銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

営業活動その7 ~お宅訪問~

2009年08月28日 | のほほん同志Aの日常
ユーロやドン、バーツ、ウオン。
なかなか見分けのつかないコインたち。
海外旅行に出て、ようやくその国のお金に慣れてきたと思ったら、もう明日は帰国――。

「営業月間」と位置づけた8月が終わろうとする今、気分はそんな感じです。

営業活動は初めてで、最初はやみくもに、ただ言われたことをやるだけ。
「宝塚にできた旅行会社でして…」とお電話をし、地域をまわってご挨拶をする。
なんとなくコツとリズムが掴めてきたかな、と思い始めたのはこの1週間ぐらいです。

連日、地域を歩きまわるなかで、お宅の中まであげていただいたのは2軒。
お電話で簡単にお話をさせていただいただけで、「はい、どうぞ来て下さい」
こちらが拍子抜けするほどあっけなく招いて下さいました。

1軒目のお宅では、ご年配のご夫婦が、ようこそようこそと、
こちらが恐縮するぐらい手ぐすね引いて、待ちかまえていてくれました(なぜ?)。
和室の居間に通され、行儀よく苦手の正座で我慢。
すっかりいい雰囲気で、一時間ほどもお話ししたでしょうか、
そろそろおいとましようとしたところ…、やはり恐れていたとおり、
「…すみません、しびれて立てません」

そのお知り合いの2軒目のお宅では、ソファをすすめられて、やれやれと安心。
その気持ちのゆるみからか、大切なファイルをソファに置き忘れたまま、おいとま。
次のお宅の玄関前で、あれ?商売道具がない!と気づいて、
あわてて取りに帰りました。

これ、親しみやすさをアピールするためのテクニックです。
…というのはウソで、残念ながら地です。

財布にじゃらじゃらと小銭を残して終わる海外旅行とは違い、
私たちの営業は、まだまだ9月もつづくというのに。

仮面、はずれるの早すぎます。


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営業活動その6

2009年08月27日 | 見かけだおしNのつぶやき
さて8月も残すところ数日となりました
なれない営業に戸惑いつつも
見よう見まね?で取り組む同志とともに
なんとか創業月を終えようとしています
早かった、と思うものの
振り返ると、たいへん「濃厚な」ひと月でした

当初は営業なるものに興味津々?の彼女も
ひと月経ち、
やれどもやれども
芽も出ず、本当に花開くのか・・・
そんな不安を持ち始めたのではないでしょうか

ただただ、今は畑を耕し、種を蒔く時と位置づけ
前に進むことを互いに確認しあう毎日です

それでも♪小さい秋見つけた♪ではないですが
日々、小さな小さな芽の膨らみを発見しています

昨日は、駅前の交差点で信号待ちをする車に知ったお顔を発見
運転中ですし、間もなく信号は変わろうとしています
これはご縁がなかったか、とあきらめた矢先
左折後、再び赤信号に停車・・・
これは行くしかない!
と車道に飛び出し窓をコンコン

驚いたお顔で窓を開けていただき、しかし声をかける間もなく、
手にしていたチラシを一枚、車内へやるのが精一杯

「お電話下さるだろうか・・・」

下さいました、しかもスグ
ありがたいことです

そして
「ごめんなさい、チラシのツアーには興味ないから・・」と
この方らしいきっぱりしたお言葉、なつかしい!
そして、ひとしきりお話しをして電話を切った後しばらくして

「○○さんから聞いて・・・独立したのね」と
一本の電話

一瞬の偶然から人から人へ紡がれました、貴重なご縁が・・・
ありがとうございます!!

そして今日、また阪急宝塚駅のお手洗いで!(笑)
ある方にお会いしました
もちろんお声を今度はしっかりかけ・・・(場所が場所なだけにスミマセン・・・)

それでも「あら、なつかしい・・」とお茶にお誘いいただきました
そこでも
「○○さんにも早速伝えるわね」
また紡がれました、人の縁が・・


今ふたりで取り組んでいるのは「貸切バスの団体旅行」の営業です
もちろん新規営業ですから、こちらは玉砕の繰り返し、・・・へこみます

そんな日々の中で、こうした小さな芽を発見できる喜びに
また新規営業に挑む力をいただいています

スーツに身を包む同志の姿、見慣れてきました
夏用のようですから
深まる秋までには新規獲得ですね!
ってブログ上でプレッシャーをかけてみました
いつも隣にいるのに・・・・(ふふ)


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白蓮さんに会いに

2009年08月27日 | のほほん同志Aの日常
この秋のイチオシ公演。

熊本は山鹿、極彩色の天井画で有名な芝居小屋、「八千代座」が百周年を迎え、
ゆかりの深い坂東玉三郎が、あでやかに舞います。
玉三郎ファン、芝居小屋ファンにはたまらない舞台です。

ぜひ八千代座でその公演を見たいというお声をいただき、
さっそく企画にかかって、はたと考えこみました。

熊本まで行くなら2泊3日は必要です。
中日は八千代座で玉三郎を見るとして、前後の2日、どこへ行くべきか。

そこで思い出したのが、ひとりの女性です。

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かつて、柳原白蓮(びゃくれん)という女性がいました。
親しみを込めて、白蓮さん、と呼ばれます。

大正天皇の従妹という血筋の名門華族。
菊池寛の『真珠夫人』のモデルとされ、大正三美人にも数えられた美しい人。
そして、華族という家柄も捨て、九州一の炭坑王の妻としての身分も捨て、
年下の恋人のもとへと駆け落ちをした情熱の歌人。

白蓮が、九州一の炭坑王として財をなしていた
伊藤伝右衛門と再婚させられたのは27歳のとき。
当時、伝右衛門は52歳。

しかし、その結婚生活は妾やその家族とともに暮らすといった陰惨なもので、
心の空虚さを埋めるかのように、白蓮は歌の世界に傾倒していきます。

その世界で出会った年下の歌人、宮崎龍介との恋。
姦通罪のあった時代、やがて白蓮は龍介の子を宿します。

大正10年のある日、白蓮は夫の前から突然、失踪。
その日の夕刊には、白蓮から夫に突きつけられた「公開絶縁状」が掲載されました。
その内容とは――

『私は金力を以つて女性の人格的尊厳を無視する貴方に永久の訣別を告げます。
 私は私の個性の自由と尊貴を護り且培ふ為めに貴方の許を離れます』

当時、世論は白蓮をはげしく非難する声で満ちたそうです。
報復をといきり立つ周囲に対し、夫の伝右衛門はしかし、
「一度は惚れた女」と手出し無用を命じたとか。

龍介との暮らしは、貧しいながらも満ちたりたものだったようです。
晩年には病で両目を失明したものの、龍介の介護のもと歌を詠みながら、
静かで平穏な日々のなか、81歳でその生涯を閉じました。

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白蓮と伝右衛門が暮らした屋敷は、ぼた山に囲まれた福岡県飯塚市にあります。

お芝居が好きなあの方なら、この寄り道はきっと気に入っていただけるはず…。
白蓮が自らを「かごの鳥」 と詠んだお屋敷、
「伊藤伝右衛門邸」を訪ねることにし、企画を完成させました。

今日、事務所にご来店くださったお客さまにさっそくお見せしたところ、
「白蓮さん!?」と、即答でお申し込みをいただきました!

実はね…と、そのお客さま。

「私がまだ物心もつかないような幼いころから、
 父がよく白蓮さんの話をしてたのよ。すごい女性だって言いながら。」
 
「あれは何かしら? 私にも白蓮さんみたいになってほしかったのかしらね?」

…わかりません。
でも、その時代に、まだ幼い娘さんに白蓮さんの話をするなんて、
きっと素敵なお父様だったのでしょうね。

この秋、白蓮さんと玉三郎さんに会いにいく旅。
詳しくは、銀のステッキ・旅サロンへどうぞ。



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「しつけ」再考

2009年08月26日 | のほほん同志Aの日常
外回りの営業で、公民館などの施設に立ち寄ると、
地域のコミュニティで出されているお便りが、よく置いてあります。
これが、なかなか面白い。

適当に持ちかえり、電車のなかで何気なく読んでいて…
ピシッと頬をぶたれたような気がしました。

『こころの相談室』 と題されたQ&A形式の記事。
ご紹介させていただきます。

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【Q】
息子は小4男児で太り気味です。
いつも「お腹が空いた」 と甘いお菓子などを欲しがり、
もらえないと、とても落ち込むので対応に困ってしまいます。

【A】
生活習慣を変えるのは、8~9歳を境にしてとても難しくなると言われています。
小4の息子さんの食生活を変えるには、それなりの覚悟が親に必要です。

子どもが好きなものを親にねだるという行為は悪いことではありません。
従って「与えた方がよい」、「与えないほうがよい」 といった正解はありません。
問題はそれに応じる親側の考え方、価値観です。

「与えてはいけないとわかっているが、そうできない」と、
対応に一貫性を保てないというのであれば、まずはご自身を振り返ってみることです。

しつけができない一番の理由は、
「子どもに嫌われたくない」 という子どもに対する親側の依存心です。
その依存心からの卒業が必要です。

しつけは「子どものご機嫌をとりたい」 という欲求とは両立しません。
しつけをするときは、しばしば子どもの激しい抵抗にあいます。

けれども、子どもの将来を考えてあえて鬼になるか、
それとも子どものご機嫌を損ねないことを優先させるか。
それを決めるのはあなたご自身の価値観です。

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――文中の「子ども」を「愛犬」に、
「親」を「飼い主」に変えると、何やら思いあたることばかり。

厳しく突きはなせないのは「嫌われたくない」という依存心から、という指摘は、
思い当たればこそ、正直、耳が痛かった。

思いどおりにならないと、いじけて噛んで、激しく抵抗する、
最近、太りぎみの我が家のアホ犬の将来を考えて、あえて鬼になろうと決めました。

もう、とっくに成犬ですが。


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久しぶりに、帰りました

2009年08月26日 | 見かけだおしNのつぶやき
帰りました、約2カ月ぶりに
すっかり様変わりして、なんか居場所がないなぁ・・
でも、「あっ、見慣れたなつかしい顔も、頑張ってるんだ、今も」

さて、これなんの話でしょう・・

実はブログのカテゴリーの話、です
詳しく申し上げると
起業を決めた(悩んだ)春先から
お世話になった(心の支えになった)ブログの「独立開業」なる項目、
これに登録し、日々もんもんとする心の叫びを自己満足に吐露し、
また、どこかの、名も知らない、不安と希望を紙一重に、前に進む人々の吐露を聞く、
そんな場・・・

開業して、少し離れていましたが、今日久しぶりに戻ってみると・・・
すっかり顔ぶれが変わっていました

すでに起業を果たされたのでしょうか
それとも・・・

好きなお菓子作りでcafeを経営する夢をつづっていた彼女

いつも愚痴ばかり、知り合いだったらビンタのひとつも(笑)で叱咤激励したかった彼

ご夫婦でこの夏、惣菜店をopenされると、長年の夢をつづられていた奥さま

一年以上も前から用意周到に準備され、融資の件、親の説得、店舗open、etc
独立に必要な要素を教えてくれた開業の師匠(いつも胃痛に悩まされていたっけ)

皆さん、この「独立開業」というブログ上の世界から去っていました
知らぬ間に・・

そしてまた新たに
「会社を辞めてまで独立すべきか?!」・・から始まる誰もがぶつかる悩みからスタートした
新しいブログがたくさん立ち上がっていました

このブログから巣立った?先輩として、今いえるのは
「独立してから、すべては始まります・・」
ってことでしょうか

同じ時に、名も知らずではありますが
ひと夏を語り合った、いうなれば同志の皆さんが
ブログ上でつづられていた夢に一歩一歩、進んでいらっしゃることを想像します
そして、また新たに希望を胸に、不安との戦いに挑まれる
皆さんを応援します

開業するともう自分でいっぱいっぱいですが
そうでした、どこかで巣立った同志も
この夏汗をたらしながら「独立した」、その現実に対峙しているのでしょう

各地にちらばる?名無しのごんべいさん、せっかくですもの、今の苦労を楽しみましょうぞ!!
夏、終わります


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