先日、毎週月曜夜に行っているチームでのオンラインミーティングでの様子です。
↓
「なにもききたくない・・・。」
メンバーのマイク機能を強制切断し、一方的に意見を述べる監督に対し反旗を掲げる選手。
ではなく。
一つ、また一つと目標とする大会の中止が決まり、毎回のようにその件について聞かされている選手の反応です。
集中力を維持し未来に照準を合わせ活動している選手ですが、矢を解き放つ直前に的が視界から消た事に気付く。
と言った状態でしょうか。
そんな言葉も出てきてしまいますよね。
がしかし、選手は落ち込んでいるばかりではありません。
「なにもききたくない・・・。」
選手全員の気持ちを代弁し黒枝選手が掲げた言葉。
一見、未来に絶望しているようではありますが、一方で自分たちはレースへの出走を望み希望を持ち続けている。
という気持ちの表れのように捉える事もできました。
その文字と黒枝選手の様子を見たメンバーの表情からも、悲観だけでない決意のような感情が観て取れました。
当事者は選手だけではありません、地球上全ての人が苦しむ中で、最低限活動を行えること、応援して頂いていることへ感謝を抱き続けることが前向きな気持ちにつながるのかもしれません。
大会の中止も、開催の決定も、多くの人の身を削るような努力と覚悟のうえでなされている事は容易に想像できます。
私たちチームは、自分たちの活動だけでなく様々な事へ思考を巡らせ、何ができるか、何が正しいかを考えつづけ、未来への希望を維持しながら行動する必要があると考えています。
なにもききたくない・・・
もはやそれは未来へ続く希望の言葉。 なのか?
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