さとやま菜遊記

宮城県東部の里山でゆるゆると家庭菜園やガーデニングを楽しんいます。
ハルシャギク

相馬野馬追を観に行きました。

2024年05月27日 | 日記・エッセイ・コラム

今日の天気はのちで最高気温は26℃です。

昨日のことですが、相馬野馬追が行われる南相馬市から40㎞位しか離れていない所に住んでいながら、これまで一度も観たことがなかったんですが、関東在住の友人が観てみたいと言うことで、色々事前に調べてから観に行くことになりました。

相馬野馬追とは

福島県の相馬地方(相馬市、南相馬市、双葉郡)で行われる祭典で国の重要無形民俗文化財に指定さています。

一千有余年の歴史を経て今なお約400騎の騎馬武者が甲冑をまとい太刀を帯し行われている伝統の行事です。

相馬藩の当主を総大将としてお迎えし、宵乗り競馬、お行列、甲冑競馬、神旗争奪戦、野馬懸け等が3日間にわたって行われます。

         (相馬野馬追執行委員会のパンフレット要約)

相馬野馬追のハイライトは南相馬市の雲雀ヶ原祭場地で行われる甲冑競馬と神旗争奪戦なので、7時半に車で出かけました。

事前調査では南相馬市の行列が通る所は通行止めになるので、車で来場する人のために無料駐車場が11カ所用意されていて、そこから祭場まではシャトルバスで送り迎えしてくれます。

初めて行く場所なので、祭場地に近い駐車場は満車になりやすいと思い3㎞離れた駐車台数が多い駐車場に入れて、あとはシャトルバスで祭場地に向かいました。

観覧席は前売り自由席入場券(800円)にしたので、持参したシートを指定席以外の所に敷いて場所を確保しました。

お行列到着は11時になっていましたが、これは最後尾が到着のことなので先頭の行列は10時前位から祭場地に入ってきました。

最後尾のお行列が到着してから、式典等が行われたあと、いよいよ甲冑競馬が12時から始まりました。

祭場の外側に設置された一周約1200mのダートコースを8頭立ての競争が8回行われました。

兜を脱ぎ白鉢巻きを締めた若武者が先祖伝来の旗指物をなびかせながら疾走します。

これはゴールを駆け抜けた後の様子です。

次は神旗争奪戦です。打ち上げられた花火が炸裂し2本の御神旗がゆっくり舞い降りてくるのを騎馬武者がこれを奪い合うものです。

この相馬野馬追は昨年までは7月の最終週に行われていましたが、今年から時期として7月では暑すぎると言うことで5月開催に変更になりました。

それでも、この日は特別に晴れ上がり真夏日の観覧となりましたが、戦国時代にタイムスリップしたような伝統ある行事に感銘を受けました。