傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

中田宏氏を抹殺した「週刊現代」と小沢一郎氏を抹殺中の「文藝春秋」

2012-01-11 04:52:39 | 検察・メディア


松本 徹三氏がブログで、中田宏・前横浜市長を陥れたメディア報道に憤りを書いており、現在、東京地裁で小沢一郎氏の被告人質問中であるが、小沢一郎氏を陥れたメディア報道を連想します。
中田宏氏は「週刊現代」であり、小沢一郎氏は「文藝春秋」ですね。

松本 徹三氏がブログ『中田宏さんを陥れた人達を糾弾し、政治家としての彼の将来に期待する。』で、中田宏・前横浜市長の著書『政治家の殺し方』(幻冬舎)を読み、中田宏氏を陥れた人達に怒り心頭なり、”「過激で下品な記事を執拗に掲載し続けた「週刊現代」(講談社)の恥ずべき行為は、何にも増して厳しく糾弾されなければならない。」”と「週刊現代」を名指しで批判しています。

当方は、中田宏氏の著書「政治家の殺し方」を本ブログでも紹介したが、中田宏氏については、松下政経塾当時に「ゴミ、ゴミ、ゴミ」とゴミ問題に取り組みを聞いており、松本 徹三氏と同様に、期待できる政治家と思っていました。
しかしながら、スキャンダルのメディア報道に接して、中田宏氏も俗世界の人間かと思い、失望したのは事実です。

2月号の「文藝春秋」に、記事『東電 吉田所長かく語りき』があり、購読しようかと思ったが、松田賢弥氏の記事『公開質問 小沢一郎「全財産目録」』(答えてほしい。あなたの歳費だけでどうしてこの資産が買えるのか)があり、購読をやめる事にしました。

本ブログ『「文藝春秋」の劣化・・・「小沢一郎ネタ」は食傷気味・・・新陳代謝が不可欠!』で、
”『「文藝春秋」の小沢一郎ネタには、もう食傷気味であり、「文藝春秋」は、過去のネタで何時までも商売するのか、劣化を感じ、新陳代謝が不可欠と思いましたね。』”
と書きました。

また、本ブログ「西松違法献金事件で、小沢事務所の内実をリークは、元秘書の高橋嘉信氏」で、

”「高橋嘉信氏については、文藝春秋「2008.12号」に、政府ジャーナリスト堺竹央&編集部による「小沢一郎研究 その病魔と剛腕の真実」のサブタイトルに「果たして総理の器なのか 元秘書、側近らが核心証言」で、小沢代表の地元 岩手四区から自民党公認で出馬する高橋嘉信氏への訪問時から記事は始まっています。
高橋嘉信氏と名刺交換し、その名刺裏側に「昭和55年9月 衆院議員小沢一郎秘書」「平成15年10月 小沢一郎と袂を分かつ」と書かれていると紹介しています
。」”

”「西松建設違法献金事件で、小沢事務所の内実が、元秘書の話として、諸々の事柄が報道されており、当方には、口の軽い秘書という印象を持っていましたが、高橋嘉信氏の存在を知り、自民党による「小沢殺し」に、西松建設の違法献金をネタに提供したのでしょうね。」”

と書きました。

現在、陸山会事件の公判で、小沢一郎氏が秘書との関係を証言していますが、小沢一郎氏にとつては、「出きる、出来すぎる」秘書の高橋嘉信氏の弊害を感じ、高橋嘉信氏を国会議員に当選させ、事務所刷新の為に、切ったのでしょうね。

マアー、「文藝春秋」社は、過去を清算した小沢一郎氏を、過去の事案で、「金権政治家」とし、「商売のネタ」にしているようでは、明日はないですね。
当方は、小沢一郎氏のシンパではなく、金権政治家の体質であろうが、既得権の硬直化した日本社会の破壊に、小沢一郎氏を「壊し屋」と期待しているのです。

中田宏氏を抹殺した「週刊現代」、小沢一郎氏を抹殺に邁進中の「文藝春秋」も、商業報道メディアであり、「商売・商売・商売」もわかるが、「破壊と創造」の新陳代謝で体質改善しなければ、メディアとして生き残れないでしょうね。

本ブログ「陸山会事件:よく、小沢一郎氏は抹殺されなかった!(雑感)」で、
”「この度の陸山会裁判で、日本社会は、深刻かつ強固な守旧構造が内在していることが顕在化したが、小沢一郎氏は、よく、国家権力の乱用、メディアの偏向報道にも抹殺されなかったかと思いましたね。」”
と書きましたが、小沢一郎氏は、良くも悪くも稀有な政治家ですね。



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