電気の「地産地消」で町を元気に!

2018年06月29日 | 日誌

   

更新日:2018.07.03

一期一会です。

 みやまんでんきに切り替えるとおトクが3つ

 電気の「地産地消」で町を元気に

電気の「地産地消」に取り組む町があるという。それが、福岡県みやま市(人口3万8000人)の全国から注目を集める電力会社――電気を売り買いする電力需給管理室はアパートの一室にある――「みやまスマートエネルギー」である。みやま市と地元企業が出資して3年前に設立。この町で目立つのは大規模な太陽光発電所で、市内の全家庭の使用量をまかなえるほどの電気を生み出す。



一般家庭の屋根にあるソーラーパネルの普及率は全国平均をはるかに上回る。みやまスマートエネルギーは地域で発電された電気を買い取り、不足分は大手電力会社から補い、家庭や事業所などおよそ4500件の契約先に電気を届けている。この会社が作られたのはみやま市が抱える課題に対処するためだった。みやま市は過疎化が進みこの30年で人口がおよそ3割減った。日照量が多く平坦な土地を活用して大規模に太陽光発電をすることにした。

 電力の見える化”サービス




みやまスマートエネルギーの売り上げは18億円。従業員は48人。利用者の配電盤に取り付けられているのはHEMSという家庭用電力管理システム。見守りサービスとしても利用されている。また、買い物支援サービスも行っている(NHK総合 「ニュース シブ5時」2018.
06.28 17:35)。

 見学会「エネルギーの地産地消 みやまスマートエネルギー」

みやま市は、地域資源活性と分散型エネルギーインフラによる災害に強いまちづくりのため、自治体による低圧電力売買(電力小売・太陽光余剰電力買取)を主目的とした日本初の事業会社『みやまスマートエネルギー(株)』を設立し、電力消費にかかるキャッシュフローを地域内に取り込める仕組みを構築して市内産出の再生可能エネルギーを地域で消費するエネルギー地産地消の取組みを始めた。HEMSネットワークも活用し、高齢者見守りや子育て世代支援といった生活支援サービスを付加価値として提供している。また、バイオマス産業都市に認定され"生ごみ・し尿・浄化槽汚泥のメタン発酵発電・液肥化施設を拠点にバイオマス活用の各プロジェクトを進めている。今回は、みやま市のみやまスマートエネルギー(株)の見学会を企画しましたので奮ってご参加ください。
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9:30      受付((株)九電工 福岡支店前)
10:50~12:00  貸切りバスにて移動
12:00~13:00  さくらテラス見学 みやまの素材を活かした新鮮な食べ物、個性豊かな特産品やお土産イベントやカルチャーなど 昼食(参加費に含む)
13:00~15:00  みやまスマートエネルギーとみやま市の取組み見学
15:00~16:30  貸切りバスにて移動 (株)九電工福岡支店前解散
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※ 九州電力の影響が強そうですね。


処分が課題、トリチウム水を除去する新技術開発

6月28日、放射性物質のトリチウム(三重水素)を含む水を除去する新技術を開発したと、近畿大学などの研究チームが発表した。東京電力福島第一原子力発電所では、汚染水から放射性物質を取り除いているが、トリチウムだけは除去できず、残った処理水(トリチウム水)の処分が課題となっている。研究チームは「トリチウム水の処分に貢献したい」と話している。トリチウムは通常の水素原子に中性子が2個付いた放射性物質で、通常の水とトリチウム水を分けることは難しい。

近畿大工学部の井原辰彦教授(無機材料)と、アルミ箔製造会社「東洋アルミニウム」(本社・大阪市)などの共研究チームは、アルミ粉末を材料に、直径5ナノ・メートル(ナノは10億分の1)以下の小さな穴(微細孔)が無数にあるフィルターを開発。トリチウム水の混ざった水を温めて蒸気に変え、フィルターに通すと、高率でトリチウム水を除去できたという。トリチウム水は水よりも分子が重く、動きにくいため、フィルターを通過しにくい可能性があると、同チームは推測している(読売新聞オンライン、2018.06.28)

※リスク事前調査が重要ですね。

【エピソード】    

    
今年は、「十勝岳」の踏破予定でいたが、慶弔などが重なり(十勝岳の火山性微動警戒も含め)動けそにない。とはいえ、今週末から来週にかけ天候がよけば、単独あるいは二人で県内の藤原岳に登る予定でいる。そんなことで、集会、見学は不調にある。※

ところで、相も変わらず、早朝からのホームページ、ブログ更新、関連情報の収集・研究作業だけで目一杯が現状。彦根でも「彦根市民発電」や「脱原発」の市民運動もある。忙しい。賃金労働を含めた半世紀に亘る活動/運動を振り返ると、わたし(たち)が自頭で考えてきたことがほとんど実現し、させてきたことに驚きをもつ。そういえば、今月26日、オックスフォードPV社の変換効率30%ペロブスカイト太陽電池が20年に実用化されるるとの情報が届く。このように、バット・ニュースもグッド・ニュースもめがぐるしく飛びう「日々新々」である。

 Jun. 26, 2018

※昼過ぎ、事前調査のため多賀中核工業団地から佐目経由で鞍掛け峠に向かうが昨今の人為的地球温暖化影響か、至る所で道路が分断されており荒廃・不通のため引き返してきたが、帰宅途中、局所的/瞬間的豪雨み見舞われる。”半端ない雨粒の大きさ”がフロントガラスにバケツの水をひっくり返したように「ド~ンッ」という衝撃が車に響くほど。このような経験はじめてだが、暫くするとテレビで米原の竜巻被害が映像を目にする。日本列島の山地部の劣化荒廃の顕在化に――「浮かれている場合ではない」と実感する。

【脚注及びリンク】
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  1. 再生可能エネルギー100%へ市民発電所の設置目指す、環人8プラスとひこね市民発電、滋賀彦根新聞、2018.06.19 
  2. NPO法人環人ネット | 近江のまちづくりをサポート! 原発ってどこにある?今、動いてる? - こどもたちの未来へ 《脱原発と国際協力》,2018.03.27
  3. 地震から10分で越前海岸に津波 福井高専の岡本拓夫教授が指摘、福井新聞ONLINE、LINE,2018.04.16
  4. 南海トラフ地震、福井で震度6も 地震学専門が鯖江断層に注目、福井新聞ONLINE,2018.04.22
  5. 飯原発4号、9日にも再稼働 関西電力、起動予定日を届け出 ,福井新聞ONLINE,2018.05.02
  6. 飯原発うごかすな!関電包囲全国集会、同実行員会、2018.04.22, 13:00-14:30関西電力 原発再稼働のリスクー一老朽化・地震・費用の膨張 国際環境NGOクリーンビース・シャハンプリーフィングベーパー 201フ年6月発
  7. 彦根・愛知・犬上 原発のない社会をつくる会」入会へのお誘い
  8. GPN スタッフ日記:「再生可能エネルギー連続講座」第2回(2/4)
  9. なぜ、かまぼこ屋がエネルギーのことを考えたのか❦No.24 極東極楽 2018年03月22日
  10. なぜ、かまぼこ屋がエネルギーのことを考えたのか❦No.25 極東極楽 2018年03月22日
  11. なぜ、かまぼこ屋がエネルギーのことを考えたのか❦No.26 極東極楽 2018年03月29日
  12. なぜ、かまぼこ屋がエネルギーのことを考えたのか❦No.27 極東極楽 2018年04月02日
  13. なぜ、かまぼこ屋がエネルギーのことを考えたのか❦No.28 極東極楽 2018年04月03日
  14. なぜ、かまぼこ屋がエネルギーのことを考えたのか❦No.29 極東極楽 2018年04月4日
  15. 滋賀県出身の人物一覧 Wikipedia     

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