前原国交相の羽田空港のハブ空港化の決断に、橋下知事、森田知事が独断先行として猛反対しているが、文句の言うのであれば、前政権が決断できずに、曖昧に来た事に由来し、前大臣なり、自民党に言うのが筋ですね。
トップは決断することが責務の第一であり、直球タイプの前原国交相の決断力は評価できますね。
航空行政には、当方は疎いが、日本全体を鑑みし、羽田空港のハブ空港化の決断は妥当性があると思いますね。
成田空港は、確かに、激しい建設阻止闘争を強引に押し切り、国際空港として開業した経緯は理解でき、関西空港も将来のハブ空港化という思いで建設した経緯は理解できるが、成田の将来の拡張性には疑問だし、関西空港は近接に、伊丹空港、神戸空港があり、累積赤字1兆円の打開策としてのハブ空港化は不純であり、まずは、日本の中心地である首都東京との便利性や、拡張が目途がついている羽田空港のハブ空港化は自然でしょうね。
ハブ空港化の必要性は、航空行政に従事してきた人間にとっては、痛感していたが、成田か?関空か?羽田か?と模索しつづけ、政治に判断を委ねてきたのでしょうが、従来の自民党政権では、政治家・地元の利害関係があり、決断できずに、今日まで推移してきたのでしょうね。
3ルートある本州四国連絡橋をみれば、自民党政権では、成田も、関西も、羽田もの中途半端なハブ空港化をしたと連想します。
政権交代で、過去の責任のないこともあり、前原国交相は、英断できたのでしょう。
一地方空港の次元でなく、国の次元で考えれば、ハブ空港化は、日本経済に火急の問題であり、まずは、決断すべきで、決断せずに、時間を要すれば要するほど、機会損失が大きくなるのは、明白であり、トップの仕事は決断することにつきますね。
それにしても、JALといい、ハブ空港といい、前政権は航空行政に何も決断せずに、八方美人できたものですね。
政権交代の効用ですね。