Liveblogの写真の使いまわしですが、秋田県八郎潟のソーラーカーコース開催される全日本選手権個人タイムトライアルロードに参加のため現地入りしました。
どこまでも続く平坦路は風も強く、まるでオランダの道のよう。
普段使用するものと違うバイクで走るので、選手も普段と違った疲労を抱えているようです。
私も現役時代1度だけ走りましたがゴール後、あまりのお尻の筋肉の痛さに涙目になりながら地面にシャチホコのような姿勢で動けなくなり『に、二度と出るものか!』と青く澄み渡る秋田の空を見上げながら思った事を覚えています。
向き不向きのある種目ですが、スペシャリストと言えど、いやスペシャリストほど深い深い苦痛の領域に入っていくような競技、レース中、ただただ自らの痛みのストッパーを無視し続けゴールまで突き進まなければなりません。
勝つためには変人・・・
・・・超人の領域に入らなくてはいけません。
いや、いけませんと言ったはいいけどその領域に入れなかった私からは、そうとしか見えない過酷な世界なのです。
風を切る音のみを聞きながらゴールを目指す。
どこまでも過酷な1時間。
あー!考えただけで臀筋に張り裂けそうな痛みがぁぁっぁあぁっぁぁx-!
ちなみに、前に突き出た角のようなハンドル、決して前の人のお尻に突き刺すものではありません。
遅くて後ろから突っつかれたからお尻が痛くなるわけでは無いんですよ!
前傾姿勢を保ち、空気抵抗を軽減するためのグリップ位置を確保する道具なのです。
え?そりゃそーだ?
失礼しました。