不動産登記規則の改正案に、オンライン申請の場合の登記識別情報の提供及び受領に関する項目はありません。
不動産登記のオンライン申請の場合、添付情報は申請情報と併せて一括して送信することになっています。「登記識別情報(記号)は電子情報としてオンラインで提供しなさい。」と言うことです。
そのためには、申請人は、通称「Bソフト」を使う必要があるのですが、これがとんでもなく使いにくいのです。登記名義人ごとに作成し、住所・氏名、物件情報、登記識別情報等を入力します。
申請情報を入力するとき、登記事項証明書の交付請求をするときは、登記情報提供システムから物件情報を取得することができますが、登記識別情報提供様式に入力するときは利用できません。全部自分で入力しなければなりません。
登記識別情報も12桁の記号を2回づつ入力します。入力した記号は、「************」と表示され、正確に入力できたかどうか確認することはできません。
提供しなければならない情報(記号)が、数十個なんて場合は、やってられません。
もう少し使い勝手の良いものに改良するか、法務省ができないのであれば、仕様を公開して民間にソフトの開発をお願いすべきです。
法務省は、仕様の公開について、セキュリティ上の問題があると言いますが、昭和40年代、オフコンを製造していたIBMが、パソコンの製造を始めようとしたときの話です。
IBMの担当者は、ビル・ゲイツと話を始める前に、「これから話すことは、既に知っていることであっても、他人に話してはならない。」旨の誓約書へのサインを求めたそうです。
つまり、ソフトの開発者は、ソフトの開発によって得た情報が他に漏れるようなことがあれば命取りになることを充分に認識しています。
使い勝手の悪いソフトでは、使いたくても使えません。
法務省には、システムの増強とともに、使えるソフトの提供をお願いします。
不動産登記のオンライン申請の場合、添付情報は申請情報と併せて一括して送信することになっています。「登記識別情報(記号)は電子情報としてオンラインで提供しなさい。」と言うことです。
そのためには、申請人は、通称「Bソフト」を使う必要があるのですが、これがとんでもなく使いにくいのです。登記名義人ごとに作成し、住所・氏名、物件情報、登記識別情報等を入力します。
申請情報を入力するとき、登記事項証明書の交付請求をするときは、登記情報提供システムから物件情報を取得することができますが、登記識別情報提供様式に入力するときは利用できません。全部自分で入力しなければなりません。
登記識別情報も12桁の記号を2回づつ入力します。入力した記号は、「************」と表示され、正確に入力できたかどうか確認することはできません。
提供しなければならない情報(記号)が、数十個なんて場合は、やってられません。
もう少し使い勝手の良いものに改良するか、法務省ができないのであれば、仕様を公開して民間にソフトの開発をお願いすべきです。
法務省は、仕様の公開について、セキュリティ上の問題があると言いますが、昭和40年代、オフコンを製造していたIBMが、パソコンの製造を始めようとしたときの話です。
IBMの担当者は、ビル・ゲイツと話を始める前に、「これから話すことは、既に知っていることであっても、他人に話してはならない。」旨の誓約書へのサインを求めたそうです。
つまり、ソフトの開発者は、ソフトの開発によって得た情報が他に漏れるようなことがあれば命取りになることを充分に認識しています。
使い勝手の悪いソフトでは、使いたくても使えません。
法務省には、システムの増強とともに、使えるソフトの提供をお願いします。