14日のTV朝日の番組「ワイド!スクランブル」で、夫の言動で妻がストレスによる体調不調となる「夫源病(ふげんびょう)」を取り上げ、打開策には家庭内別居が現実解と放送していました。
世の中、「旦那(亭主)は元気で留守がいい!」の風潮であり、夫の意識変革が求められているのは現実ですね。
当方、昨年末に私事でブログ更新に時間を割けず、また、社会変化も加速しており、ブログ更新のおざなりにしてきましたが、14日のTV朝日の番組「ワイド!スクランブル」で取り上げた「夫源病」を偶然視聴し、定年退職後の夫婦問題は夫(旦那)の意識変革が不可欠と痛感し、ブログを更新の契機になりました。
番組では、「夫源病」は、夫の言動が起因で妻がストレスによる体調不良(めまい、耳鳴り、頭痛・・・)になる病で、更年期障害と表面的な症状は類似しているが、更年期障害は、夫が2,3日旅行に出かけるか、妻が実家に帰ると更年期障害の症状が軽減するが、夫が戻ってくると症状が再発するのは、「夫源病」と説明していました。
「夫源病」が増加基調は、長寿による高齢化、核家族化で嫁と姑の問題は死語になり、夫婦二人1対1の時間が長くなり、妻のストレス原因となる「夫源病」は現代病と。
「夫源病」の回避策には、互いに干渉しない別居、プチ別居(宅内別居)が現実解と。
当方は、番組を視聴し、本ブログ「週刊現代の「夫に早く死んでほしい妻たち」・・・夫婦は他人」(2010-05-01)で記述した、
”「一時期、TVCMで、『旦那は元気で、留守が良い』のキャッチコピーが主婦の本音と好評でしたが、今は『旦那は頑張り、定年後は早死が良い』ということが時代の風潮なのでしょうね。」”
を思い出しましたね。
当方の場合は、現役時代に『旦那は元気で、留守が良い』の雰囲気を痛感していましたが、幸か不幸か、実母の介護で当方だけが実家に移り24時間介護に時間を割いて来、現在は、連日、入院中の実母の面会と実家の留守番しており、妻にとっては『旦那は元気で、留守が良い』で、お互いに気楽な独り暮らしており、「夫源病」の心配はしておりません。
番組で、女性コメンター(黒川伊保子女史)は、夫とは家庭シェアハウスを実施中で 自分は良い妻(良妻)と思われることを捨て、夫に好きなようにして言う覚悟が結果的に一番良かったとコメントし、男性コメンター(須田慎一郎氏、川村晃司氏)は、究極は離婚か?とか、妻による「婦源病?」は無いのか?とか男は惨め?とコメントしていましたが、男性側の意識変革が遅れていると思いましたね。
昨今のテレビ番組では、世界の秘境に生活している日本人を取り上げており、秘境で生活している女性の存在を知ると程、男性は打算的であるが女性の一途さに驚愕しますね。
マアー、社会の変改のパイオニアは、やはり、女性と思う次第ですね。
「補足」
番組HPに、「夫源病」について、「オトナのホンネ~『夫源病(ふげんびょう)』」で紹介しており転載すると、
”「番組で紹介した情報は以下の通りです。
『夫源病(ふげんびょう)』
いくつあてはまる?“夫源病”危険度チェックリスト
□人前では愛想がいいが、家では不機嫌
□上から目線で話をする
□家事には手は出さないが口は出す
□妻や子どもを養ってきたという自負が強い
□「ありがとう」「ごめんなさい」のセリフはほとんどない
□妻の予定や行動をよくチェックする
□仕事関係以外の交友や趣味が少ない
□妻が一人で外出するのを嫌がる
□家事の手伝いや子育てを自慢する自称「いい夫」
□車のハンドルを握ると性格が一変する
4個以下…セーフ
5~7個…夫源病予備軍
8個以上…明らかに夫源病
※参考書籍
『妻の病気の9割は夫がつくる』(マキノ出版)
著者:石蔵文信
定価:1300円+税
「夫源病(ふげんびょう)」とは、大阪樟蔭女子大学教授の石蔵文信(いしくら・ふみのぶ)氏が命名した現代病。
めまい、頭痛、耳鳴り、のぼせ、肩こり、全身の痛み、動悸、息切れ、呼吸困難、不眠、倦怠感など、症状は更年期障害と同じですが、更年期障害と違って、20~60歳以上と幅広い女性に見られる病です。
その原因とされるのが「夫の言動」です。チェックリストの項目の中で、妻の病気を一番作りやすいのは、「人前では愛想が良いが、家では不機嫌」に該当する旦那さんとのこと。
対処療法としては、プチ別居や宅内別居などが挙げられますが、ストレスをため込まないのが最善の策とのことです。」”