傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

NZ地震被災と英語習得について(所感)

2011-02-25 15:30:30 | 独り言

日本人の若人らがニュージーランドで海外留学中に地震災難に遭遇し、多数の安否不明が発生しており、天災といいながら悲劇です。
英語研修という自己研鑽中の災難であり、生存の吉報を信じて待つしかないと思うと、余計に心が痛みます。
英語習得を逆恨みしたくなります。

当方の娘も、高校時代に、2週間、ニュージーランドにホームスティをしたことがあり、他人事ではないですね。
この度のNZ地震災難で連想する事が、英語習得です。

本ブログ「就職人気ランキング:「英語公用語」は時代の潮流」で、就職人気ランキングは、企業の「英語公用語」の動きが反映し、大学生は「英語公用語」の企業は、最初から「二の足」を踏んでいる様子で、一方、学生時代の留学経験などを通して『英語を使って仕事をしたい』という思いを強く持つ学生は、チャンスと受け止めていると書きました。
良くも悪くも、英語については、避けてとれない時代になっているのは現実ですね。

英語習得については、TBS番組「夢の扉」の2月20日放送の『英語で保育をし、教育を改革、未来の国際人を育てたい』を視聴し、英語は「学ぶより慣れろ」も一考と思いましたね。

番組の事前紹介では、

”「舞台となるのは、富士山麓の河口湖にある自然豊かな森の中の幼稚園。
一見普通の幼稚園だが、実はここ、英語で生活する幼稚園。挨拶から、授業の時間、お昼の時間からレクリエーションに至るまで、先生の会話は全て英語で行なわれている。
今回のドリームメーカー庄司さんは、世界に通用する国際人を育てたいと、独自のシステムで幼稚園を運営している人物。

しかし、この幼稚園が目指すのは、英語を話す事ではなく、あくまで国際社会に通用する人物を育てる事。
「興味と好奇心が教育の原動力」と語る庄司さんは、園児たちに生き生きと学んでもらう独自の教育システムを作り出した。なんとこの幼稚園には、時間割もカリキュラムもないのだ。
積極性のある人間を育て、将来、子供達を国際社会に通用する人物に育てる、その取り組みを紹介。

そんな庄司さんの次なる目標は、幼稚園という一教育機関に留まらず、社会を巻き込んだ教育環境の設立。その名も国際教育村。
『教育は社会が作る』という信念のもと、幼稚園に加え、英語小学校の設立、そしてそれを中心とした社会=村までをも作る計画。

世界中から観光客が集まる富士山。その麓から、国際人を育てる新たな教育システムを作り上げようと、日々奮闘する庄司さんに密着します
。」”

とあります。

主人公の庄司氏は、若い時代に数年間を海外放浪し、帰国後、英会話教室の教師に従事したが、英語を教え、学ぶことが自分の放浪経験で違和感を感じ、言語は生活する為の手段であり、20年前、英語だけの幼稚園を開園。
また、画一的な教育マニアルを否定し、フィンランド方式の自主性・柔軟性を尊重しておりました。
番組では、3歳?の幼児の入園時から1年間程度のドキュメントストリーで、入園時に、英語で「サンキュー?」で呼びかけられ、泣き出す子いれば、サンキュー???と繰り返す子もいたが、数ヵ月後には、幼児皆が自然に英会話していました。

庄司氏は、英語の幼稚園・小学校を核にした英語生活圏による教育システム構想があり、山積の難題を情熱・熱情で取り組みをし、フィンランドから支援されるまでを放送していました。

当方は、英語については、不可欠なスキルという思いがあるが、英語教育システムの云々より、主人公の庄司氏の人間像に興味を持ちましたね。

当方は、硬直化した日本社会の再生は、常識論的な正論では打破できず、異才に賭けるしかないと、本ブログ「日本の再生は、異才の人物に賭けるしかない(雑感)」で、孫正義氏原丈人氏中村繁夫社長らは、海外での遊学の体験をしており、固定観念がなく、挑戦的であり、彼らの革新的の人間に国家の再建を委ねたいと書きました。
「夢の扉」の主人公の庄司氏も、海外での遊学の体験しておりますね。

また、本ブログ「TBS「夢の扉」:日本の底力を再認識・・・日本再生は、やはり「人」」で取り上げた出雲充氏は、ミドリムシを使い、世界の食料危機、地球温暖化問題へのアプローチ、さらにはミドリムシから航空燃料を作り出し、エネルギー問題の解決などを取り組みしています。
その出雲充氏も、学生時代に、後発・後進国で食料危機で子供が死んでゆく現実を体験し、食料危機の打開策に「ミドリムシ」を注目し、研究開発に取り組みしています。

都知事選に立候補している「ワタミ」の渡邉 美樹氏は、週刊誌で一部叩かれていますが、渡邉 美樹氏は大学卒業間際に、北半球を放浪し、放浪中に外食産業の素晴らしさに影響され、後にレストラン経営の道を歩むこととなったと報道されています。

当方は、日本の普遍的な独自な文化も大事したい考えであるが、一方、海外から日本を見る体験者らに日本の将来を委ねたいと思っています。
この度のNZ地震災難に遭遇した若人は、日本将来を担う人物でもあり、生きていて欲しいと祈っています。



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