「十王村の水」止まる 

2019年02月18日 | 日誌

   
作成日: 2019.02.18|更新日:2020.04.23

2月7日、彦根署によると午後9時50分頃。十王村の
水がある県道交差点で、乗用車二台が衝突する物損事故
が発生。一台がポンプの電源盤の付いた電柱にぶつかり、
ポンプに電力を供給できなくなったという事故が発生。

環境省選定の名水百選に選ばれている彦根市西今町の湧
水「十王村の水」の水が7日夜から出なくなっている。
近くで
起きた交通事故の影響で、地下水をくみ上げるポ
ンプが使えなくなった。地域の生活にも根差した水で、
住民たちからは、一日も早い復旧を望む声が上がってい
るという(「十王村の水」止まる 交通事故でポンプ故
障:滋賀:中日新聞(CHUNICHI Web)、2019.02.15)。



記事によると、十王村の水は、犬上川の伏流水が自噴し
た湧水で、西今町南交差点の一角にある。石の柵で囲ま
れ中欧の六角堂を頂いた五角形のの小池には、四十匹ほ
どのコイが泳いでいるが、1985年
(昭和60)年に
名水百選に選ばれたが、湧き水の量が減少していった。
市によると詳しい原因は分かっらず、枯渇の危機に直面
する。
地元の要望を受け、市は94年2月に約580万
かけ、地下70メートルから水をくみ上げるポンプを
整備。名水はよみがえる。同年9月には、地元住民を中
心とする「十王村の水保存会」が発足。月二回の清掃や、
湧水の啓発イベントを開き、維持管理に当たっている。

 週末には周辺住民だけでなく、県外から水をくみに訪れ
る人やウオーキング途中にのどを潤す人たちが立ち寄る。
事故で水が出なくなった後も、水をくむペットボトルを
持参した人の姿が。五年ほど前から通っているという男
性(86)は「飲み水などに使うため毎月来ているので、
水がくめないのは寂しい」と残念がった。
 市は現在、
保険会社と電源盤の修理業者と一緒に現場の調査を進め
ているが、復旧のめどは立っていない。ポンプは設置か
ら二十年以上経過し、これまで一度も電源が落ちたこと
がない。電源盤を修理してもすぐに再稼働できるかは分
からない。動かない場合は、ポンプ交換も必要で、復旧
にはさらに時間がかかる。

 

尚、
保存会の西川忠喜会長(66)は「炊飯やコーヒー
を淹れるのに使う人もいる。地域で親しまれている水な
ので、復旧を急いでもらいたい」と語っている。

【エピソード】

    

この事故をきっかけに自動車運転のマナーと規制の有り
様を見直すため(31年度の自治会に関わりをもったか
ら。町内の道路を走る自動車の運転操作が悪い(スピー
ドや騒音が早く、五月蝿い)。特にゴミ収集車は民間化
したためか猛烈な勢いで走行しているように見える。そ
して近くには、小学生の通学道があるため否応なしに関
心を惹く。ドイツでは周辺の走行速度制限が厳しく規制
されている(時間帯規制・地区規制、勿論、専用信号機
が配置されているところもある)。超少子・高齢化時代
のルールづくりは喫緊の課題だと思える。



【脚注及びリンク】

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  1. 十王村の水 - 滋賀県 彦根市 - ランドマーク・名
    所旧跡 | Facebook
  2. 日本の名水 百選 十王村の水
  3. 「十王村の水」止まる 交通事故でポンプ故障:滋
    賀:中日新聞(CHUNICHI Web) 201902.15 
  4. 滋賀県出身の人物一覧 Wikipedia  

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