必要にせまられ過去の写真を見ていたら、私にとって懐かしく貴重な思い出がつまったものばかり。
折角なのでたまに掲載したいと考えています。
そーです。おもひでの押し売りです。
2014年7月。
ルーマニアへ遠征に行った時の写真。
遠征自体は飛行機のチケット取得に問題が出たり、チームカーの手配で手こずったり、狭く息が詰まるような車での長時間移動がしんどかったり。
選手も、諸々の調整をしなくてはいけない私にとっても決して良い思い出ばかりでは無かったのですが、とにかく文化、人、建物を含めた目に入る光景が新鮮で美しかった思い出があります。
そんな遠征時に目に入ったものを数点。
小集団の後方に少しだけ写っているのは木村圭佑選手と思います。
丘陵地帯を進むレースはかなり厳しく選手は大変と思いますが、私は車両を停車させ気持ちよい空気が漂う外に出て一時のリラックスタイム。
車に飛び乗り発車させると、道路わきから現地の人々が応援してくれます。
おじいちゃんとお孫さんでしょうか。
通過する瞬間目に入り、とっさにカメラだけを向けてシャッターを押したもの。
綺麗に撮影出来ていて驚きました。
すごく良い表情で写っていて、私にとってその場の空気感を思い出させる素晴らしい写真となりました。
ゴール地点では遊牧民の母娘でしょうか。
静かに座っているだけですがとても力強いオーラを纏っているように感じるのは、私が初めて見た民族だから?だけでは無いと考えています。
山岳ゴール後、帰り支度をしていると、見上げる斜面を羊と羊飼いが草を求め大移動しながら、こちらを見下ろしています。
目に入るものは全て新鮮。
そんな光景の中に身を置く事ができるだけでも、その他の大変な事を帳消しにし、それ以上のものを得る事ができた気になれるのです。
サイクルロードレースの選手として、スタッフとして色々な場所に身を置けるのは幸せな事です。
いつかサイクルロードレースが地球だけに留まらず、他の天体で行われる時代が来るかもしれませんね。
月のクレーター斜面を利用しアワーレコードに挑戦!とか。
重力が少ない分速いかも。
てか空気抵抗が無いから猛烈ななスピード域に達するのでしょうか!!?
私には想像しきれない世界、その光景を勝手に想像するだけでワクワクしますね。
その目撃はこれからの世代の方々に託します。
狭い所嫌いなのでロケットは無理なのょ。
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