トレーニング中にたまに見かける犬。
物々しい雰囲気の資材置き場の入口に放し飼いされていて、自転車で通り過ぎるといつも軽く威嚇してきます。
が、そんな犬を見ると居てもたっても居られない私。
だって犬って追いかけてくるわりには、こちらが止まるとビビるんですよね!
あ止まっちった
。
みたいな感じで。
その瞬間の顔を見るのがたまらなく好きなんです。
勢い良い犬ほど、こちらが止まるとダッシュで逃げたりするんですね~。
と、言ってもやはり犬、あちらの感情を読まなくては危険もあります。
いきなり噛まれても嫌ですからね。
今日の彼、走ってくる私を見つけると、道腹で弱冠姿勢を低くとり、飛びかかる準備万端でした。
通り過ぎる瞬間、彼は飛び出してきていつものように2~3回吠えるではありませんか!
通常の人間ならビビってダッシュを開始するでしょう。
が私を甘く見てもらっちゃ~困ります。
吠えて追いかけられた瞬間フルブレーキ!!
ピタッ
とその場に停止。
ひるんで3m後ろで動きを止めた犬に対し、私がとった、恐ろしい行動とは!!
おもむろに自転車の整備を開始です
そうなんです。
犬なんて存在しないかのように壁に自転車を立て掛け、背中から出した工具でサドルの高さ調整なんかを開始するわけです。
おびえて逃げるかと思っていたであろう私の行動に、犬は豆鉄砲で撃たれたような目でその場に佇み。
じき、私のサドルの高さがどれ位か興味を持ち始めるのですょ!!!
・・・サドルに興味がある部分は嘘ですょ。
で、あれ居たんだ?くらいな感じで数回アイコンタクトをして口笛なんかを吹いているうちに、緊張が取れてきて、恐る恐る寄ってくるんですね~。
そして最後はもうお友達です。
自転車のサドル高談義に始まり、ペディグリーチャムの美味しさについて話します。嘘
犬って面白いですよね。
感情さえ読めれば、ものすごく人間臭い行動をとるように見えます。
こちらが怯えれば、向こうも怯えてます。
緊張が取れていないうちに手を伸ばせば、攻撃されると思って噛みついてくるかもしれません。
ご飯を上げれば無条件でお友達?かも。
人間同士でなくとも、空気を読むってのは肝心ですね~。
動物と接することは、それだけで色々な勉強になると思う今日この頃。
ともあれ、いつもの練習コースに友達ができるってのは良い事です。
練習やる気になりますからね~。