銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

いくつになっても同窓会は・・・

2015年11月18日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

銀のステッキを知人から紹介されて…と、

今年の始めにご連絡をいただき、少しずつ準備を進め、

先週末、ようやく当日を迎えた、同窓会のご一行さま。

私は当日の受付などのお手伝いをしてきました。

全国にちらばった卒業生は、皆さん80歳前後の方々。

年に一度、持ち回りで幹事をするのだそうです。

今年は、宝塚ホテルで会食、宿泊、

希望者は、宝塚歌劇を鑑賞するというプラン。

当社の担当者からは、
16:30~宝塚ホテル・スタッフの方と打ち合わせ、
17:00~幹事さんと最終チェック、
17:30~受け付け開始
…と滞りなく行程が進むか見届けるようにと指令。

休日と言うこともあり、数ある宴会場では、

それぞれ結婚式やイベント、講習会など多くの催しがされています。

私は、早めに16:00前には宝塚ホテルにスタンバイ。

お席や受付、記念の写真撮影について…確認していると、

幹事さんが登場。


そのまま最終チェック。人数確認。
全ての準備が整い時計を見ると、
宴会開始までまだ随分時間があります。

受付場所に空白の時間が流れます。

何をしたら、何を話せばいいのか分からない。

第一、他のスタッフ(先輩)のお客さまです。

緊張もします。


すると、幹事さんが一言。
「こう言う同窓会は、これで最後やな」

何かを決意されたようにつぶやきました。

お話を聞くと、当日を迎えるまで、

人数が増えたり減ったり、日々変更の繰り返しで、

電話が鳴るのが本当に嫌になったそうです。

季節が変われば、体調を崩す人も多くなる。
会費のお釣りを用意したり、複雑な席割(案外これが面倒)など
「この歳になるとすべてが億劫になるもんや」と苦笑い。

私は何も言えませんでした。

「お手伝いします!」とは簡単に言えるけど、

実際、幹事さんの負担はとても大きいものなのでしょう。

そうこうする中、

一人また一人と参加の方がいらっしゃいました。


「おー、元気か。最近どうや。こっちは、、、」
と、熱い握手、談笑。

受付がなかなか進みません。

でも、そんな受付の混雑ぶりを見ていると、

億劫でも、面倒でも、

同窓会を毎年開く意味がここにあるんじゃないかなと思いました。


“これで最後”とは、やっぱり思って欲しくな。

 

ホテルのスタッフの方が近づいてきて、


「ご参加の○○さんからフロントに連絡があり、本日は参加できないとのことです」

マイナス1名。最終人数は…

幹事さんは、

「またか」と言いながらどこか寂しそうでした。

 

それでも宴会が始まると、どのテーブルでも笑い声が絶えません。

そんな皆さまを見ていると、

来年もきっと、同窓会をされることだろうなぁと、確信しました。

だって、愚痴をこぼされていた幹事さんが一番楽しそうだったから、、、


同窓会の幹事さんは大変です。

巡り巡って、お役が回ってきた方は、急ぎご相談ください。

せめて煩わしいことは、当社が受け持ちますよ。

「また来年な、互いに元気でいよう」

そんな言葉が聞ける企画をご提案いたします。

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