下は「政治とカネ」でなく、官邸の調整能力のなさとし、官房長官をチェンジ?、TBCは、【参院選】の勝敗ライン?、目標未達の際の覚悟は?、朝日新聞は、任期中に消費税率を引き上げないという前提で、信頼のできる財政健全化法はできるのか?、フリー記者は、【会見オープン化】は?、北海道新聞は、郵政改革法案で亀井大臣に「お任せします」と発言のしたのか?

で、鳩山首相は、卒なく答弁しており、特に、財政健全化法は、「菅財務大臣が、これは自民党の林芳正議員などが中心となって作っておられる財政健全化法に類するようなものをですね、政府としても作るべきではないかという考え方に基本的に同調をいたしております」と自民党が「財政健全化」を旗にしようとすることへの牽制になり、自民党の対抗軸が薄らぎますね。

鳩山政権の課題は、組織体制財政健全化と思っていました。
「子供手当て」、「高校授業無償化」、「農家戸別補償」も、恒久財源が目途がついておらず、「バラマキ」政策で、財政健全化が最大の課題で、また、民主党の組織力が「連合」頼りの貧弱で、組織力強化が課題で、安定基盤を確立しなければ、政治主導の政治は出来ません。

鳩山首相の『三つの「開く」』指針による新たな社会創りには、民主党の安定基盤があってこそ、挑戦できるのです。
民主党の安定基盤には、次期参議院選挙での勝利であり、それには、民主党の国会・地方の組織力強化しかなく、小沢幹事長の「手腕」が不可欠です。

質疑応答で、日本インターネット新聞が、
”「内閣支持率低下に歯止めがかからない。私どもは市民メディア。有権者の声を直接聞きながら編集している。大きな原因は、大メディアの世論調査にあるような政治とカネではない。生活が良くなっていない、むしろ自民党時代より悪いじゃないかというマグマがすごい。原因の一つに官邸の調整能力のなさがある。官房長官をチェンジすることが視野に入っていないか。」”

と既存大手メディアの偏向報道を批判し、官邸の調整能力を問題視していますが、それも原因の一つですが、当方には、旧勢力が社会変革を望まない守旧パワーが最大の抵抗勢力と見ています。

確かに、平野官房長官の才覚には疑問で、本ブログ「平野官房長官の評判の悪さは、組合役員体質・感覚?(邪推)」で、
”「平野官房長は、組合幹部として、組合員を組織の構成員を、上位下達する存在という体験で上から目線が身につき、官房長官は政府の決定事項を国民に上位下達すればよいという感覚なのでしょうね。
要は、まだ、組合幹部の意識であり、国民を組合員と同質程度の感覚なのでしょうね。
それに加えて、上昇志向の側面があり、自分は鳩山首相をフォローしている自意識過剰があり、「自分が」が節々に現れるのでしょうね。
」”
と書きました。

当方は、平野官房長もそうですが、民主党全体が未熟な子供体質が最大の課題と思っています。
政権交代は、自公政治に国民は食傷気味になり、一度、民主党にやらせてみようかという「チェンジ」の意識が働いたのです。
自由闊達な発言の「民主党らしさ」に政権を委ねることとは次元の違う話ですね。
「民主党らしさ」とは、子供体質で、激変する世界環境で、財政破綻が顕在化し、将来不安が日頃感じている国民には、将来への安心感を与える
強い政治力に期待するので、「大人の政治」を切望しているのです。

当方は、小沢幹事長による「剛腕」による「破壊力」に「政治改革」と、鳩山首相の「友愛」による「社会改革」による「小鳩政治」に期待しています。
「友愛」理念による「社会改革」には、強い政治体制が不可欠であり、金権独裁政治家であろうが、小沢幹事長による組織力強化に期待しますね。
世の中、すべてパワーゲームであり、勝つ事が第一であり、選挙第一は当然なのです。





1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とおりすがり)
2010-03-31 20:25:20
テレビや新聞の報道が変だと思ったことはありませんか?
マスコミが危険な団体の支配下にあるとしたら?

民主党が危険な政党だと知っていますか?

今、日本は危機的な状況にあります。
以下に参考になるサイトや書籍を紹介します。
たくさんの人が、ブログやYou Tube、ニコニコ動画等で呼びかけています。

国民が知らない反日の実態 (←初めて読む方向け)
http://www35.atwiki.jp/kolia/
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/159.html(民主党の正体)

選挙前.COM
http://senkyomae.com/

博士の独り言
http://specialnotes.blog77.fc2.com/

本「民主党の正体」オークラ出版

本「民主党解剖」産経新聞出版社

私は上記サイト等とは何の関係も無くどこにも属さない個人です。

書き込み失礼いたしました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。