日韓軍事情報協定、進展なく 米国防長官、韓国大統領と会談
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48429170Z00C19A8EA3000/
韓国を訪れたエスパー米国防長官は9日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談した。北朝鮮がミサイル発射を続ける中、日米韓の協力が重要だとの認識で一致した。エスパー氏は韓国で破棄論が浮上する日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の継続を要請したが、進展はなかったもようだ。在韓米軍駐留経費の韓国側負担増が議題となった可能性もある。
エスパー氏が重視した議題の一つがGSOMIAだった。日韓歴訪前の6日には「日韓にこの問題を早く解決するよう求めるつもりだ」と記者団に語っていた。だが韓国大統領府関係者によると、9日の文氏との会談では同協定の延長問題について進展はなかった。
文氏との会談に先立つ鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相との会談では、日韓対立の余波が浮き彫りとなった。鄭国防相は会談冒頭から「日本は安全保障問題を提起して経済報復を発表した。安保協力に悪影響をもたらしている」と日本批判を展開した。
今月末ころ大きな動きがありそうだ。
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韓国を訪れたエスパー米国防長官は9日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談した。北朝鮮がミサイル発射を続ける中、日米韓の協力が重要だとの認識で一致した。エスパー氏は韓国で破棄論が浮上する日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の継続を要請したが、進展はなかったもようだ。在韓米軍駐留経費の韓国側負担増が議題となった可能性もある。
エスパー氏が重視した議題の一つがGSOMIAだった。日韓歴訪前の6日には「日韓にこの問題を早く解決するよう求めるつもりだ」と記者団に語っていた。だが韓国大統領府関係者によると、9日の文氏との会談では同協定の延長問題について進展はなかった。
文氏との会談に先立つ鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相との会談では、日韓対立の余波が浮き彫りとなった。鄭国防相は会談冒頭から「日本は安全保障問題を提起して経済報復を発表した。安保協力に悪影響をもたらしている」と日本批判を展開した。
今月末ころ大きな動きがありそうだ。