傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

平野官房長官の評判の悪さは、組合役員体質・感覚?(邪推)

2010-01-30 06:41:00 | 民主党・鳩山由起夫

平野官房長官が斟酌発言などで評判が悪いですね。
平野官房長官については、今一歩、人物評価できませんが、当方も疑問符がつきますね。
多分、労働組合出身で、組合幹部の体質が染まってきたのでしょうね。

ブログ「ゲンダイ的考察日記」様がエントリーの『大ヒンシュク あ~勘違い、平野“大官房長官様』で、平野官房長を酷評の「日刊ゲンダイ」に記載記事を紹介していますね。

平野官房長官は、松下電器産業(現パナソニック)の組合出身であり、組合幹部特有の独善・高慢な思い上がり思考に染まり、自分らを上位の次元にいると勘違いしているのではないかと思いますね。

当方も組合のある民間会社にお世話になりましたが、組合は無用・不要・有害という印象を持っていました。
過去の労働者の権利を守る労使対決時代の組合活動は知りませんが、労使協調路線になり、労働条件・賃上げ闘争・待遇改善になり、バブル後は、賃上げより雇用確保となり、組合は御用組合化になってきたという思いがありますね。

組合組織は、正規社員は組合費を天引きされ、全員(?)組合員になり、各組合支部の構成員になり、支部には、組合員による自薦他薦による支部委員が本部と連携しながら現場(職場集会)の組合活動を運営していますが、本部なり支部には、組合活動に専従社員がおり、専従社員は、本部組合幹部になり、上部組織(連合ら)の連携し組合活動を運営しています。

当方が、組合を無用・不要・有害な存在と思っているのは、組合は組合員の為の存在から、御用組合化し、組合幹部の為の存在になり、無用・不要という思いで、労使協調路線は、会社側は組合幹部には会社情報を提供し、人事面で優遇させ、労使対立を回避し、経営に波風を立たせない一役かっており、現役の組合幹部も歴代の組合幹部だけの親睦組織を参画でき、会社情報を共有でき、組合幹部は会社のなかでは、特異な優位な存在になります。

組合専従は、支部委員が無理強いでさせられる組合員もいれば、上昇志向の支部委員であれば、組合幹部から会社情報を入手できる妙味を知り、積極的に専従組合員になり、組合幹部の仲間入りし、労使会議で参加し、決定事項を上意下達で組合員に降ろすことが役割という意識になり、上から目線になりますね。
出来る人間は、組合専従の経験で、会社の実態を知り、専従から外れ、現場に戻り、現場で更なる活躍しますね。

平野官房長は、パナソニック(松下電器産業)労組の出身ですね。
松下電器産業は、昭和21年に、松下幸之助氏が労働組合が結成された大会に、招待されないのに出席し、「この組合の結成により、わが社の民主経営に拍車がかけられると思う。これを期して、全員一致して、真理に立脚した経営を行っていきたい。正しい経営と正しい組合は必ず一致すると信じる」と祝辞を述べ、労働組合を会社側と対等な位置づけにし、尊重してきた伝統があります。

しかしながら、パナソニック労組であろうとも、組合活動は御用化し、専従の組合幹部も怠惰になっているのは否めませんね。
平野官房長は、パナソニック労組から、電機労連に、そして中村正男衆議院議員の秘書をし、政界に進出した上昇志向の人間ではないかと想像します。
よって、平野官房長は、組合幹部として、組合員を組織の構成員とし、上意下達する存在という体験で上から目線が身につき、官房長官は政府の決定事項を国民に上意下達すればよいという感覚なのでしょうね。
要は、まだ、組合幹部の意識であり、国民を組合員と同質程度の感覚なのでしょうね。
それに加えて、上昇志向の側面があり、自分は鳩山首相をフォローしている自意識過剰があり、「自分が」が節々に現れるのでしょうね。

平野官房長官の言動を垣間見し、組合組織、組合幹部の弊害を連想してしまいますね。
また、「連合」は、「正規社員」の組合尊重から、非正規社員にも積極的に守備範囲を拡大すべきですね。



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