銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

AK文庫

2015年11月01日 | Hの生きる喜び、それは

数ヶ月前のことです

あるお客様から大きめの封筒が私宛で届きました
心当たりはなく、急ぎ開封してみると、文庫本が2冊ー
 
昔はよくご一緒していたお客様でしたが、最近は巡り合わせが悪くなかなか
ツアーでもお会いできていなかったのに、私のことを覚えてくださっていて、
さらに私にお薦めの本を、さらっと送ってくださったのです
 
本来、本は大好きです
小学生の頃、休み時間や放課後も本ばかり読んでいて、
それを知った母がひどく心配して
「たまには友達とも遊びなさい!」ときつく私に注意したこともありました
 
ところが社会人になり、忙しいのを理由にどんどん本を読まなくなり
本屋や図書館の類には一切行かないようになっていました
さらには、しばらく本から遠ざかっていたために
何を読んでいいのか分からなくなっていたのです
 
久々に自分に届いた本に嬉しくなり、あっという間に読み終わりました
恐ろしいほどに自分にピッタリくる内容で、不思議なくらいでした
厚かましいとは思いましたが、また次のお薦めを、、、とお願いししたところ、
次も快く数冊挙げてくださいました
 
その方は、長い人生においてあらゆるジャンルの何百何千という本を読んでこられた方です
(正確には聞いていませんが…)
 
私と同じように、お薦め本を提案している知り合いも何人かいて
「K文庫」(Kはお客様のお名前)と周囲の方は呼んでおられるようです
 
本ほど選ぶのが難しいのはない、と思います
いざ本屋に行っても、どのコーナーに行くべきかまず迷います
その中から一冊選ぶなんて、至難の技です
例えば、服や食事は自分の好き嫌いで選べます
 
本はどうでしょうか
タイトルやあらすじだけで中身は分かりません
作家それぞれの個性も知らないし、特徴もハテナハテナ?
長編など買おうものなら、「エイヤ!」と直感で買って 
さらに貴重な時間をかなり投資して
結果、あ~あ、面白くなかった、で終わるかもしれない
 
それも含めて本の面白さよ、なんて言われたら、
私は再び本から遠ざかってしまいそうです
 
あなたには、コレとコレがお薦め、と本好きのプロに薦めてもらうのが
一番的確で、今の私にはありがたいのです
 
と、こんな話事務所でしたら、
本好きのスタッフAさんが、私のあなたへのチョイスはコレとコレ、と
あらたなジャンルの本を定期的に提案してくれるようになり、
 
A文庫、と勝手に命名
 
AK文庫、ここに完成しました!
 
与えられた本のおかげで
今までモノクロ、とはいいませんが、三原色ぐらいしかなかった
考え方の世界が、淡い色や渋い色が見えてくるようになり、
3次元だった空間が4次元に広がったような感覚です
 
もしかしたら、旅行もたくさんある中から選ぶのは難しいかもしれません
だって、行きたい場所は行ったことがないところがほとんどですから
 

知らないけれども、ある程度の期待と賭けでエイヤ!と決めるのであれば、

AK文庫のような存在が旅行選びにも必要です

とすればー

銀のステッキの可能性が広がったように感じました

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霜月便り、発送しました!

来年の旅作りのために、旅のリクエストカードを同封しております。

ぜひ、ご協力ください!

投函期日11/30まで、よろしくお願いします。

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銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com  

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