靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

近況整理、サンタファンタジーが心に刻むもの

2013-12-29 07:30:03 | 今週の整理
1.いよいよ今年も終わりですねえ。一年を振り返り、来年の抱負を思い。大きな怪我もなく病気もなく年末を迎えられることに感謝です。そしてブログを訪ねて下さる皆様、こうして思いや体験をシェアさせていただけること、本当にありがとうございます。これからも少しずつ書き続け、積み重ねていきます! 



.マイナス二十度近くになる日が続いているのですが、毎日一度は外に出たりと身体を動かすようにしてます。一日の予定がずれこみ、夜そりに出かけるなんて日もありましたが(これがなかなか楽しかった)。おかげさまでよく寝られます、というか、いつもより一時間は多く寝ないと持ちません。(笑) もう潔く、「早朝の一人の静かな時間」諦め、走り回ってます! 冬休み、期間限定ですものね。

 

.若かりし頃履いていたズボンをクローゼットの奥に見つけ。「これいいじゃな~い?」と子供達の前へ。すると、大ブーンイング。すごすごと着替えに戻り。しばらくして台所に一人でいると、次男四歳が寄ってきて耳元でささやく、「ママ、僕あのズボン、大好きだよ」、私の足をそっとなでながら。もう孫気分炸裂です。(笑)
 


.家では今までクリスマスにプレゼントを渡すものの、サンタクロースがプレゼントを持ってくるというファンタジーをすることなくきているのですが、周りのお友達の話から、サンタクロースを信じている三女と次男。

 そこで去年ぐらいから上三人主導で、あれやこれや工夫することに。プレゼントを包み、風呂場に隠し、明け方ツリーの下へ。朝目が覚め、プレゼントを見つけ大はしゃぎの三女と次男。「台所を歩き回る音が聞こえたの! 冷蔵庫を開けてた!(冷蔵庫を見に走る) あ~~!サンタさんヨーグルト食べたあ~!」

 ツリーもこちらの家では見かけることのないほど小さなもので(50センチほど)、遊びに来た子供達のお友達が「えっ、これ?」と絶句したり。そんなこんなんで「クリスマスするの?」と訝しがられることも。そんな様子ではありますが、プレゼント交換し、プレゼントで遊び、ゲームして、散歩に出かけ、我が家なりにゆったりといいクリスマスでした



.サンタクロースのファンタジーを子供達が信じる助けをするということについて、ああそういうことかと納得した考え方があります。サンタさんがトナカイに引かれそりに乗って空を駆け巡り、皆が寝静まる真夜中に煙突や窓から訪ねて来て、プレゼントを置いていってくれる、そうこの日を指折り数え、心待ちにする子供達。このわくわくと楽しい気持ち、日常を超えたところで誰かが見守ってくれ願いを聞き入れてくれるという感覚、受け取る喜び、サンタさんありがとうという気持ち、それらの体験は、例え大きくなりサンタが実は親だったと分かったとしても、生き生きとした喜び溢れる思い出として心に深く残る。この「感覚の体験」こそが、かけがえのないものだという考え方

 上の三人は、より「ハヌカ」に力を入れていたこともあり、また違った体験を積み重ねてきたわけですが、三女と次男には、来年からもサンタ・ファンタジーを続けていこうかな、そう思っています。



5.今日はこれから食料を買出しに行き、「詩と俳句の会」の忘年会が友人宅で。闇鍋! 子供達がとても楽しみにしていて。色々案を出すのですが、「食べ物」という最低ラインはクリアーしようね、と頷き合い。(笑) さてさて、楽しみです! 御節作りの日も間近!


日本ではあと二日!こちらはあと三日! 

年末年始、はじけた時をお過ごし下さい!

Have a wonderful week!




夜もそりです。


ひゃっほ~!


よいしょよいしょ。



トラだったり、


ツリーだったりのクラフトも。

BY 次女

巻き寿司や、


タコスも作って。


クリスマスブレッド!



三女大好物ざくろの芽が出ないかと育ててみたり、


友達家族とピザ食べたり、



朝から長男と次男ごそごそ。


こうして、


こうして、


とミニカーのトラック作り。




クリスマスイブは、大はしゃぎで五人並んでおやすみなさい!

近況整理、日常にインスピレーションを散りばめて

2013-12-22 06:08:58 | 今週の整理
1.冬休み、始まりました~! 昨日はそり、今日はスケート、明日はスキーと、とにかく一日一度は外に出るように。すると、家の中落ち着きます。



2.五人密に暮らしていると、兄弟姉妹間で不快なことも互いにしょっちゅう。静かに本を読みたいのに、隣で鼻歌を歌っている。集中したいのに、テーブルの反対側でガタガタと足でリズムをとっている。音楽のボリュームを私は下げて欲しい僕は上げて欲しい。むしゃくしゃするのに、脳天気な質問をされる。すがすがしい気持ちなのに、イライラした態度で投げやりな言葉を投げかけられる。

カチンときても、まずは言い方に気をつけようと話し合い。身近に毎日顔を合わせていると、外では絶対そんな言い方しないよね、というようなひどい言い方をしてしまえるもの。「たか」が外れ過ぎてきたら、「大好きな仲良し友達」に接する基準を思い出してみる。

と言いながら、これは親として配偶者としても言えることだなあとつくづく。外で「ちょっとお、何度言ったら分かるわけえ?」「あんたら、うるさ~~い!」とか決して言わないわけで。緩み過ぎたら、「大好きな友人」への基準を思い出してみます。(笑)



3.最近、長女と次女が鼻の下の産毛を「ひげ」だと気にしてまして。クリスマスプレゼントにサロンで脱毛して欲しいと言ってきたり。目を凝らさないと見えない程度なのですが、年頃なんですねえ。こういう「美」もあるのだよと、フリーダカーロの肖像画など見せてみたり。こ、こんな価値観があったのかと少しショックだったようです。(笑) 



4.「うわあ、引き締まってダイエット成功したんですね!」と久しぶりに出会った知り合いに声をかけると、「今キーモセラピーを受けててね」と返事が返ってきた。数ヶ月前に癌が見つかったのだそう。言葉を失う私に、いつもの優しい笑顔で、「おかげさまで調子よくてね。でも髪の毛こんな風だけれどね」と帽子を脱いで肌の見える頭を見せてくれる。免疫力が落ちているので、人込みを避けた方がいいと言われているし、食べられるものも限られているから、このホリデーシーズンは娘と教会の後部座席で静かに過ごそうと思ってねと。幸い治る確率の随分と高い箇所、「私は全く大丈夫だよ」と、こちらが元気付けられてしまった。祈りを込めて



5.毎週のファミリーディナーでは、家族の名前を書いた紙の入ったバスケットを回し、手に取った紙に書かれた家族のメンバーについて、いいと思うことや感謝の気持ちを言い合うということをすることがある。
 
昨夜私がひいたのは「長女」。あなたのこういうところを尊敬している、私自身もあなたのこういうところを見習いたい、これからもどんどん羽ばたいていくと確信している、いつも下の子達の面倒見てくれてありがとうね、というようなことを伝える。

 長女が、ありがとママ、とても「スピリッチュアル」だったと。

 これまでの子供達を見ていると、どうも心がインスパイヤーされるような感覚を、「スピリッチュアル」と呼んでいるように思う。

 霊的なことや日常を越えたところにある何かだけでなく、日々の暮らしや生活にそんな「スピリッチュアル」な瞬間が散りばめられたらな、そう思いつつ。


来年までNPOは休み、今日は湖にスケートに、夜はネイチャーセンターのランタンウォーク(ランタンもって雪のトレールを歩く)に、長男はロボティックス。明日はクロスカントリースキー!

クリスマス間近、新年までもう少し!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常生活:

マイナス20度の中、次女コーラス部、クリスマスキャロル歌う!


カップケーキ!この色!すっかり家もアメリカン!(紫のケーキだってもう慣れっこ)

次女30日が誕生日なので学校最終日に一足早くクラスでお祝い。(誕生日にはケーキなどクラス分差し入れていいことになっている)


中学組は、マシュマロいくつ口に入れられるか、ゼリーをどれだけ口でつかめるかなどのシリー(滑稽な)競技会が学校をあげてあり。

黄組、赤組で朝ごはん。

チームカラーを着てくることになっていた。

三女のクラスでは、ポトラックの後、お菓子の家作り。


次男も参加!


なかなかの迫力。


さすがアラスカン、角砂糖を見れば、

イグルーが作りたくなるクラスメート。


その後の本読み時間にも、次男まったり参加。

こちらの学校、床に座ったり、寝ころびながらだったり。(笑)


冬休み初日、お友達と、そり!


そりなくてもいけるつるつるさ。


こうして絡み合いながら坂を何度も落ちていきました。


こんなシャレーで、


スナック食べて、走り回って、


詰められて。


毎日親も子も良く寝られそうです。(笑)

近況整理、シンプルに絞ってゆったりする時を

2013-12-15 08:08:39 | 今週の整理
1.三女と次女が小学校からもらってきたニュースレターに、「この時期のストレスの減らし方」というのがあった。あれやこれやしようと思わず、絞込むと。外のライトアップは省いて、居間のツリーの飾りつけだけにしたり、来客の料理も手の込んだものより、簡単でヘルシーなものにしたり、クリスマスショッピングはセールだからとあれやこれや回らず、一軒で終わらせ後はゆったり過ごすといったように。何年かストレスフルなホリデイシーズンを過ごした後、するべきことリストを半分に削り、家族でゆったり過ごすことにしたと言っていた友人を思い出した。

 来週金曜日からは冬休み! シンプルに絞り込んで、皆でゆっくり楽しめる時を持ちたいです!


2.来週も行事が立て込みますが、忙しい時ほど、子供達にかける声のトーンに気をつけたり、スキンシップを心がけることで、よりスムーズに進む。ゆったりしている時は自然にできることでも、きちきちのスケジュールになってくると、ついついぴりぴりトゲトゲ角々してしまうもの。日に何度か思い出しリセット、生き生き笑顔が広がる!


3.次女のクラスメートのお母さん、二週間前に五人目出産。今週、コーラスの発表会で出産後初めて母子に対面。五人目が一番大変な出産だったわと、笑いながら元気そう。来週はこのコーラス部、市内何箇所かを歌って回ることになっているのですが、その「運転手募集!」という先生の声に、手を上げるお母さん。生後二週間児を連れ、子供達の送迎に何箇所も回ると!出 産後一週間で、校内のスケートリンクで靴紐を結んでやるボランティアに現れ、新生児をストローラーに乗せ滑っていたお母さんにも出会ったことがあったけれど、もうほんと、こちらの元気な人のパワーってすごいです、脱帽


4.長男が中学校からもらってきた心肺機能蘇生(CPR)用の人形。

日中一人で兄姉の真似をして蘇生する次男四歳。ふ~と一段落し、一言。

ママ~、これってBPAフリー?


5.問題に出会ったら、これは解決への一つのフォーマットを作り出す機会だととらえてみる。するとアイデア溢れ、あれやこれやと試す意欲も湧く。解決した時のやった!という気持ち、一連の流れを記しまとめ、それがひょっとして誰かの参考になるかもしれないという喜び。目の前の「問題」が、喜び体験のチャンスに変わる。


6.昨日、友人が次男を二時間ほど見てくれた。大好きなS君と遊べて大喜びな次男、バイバイ!と満面の笑顔で手を振って。私はカフェへ駆け込み一時間半程、あれやこれやのまとめに没頭。今週は夫出張で、朝から寝る直前まで、ほっと一息がなかなか取れない状態が続いた。そんな中の予期せぬプレゼント。一分一分かみ締めました。本当にありがと~!


7.ちょうど一年前の今日、コネチカットで起こった小学校襲撃事件が、お友達の間でも話題になったよう。長女十二歳が夕食時に言う。

 小さな子でね、あの事件みたいに、何の理由も無く殺されちゃう子達いるでしょ。なんでだろう、どうしてこの子達は生まれてきたんだろう、こんな短い間だけって思って。本当のことは、人には分からないのかもしれないけれど、でもこの子達がね、こうして普通に暮らしていられることが、どんなに貴いことかって教えてくれる。あの子達のイメージがね、何が大切か、何を見過ごしてはいけないのか、何を改善していくべきなのかって、突きつけてくれる。
 今でも世界を見回すなら、こうして何の理由も無く殺されちゃう人や子供ってたくさんいて、それはこうして暖かい部屋にいて美味しいものを食べてると、まるで夢物語のように感じるのだけれど、本当のことなんだよね・・・。

少し涙をためて言う長女、こうして色々なことを思い感じながら育っているんだなあと感慨深かったです。



今日は、朝長男と長女をNPO活動に送り(雪の墓地に花輪をかけにいくそう)、下三人とスケートに行き、上二人を迎えに行った足で長女のドレスを買いに(明日のピアノ発表会と来月の友人君バル・ミツバのため)、そのまま長男をロボティックス(昨夜は夜中2時頃まで作っていた!)に。明日は友人家族とクッキーを作り、夕方から三女と長女のピアノ発表会。

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!




日常風景:

動物園! 五人プラス長男の友人君と。


感謝祭にはあなたを食べたのね。


狼と見合い、


雪豹と見合い、


ダルシープをなで、


グリズリー、あれ、冬眠は?


下の子の世話をしてくれる長男の友人君。(笑)


楽しかったね。



皆で蘇生な夜。


S君と次男。

きゃっきゃと紙飛行機飛ばし合い。


次男、「インストラクションに沿った作品」:

火星に向かうスペースシップ。


ツリーハウス。


モンスターカー。



昨日のファミリーディナー:

レモネード作りな長男に、


パン作りな四人!

近況整理、どこまで本気で思ってくれるのですか

2013-12-08 09:53:06 | 今週の整理
1.木曜日朝、六時前に隣のアラスカ大学のジムに出かけた長男から電話、道路のコンディションかなり悪いんだけれど、今日学校あるか学区のウェブサイト見てくれる? すると、道路状態の悪さにより、全学区閉校とある。ひゃっほ~!と長男の声。

 雪が積もった中、急に温度が上がって雨が降り、それが明け方の冷え込みなどで凍ると、街中がアイスリンクのようになってしまう。車の運転だけでなく、歩くのさえままならない。

 翌日、道路状態も改善し、滑る箇所は砂や小石を敷くなどで、学校再開。それでもやはり滑るので放課は屋内。小学校の迎え場所に行くと、三女のクラス、皆手を繋いで支え合いながら、よちよち歩きの子のように歩道歩いてました。



2.日本の雪国出身の友人が、ボタン一つで裏からスパイクが出る靴というのが欠かせなかったと言っていたけれど、こちらでもかなり重宝されるだろうに。靴裏にかぶせるメタルの網のようなものは売っているのですが。建物内を歩くのに脱いだりつけたりと日常生活ではあまり実用的でもなく。「ボタン一つで自由自在スパイク靴」、妊婦やお年寄りにもよさそう。



3.突然の休日。八時前、何で起こしてくれなかったのお~と髪振り乱し血相を変え二階に駆け上ってくる長女。「今日休みになったのよ」の言葉にへなへなと座り込む。同じようなやりとりを次女、三女と繰り返し。(笑) その後はまったりと皆で家中掃除。自分達で子供部屋の模様替えし、隅々まで拭き、すっきり~気持ち~と。思いがけない、掃除整理リフレッシュ日になりました。




4.長男、ここ最近、三人チームで歴史上のテーマをリサーチし発表するという社会科プロジェクトに取り組んでいる。まずはテーマを決めるにあたり、「第二次世界大戦時の日本人強制収容所」「真珠湾攻撃の背景」などの長男による提案は、他の二人の女の子により却下。結局、「アラブの女性」がチームのテーマに。何でも、三人で「アラブ女性」の民族衣装を着て、プレゼンするそう・・・。男役とかでないの? と母。いや、女装して欲しいらしい、と長男。完全に女の子ペース。(笑) 



5.来年五月の二週間ほど、長男、日本の実家と親戚の家にお世話になることに。今週チケット購入。最後に日本を訪ねたのは、三歳の時。かなりのカルチャーショックでしょう。といってもう十年近く帰国していない私が行ったとしても、随分とカルチャーショックでしょう。

 日本語学習を日常の課題に組み入れようとはしているのですが、これがなかなか。学校ではスペイン語を取っているのですが(日本語の選択はなし)、日々の課題とスペイン語でいっぱい。一日十分でも!と声かけて。日本への旅は、日本語学習への大きなモーティベーションとなっているようです。

 夜中に発ち、シアトル、サンフランシスコ、東京、名古屋と三回それぞれ数時間のトランジットがあるのですが、今回は、航空会社の「子供一人旅サービス」を用いないことに。こちらへ戻ってからも、再び他州でのNPO合宿への一人旅が入っており、十四歳の夏、またかけがえのない日々となりそうです。



6.「中学の英語のA先生、自分はディスレクシアって言ってたよ。文字がひっくり返って見えちゃうし、未だにパパみたいに小文字がうまく書けないんだって」と長女。それを聞いた長男、長男の英語のB先生も小文字がうまく書けず、自分はディスレクシアと言っていたと。

 このお二人の先生、「名先生」と評判。英語に力を入れており大学レベルの授業とされる高校のHGプログラムでも、B先生の下から来た生徒は、「断然できる」と言われている。

 懇談会でも、その熱血さ、真摯さが伝わる。「皆がAを取れる」「人は必ず成長する」「苦手のことにも取り組むように」と一貫して熱く言い続けるA先生。難しい課題をかなりの量コンスタントに与え続け、親からの苦情もある中、「今悪い成績を取りとことん鍛えることが将来に繋がる」と揺るぎないB先生。

 その姿勢の背景にあるものが、見えた気がした

ディスレクシア(読字障害)に向き合い続け、最も苦手であるはずの文学文法を扱う「英語の先生」、しかも「名先生」になったお二人。素晴らしい先生方に教えていただけること感謝です。



7.毎晩寝る前、夫と私の寝室に集まり、感謝の言葉を言い合い祈り、ハグして各自の部屋へとなるのですが、昨夜は週末前と言うことで、そのまま川の字になって話しに花が咲き。学校のこと、友達のこと、小さな頃の思い出、私のとんでも旅の話。時にしんみり、時に笑い転げ。

途中次男脱落(私の足の上で眠る)、夫も別部屋へ行き、残りの四人と気が付いたら十二時前・・・。


特に印象に残っている話二つ:

一、長男は小さな頃、周りの物全てに「何らかの感情」があると感じていたと。服も全部着てあげないと申し訳ない、靴も全部履いてあげないと可愛そう、そんな気持ちでいっぱいだったと。

これは昨夜初めて聞いたことだったのですが、ああだからか、と納得した出来事をいくつか思い出しました。小さくなった衣服でも手放すことが難しく、泥に靴がはまって取れなくなった時にも周りがぎょっとするほど悲しみ続けたり、腕時計の枠のゴム部分が無くなった時も三日泣き続けたり。この子は一度身につけたものなどに、かなりの愛着を持つんだなあと思ったものです。

そんな世界観を持っていたとは・・・。今では、身の回りのもの、もう少し大切にしたら!と叫びたくなる中学男児に育ってますが。(笑)


二、先週の長男体育の授業にて。疲れていたので力半分でマラソンし、先生にタイムを聞かれたので答えると、顔面に指を突きつけられ、怒りに溢れた表情で、「恥を知れ、Pathetic!(哀れこの上ない、のような意)」と叫ばれたと。その年配の女性の先生、普段長男のことをいたく気に入ってくれているらしい(彼が学校の先生に好かれるのは珍しい)。

 長男が言う、何ていうんだろう、「昔風」っていうのかな、ああいった人の接し方って、いいなあって思うんだよね。あたり触りない言葉で、適当なことを言われるよりも断然

 そして6の英語のB先生の話にも。B先生もね、その子がいかに悪いか、できてないかをはっきり言ってのけるんだよ。君はここが、もうどうしようもないくらいだめなんだよって。

 去年のA先生に続き、B先生の下で三ヶ月ほど、長男の英語の力、めきめきと伸びたと感じている。

「本当の触れ合い」のようなものを、彼は欲しているのかもしれない。

大人の本心がどこにあるのか、子供達には分かるもの。じゃあどこまであなた達大人は、自分達のことを「本気」で思ってくれているのですかと。


今度のマラソン、多分長男、全力で走るだろう。


今日は朝長男長女をNPO活動に降ろし、下三人は隣のアラスカ大学へスケート。上二人を迎えに行き、長女と今までのタップとアクロバット靴が小さくなってしまったので新しいものを買いに、夕方から長男ロボティックス。明日は朝から長男の友人君が来て、昼から動物園の予定!


皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

樹氷に囲まれてます!

一面銀色。

ハヌカ七日目。

インスパイヤリングな八日間でした。

お友達S君五歳と次男四歳ジム。

何だか長いこと話し合ってました、身体をくねくねしながら進む乗り物に乗って。

レゴ自由作品 by次男

より複雑な左右対称に組み立てるようになってきました。

急遽休日な掃除日。
長女が自分の部屋でいらなくなったものを下の子達へプレゼント。

貝殻もらって、目を輝かせる三女に次男。こうして三女と次男の部屋、どんどん物が溜まります。(笑)

昨夜のファミリーディナー準備。

それ~とテーブルクロスを。三女と次男。

僕がシルバーウェアで、私がお皿、テーブルセットアップ!

近況整理、心の奥で支えとなる場

2013-12-01 10:55:05 | 今週の整理
1.師も走る忙しさ! といっても結構のんびりしてますね、こちら。感謝祭終わり、ハヌカを祝いつつ、クリスマスまでニューイヤーまであと何日!と指折り数える子供達。コンピューターのスクリーンに2014年までのカウントダウン表示が貼り付けられ(次女に頼まれ長男が)。何だかつい最近御節を食べたような気持ちなのですが、細部を振り返ってみると、今年も本当にたくさんのことがありました。こうして皆無事今年最後の月を迎えられ、こうしてブログを書いていられること、感謝



2.休みが続き、夜も川の字になって合宿気分。電気を消し、お休み~とハグを交わした後、横になって三姉妹。

次女9歳:肛門を閉めて緩めるとね、リラックスして眠れるよ。
長女12歳:う~ん、そう? 私は何だか怒りたい気持ちになるなあ。
三女6歳:わたしはね、何だか悲しい気持ちになる。


3.「合宿」といえば、友人家族が訪ねて来、夕食を共にしていた時のこと。「ああ賑やかだなあ、子供時代、従兄弟の家に遊びにいって夜もこうしてはしゃいで遊んだの思い出すなあ」と友人。確かに、家ではまさにそんな「子供時代訪ねた親戚の家状態」が、「毎日」とも言えるかもしれない。(笑) 毎年従兄弟や友人家族と集まったあの夏の海の家を、思い出しつつ。皆真っ黒になった夏、ああ懐かし~い。


4.つくづく思うのですが、7人家族というのは、ホント食べます。2キロ強のみかんは一晩で、1ダースの卵はランチのスクランブルエッグに、900gのヨーグルト容器もあっという間に空、一食でラーメン七袋、ピザラージが二つなくなる、梨剥いたら大きいの6個一気に!

二週間に一度、ホールセールの店で食料調達状況。

一つのカートに乗りません。

私達家族にとって食料調達は、「エキソサイズ」という位置づけです。カートを押し、レジに降ろし、再び乗せ、車まで運び、車に積み、ガレージから運び、収納。(笑)


5.子ども達のいない内に、食料調達を終わらせることもできるのですが、一緒に行く時を持つようにしています。一つには、これだけを運ぶための労働力確保の問題(笑)、もう一つには「過程」に関わらせたいということ。食卓にぽんと食事が並べられるよりも、食卓に上るまでの過程を体験できるように。農場や工場まで行ってというわけにはなかなかいきませんが、せめて店まで行き、選び、家まで運び、収納し、できる時は調理やテーブルセットに関わり。いつもとはいきませんが、なるべく。目の前に食べ物が降って湧いてきた!とならないように。


6.思春期になると、家族で過ごす時よりも、外の世界や友人との時間が魅力的に見えてくる。休日を前に、「今年は誰も呼ばないのお?!」「友達の家へスリープオーバーに行きたい」と言っていた上の子達。共に過ごす内に、日々の学校生活での気張りも緩み、尖った角も取れ、胸の内を話し、笑い、楽しんでいる姿がある。

家族の時間や家族の価値観、そういったものが凡庸で色あせたつまらないものに見える時期がある。外の世界はもっと刺激的で新鮮な色や強烈な匂いを放っている。それでもいつか、そんな一時「つまらなくみえたもの」が、その子の心の奥で、支えになることがある。それは、足下に咲き続けていた花に、ある日はっと気がつくといった様子にも、似ているのかもしれない。

離れ、それでもいつか戻ることができる、そんなその子の支えとなるような、空間時間を築いていけたら。楽しい休日でした!



今日は、NPOもロボテッィクスもお休みなので、長女も長男も友人家へ。次女は友人家族とネイチャーセンターへ。下二人を連れ散歩&図書館。クラフトの整理も続けて。明日は家族揃ってランチへ出かける予定。夕方夕焼けを見にいこうねと。

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

友人娘ちゃんの誕生日会!


ジンジャーブレッドマンの飾りつけ。


友人手作りカップケーキ!

ドレスも手作り。かわい~、きれ~、連発。


家にいるとクラフト三昧。

先生への感謝の手紙。by 次女


31の感謝の言葉。by 次女

友達に、チャレンジしてくれる先生に、学校に、犬に、家族に、空に、雪に感謝といった言葉。

豆やパスタや唐辛子でターキー。ハヌカのメノラーも。by 次女


長女が少し手伝いつつ、次女と


三女が最近はまっているのが、


輪ゴムアート。


感謝祭にはみんな分作ってくれました。


皆へ感謝のカードも。by 次女


クラフトセクション整理しながら(整理途中のこの散らかりよう!)、上の子達に作り方を聞き、


こんな編綱作ったりも。


絵の具でお絵かきしたり、


眺めてみたり。


昨夜は、ファミリーディナーのパン作り。


作っては作る、の毎日です!

近況整理、慈悲に満ちた友人の目

2013-11-24 10:35:51 | 今週の整理
1.今週はマイナス20度!近くが続いた。朝、いつも外に並び、鐘がなるとクラスごと列になって順番に校舎に入っていく子供達。「今日は屋内で並ぶんじゃないかな、この寒さ」と言いながら学校に着くと、皆外で並んでいた・・・。「ほら、私達アラスカンだから!」と元気に車を降りて行く次女と三女。放課もきゃっきゃと外を走り回ったそう。ビバ、アラスカン!


2.次男四歳、本をよく眺めているのだけれど、「読んであげようか?」と言っても断ること多し。なぜだか聞いてみると、「だって、ママ寝ちゃうもの」と・・・。確かに、普段あまり座るということがないので、ぽかぽかとした次男とくっついてソファなんかに座り、ほっかりした子供絵本などを読み始めると、つい最後までいかず眠ってしまうこと何度か。途中から無意識に夢の話などしていたりして。(笑) はっと目が覚め、いかんいかんと再びあれやこれやに取りかかり、本は一体どこへやら。

思えば、私にとって子供への読み聞かせは、「睡魔との闘い」だったとも言えるかもしれない。重いお腹を抱えながら、赤ちゃんを抱きながら、山積みの洗濯食器を横に、寝不足の目をこすりながら。絵も内容も素晴らしい絵本が多いのだけれど、とにかく身体がついていけない。

夜だけは、夫と交代で、毎晩ベッドに並んで横になりながら、一冊は読むことにしているけれど。上の子達が大きくなるにつれ、下の子達に読んでくれることも増え、下の子達、幸せです。


3.次女が、「今日のMrs. C(社会面・情緒面のカウンセラー)、こんなTシャツ着ていたよ!」と教えてくれた言葉。
 
「90%聞き、10%話なさい。神が二つの耳と一つの口を与えてくれたのには、理由があるんですよ。」

子ども達の目に、いつもはっとさせられるメッセージ焼き付けてくださって、ありがたいです。



4.友人と、ティーンの話になり、あの言葉遣い!あの反抗的な態度!もう昔のあの子達じゃないよねと。

能力的なことをいえば、身体的にも頭脳面でも、子供のほうがどんどん先へ行く。それは子供達自身が日々感じていることだろう。

親の相対化を、着々と進めて欲しいなと思う。いい面もあれば、よくない面もあり、強いところもあれば、弱弱でもあり、親も全く完璧なんかではない、世界中にたくさんいる人々の中の一人。これからどんどん外へ出、様々な体験をし、ますますそう実感として捉えられるようになって欲しい。

子供から親への繋がりというのは、最終的には「慈悲」のようなものだといいなと思う。「尊敬」でも、「服従」でも、「道徳」でもなくて、「慈悲」。

子供達の水泳帰りに、雪道を歩きながらそう言うと、友人が吹き出した。笑いながら私を見る友人の目に、「慈悲」があった。(笑)



5.今週は、八日間のハヌカが始まり、木曜日には感謝祭、そして四連休! この時期毎年わいわいと集まるのだけれど、今年は家族でゆっくり過ごそうかということに。感謝祭が終わり、二週ちょとすれば冬休み! そしてクリスマス! 車に乗るたび、クリスマスソングを聴きたがる子供達、ああこの時期がまたやってきたなと思う。クリスマスにはわいわいと集まろうねと友人と予定を立て。年末に向け、賑やかな日々となりそうです。


今日は朝から長男床屋、その足で長女とNPO。夕方から長男ロボティックス。明日はそりに、宿題課題に、下の子達は誕生日会!


皆様の一週間が素晴らしいものとなりますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

そり!

長男と友人君。14歳も大いに楽しめます。

僕丸いのでね。


私は長いの。


空気を入れた浮き輪みたいなのもあり。


ひゃっほ~とこんなものも。


よいしょ、


よいしょと坂を上り。


夕焼けに氷の上。




三女のクラスでスナックの時間に用いるナプキン、二週に一度一クラス分お持ち帰り。洗濯してたたんで姉妹。


昨夜のファミリーディナーパン! by 三女

近況整理、すれ違うお爺さんの笑顔

2013-11-17 08:08:38 | 今週の整理
1・先週末、「見慣れぬ雪なし冬景色」を楽しみたい、と書いたその日から、こんこんと雪が降り。「見慣れた雪だらけ冬景色」、楽しんでます! 初めて雪の積もった日、毎年あれほど皆見慣れているのに、何だか街中うきうきとした雰囲気。子ども達はもちろん大はしゃぎ、大人までも、とうとうきたねえと口元緩め。四月まで、この銀世界!



2・昨日久しぶりに友人達と集まった。去年までは毎週のように集まっていたママ達だけれど、子どもが大きくなるにつれ、幼稚園や保育園が長くなったり、ママも仕事を始めたり、大学の授業を取り始めたりと、生活リズムも大きく変わり、皆予定もなかなか合わず。長男長女のママ友ともなると、今はもう全く違うライフスタイル。ああ、この雰囲気懐かしいねえ、このカオス!子ども達の走り回る様子に、そう皆で笑い合いながら。五人の子育て期間、どれほどこうした交わりを通し、気づかされ励まされ支えられてきたか。ばりばりお菓子食べながら、時にしんみり時に笑い転げ、本当にありがとう!



3.雪こんもりな朝。「今日はバレーボール部の最後の日でピザ・パーティなの」と言いながら長女十二歳が準備している。夫がささやく、「あの格好、ちょっとあれじゃないか。」 長女を改めて見ると、真っ白ひらひらのミニスカートに素足。そう言われるとそうねえと、レギングスをクローゼットからいくつか出してくるも、皆小さい。普段ジーンズばかりでスカートなんて履きやしませんから。結局、二ヶ月程前の長距離走部の大会で、チーム合わせて作ったピンクのハイソックスを履いていくということで同意。

 ティーンネイジャーの女の子がねえ、真冬にミニスカート生足で外歩いてて、凍傷にかかったんだってえ、さすがティーン、無茶苦茶だよねえ。むか~し、そう友人達と話していたことがあったけれど、じ、自分の娘が、「さすが無茶苦茶ティーン」になる日が来るとは~~! 感慨深いです。(笑)



4.今週の七年生長女のS.A.T単語の宿題(英語の授業)、demure, cacophony, benign, nefarious, burgeon, vapid onerous, stratify, verdant, hackneyedなど十五単語を、どういう方法でもいいからとにかく「グラフ」にしなさいというもの。長女は母音の数と子音の数などから折れ線グラフを作り。数学の先生でないと理解できないかなり複雑なものを作ってきた子もいたそう。単語の練習に「グラフ」、新鮮でした



5.長男十四歳、週に一度のロボティックス・ミーティング、アラスカ大学のエンジニア学部の教授や学生がコーチしてくれ、五人一組のチームでロボット(VEX)を作っている。先週末は家に持ち帰り、部屋は部品で足の踏み場なし。平日は宿題課題でちょこちょことしか取り組む時間もなく、昨夜ようやく少しまとまった時間がかけられると目を輝かせ。「今日寝ないでもいい?」と。結局真夜中過ぎまで組み立てていたよう。組み立て玩具からレゴリーグ、ロボテッィクスへ。小さな頃からパッションを持ち続けていることの一つ。好きなことをしているときの勢い、表情、傍で見ていると、嬉しくなりますね。



6.朝三女と次女を小学校へ送った帰り道の住宅街、お爺さんが白いラブラドール犬を散歩させていることがある。すれ違う度に、背筋をしゃんと伸ばし、手を上げ、運転席に向かって笑いかけてくれるお爺さん。今からあれを済ませてここに行ってこうしてああしてと、予定でぎちぎちいっぱいの頭に、ほかりと隙間ができ、懐かしくて温かい気持ちに満たされる。お爺さんの笑顔が、私の一日を調整してくれる、そんな風に感じたり。いつか、お礼を言いたい。



今日は長男長女をNPOに降ろし、落ち葉の山などトレーラーに積んで、ゴミ捨て場に。夕方はロボティックス。明日は長男の友人君が朝から来て、二人課題宿題にジムに映画に。残りは長女が課題をすませたら、お友達とそりに!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

降った! 積もった!


雪の舞う公園で遊ぶ。


スマイルフェース!



友人宅での集まり。


持ち寄りお菓子。

チョコやクッキーに混ざり、たくわんが素敵。これでしょっぱい甘いしょっぱい甘いと永遠にいけるじゃない、と友人。おかげさまで永遠でした!

子ども達も憩いの一時。



ガムテープアート。by 次女九歳

何年位前からだろう、小学校中高学年の子達の間で流行っている。クラフトショップなどには、カラフルなガムーテープがずらりと並ぶ。

ビーズな僕四歳。

アイロンかけて色々な形に。最近は3Dのものまで売っている。

翌日の弁当準備をする次女。アルファベット型サンドイッチ。

手の込んだことは自分達でね。(笑)

昨夜のパン作り。

毎週金曜日のファミリーディナーでいただきます。

長男部屋。足のふみ場なし。

次男くっつきっぱなし。昔の長男を見ているようです。

近況整理、「横の成功」と「縦の成功」と

2013-11-10 12:13:19 | 今週の整理
1.十一月二週に入っても雪が積もってないなんて! 初めてです。寒くはなってきていて、昨日はマイナス五度の中、次男と公園梯子してました。滑るからと次男手袋を脱ぐも、握る遊具の冷たいこと。滑り台にも霜きらきら。一旦積もってしまうと四月頃まで解けませんから、見慣れぬ「雪なし冬景色」をしばし楽しみます。



2.「人間の身体の中に、新しい部分が発見されたらしいよ」ネットのニュースを読みながら長男。「えっ、どこ?」と私。スクリーンから振り向きながら、「脳の一部らしくて、言葉なしでコミュニケートする能力を司っているらしい」「ふ~ん」と答えながら、頭の中を様々な妄想が渦巻く。そんな目が遠くへと飛んでいる母の姿を横目に、長男、にやり。「うっそ~だよ~ん。膝の一部らしいよ」「・・・。」(11月6日付けTIMEより)



3.最近つくづく「運動」の効果を実感してます。気温も下がり、屋内で過ごすことも増えつつあるこの時期、ついつい運動不足になりがち。そこで朝夜と合わせて最低5キロ程自転車こぎ(去年友人にいただいた屋内運動用)を続けてみたところ、だるさ重さ消え、睡眠深く、身体ぽかぽか、膝の痛みも治り、身体の色々な循環がスムーズになった感覚。マシーンの前に本を開けておくと、本読みたいがために、いそいそとこぎにいけます。朝夜各10分ほどの贅沢。

 夫と長男も、今週は毎朝六時から隣のアラスカ大学のジムやプールやトラックで運動。調子良いようです。

 川へ水汲みに、山へ薪拾いに、畑の手入れにと、家事も「ただ立ちっぱなし」ではなかった昔の時代には、それはそれは大変だったでしょうが、それでも肉体的にはベネフィットもあったのだろうなと思ったり。今はマシーンに乗って故意にあちらこちら動かす



4.来週から夫出張10日間(の予定)。五人、ただでさえ目も手も行き届かないのに、大人一人減るというのは、届かなさダブルにトリプル。「自分でしてね!」と言う回数も増大。普段私がしていることでも、実は子供達自身できることがあるのだと、アップデートする機会でもあります。



5.長女の友人の誕生日会で、昔の知り合いに偶然再会。長男と長女が共にプレスクールに通っていた女の子のお母さん。あの小ちゃくておてんばだったMちゃんが、しっとりとした美しい中学生の娘さんに! 
 
 望んでいた中学のプログラムに、一ポイント足りなくて入れなかったのよと。本人もとてもがっかりして、私もがっかりしたけれど、でもね、大切なのは、今持てる力を尽くしたっていうこと。テストの結果や周りと比べた「横に向かう成功」よりも、持てる力を出し切ったという「縦の成功」は成し遂げたとも言えるのかな。そして将来、彼女を幸せにするのは、そんな「縦の成功」なのだと私は信じてると。

 10年前と全く変わることのない凛とした佇まい、そして深く澄んだ眼差し。元気をもらいました。


今日は早朝長女を市内中学対抗バレーボール大会に降ろし、NPO活動へ長男送り。今からバレーボール長女チームの応援。その後次女をクラスメート宅でのスリープオーバーへ。長男を迎えに行ったらその足で図書館、そして長男はそのままロボティックスミーティングへ。明日は朝から長男の友人君が遊びに来る予定、一緒に課題を終わらせジムへ行くそう。長女はお友達と映画館へ。次女を迎えに行ったら、残り組みでトレールに公園に。

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

友人息子君達、釣りしてるから遊びにおいで!ということでお邪魔。


釣れた?


まだみたいねえ。


湖周りのトレールで遊ぶ。


石のって、


幹のって。


家に戻れば、男二人落ち葉かき。


次男との午後、

ママおはな。


グリーンハウス!


おべんと食べて。

一歳Rちゃんの可愛さに、またもややられた午後。

近況整理、「なに?」と涼しげな声

2013-11-03 05:02:10 | 今週の整理
1.11月に入ってもこんなに暖かいの初めてかもしれない。日中10度近くになることも! いつもなら銀世界のこの時期、冬タイヤが雪のない道路に当たり、ガツガツゴツゴツと賑やかです。


2.友人家でのプレーデート、一歳の赤ちゃんが可愛くてしょうがない様子の次男。「ママ~、赤ちゃんってどうやって『手に入れる』の?」そう帰りの車の中で。家に戻り図鑑を見ながらこうして出てくるのだよと説明。それ以来、私がトイレに行くたび、赤ちゃんがトイレで溺れるのじゃないかと心配になる次男。(笑) 


3.週の始まり、長女サイエンス・プロジェクト「細胞の仕組みアナロジー」。細胞を「何か」に喩え説明し、3Dの模型も作るというもの。去年長男は「車」に、今年長女は「レストラン」に喩えた。Nucleusをボスに、Golgi apparatusをウェイターに、Vacuoleを冷蔵庫に、 Endoplasmic Reticulumをキッチンに、Lysosomeを食器洗浄機に、Cell Membraneをドアに、 Cell Wallを建物に、Ribosomeをシェフに、Cytoplasmを客に、Chloroplastをオーブンに。ジュースの入っていた箱に色紙を貼り、厚紙でテーブル・椅子・レンジなど作り、レゴのフィギュアを人にして。レストランの名前は「セル(細胞)・ベル」。「タコ・ベル」にかけたらしいけれど、誰にも理解されなかったそう。(笑)

 提出前夜10時に完成!やったあ!と大はしゃぎで眠り、翌朝友人から送られた完成写真に息を呑む。す、すごい!「ガーデン」に喩えた友人ちゃん、土から造花から柵からまるで本物の花園を小さくしたよう!「空港」に喩えた友人君はライトがフラッシュする仕組みになっている! 学校に持ち寄られた素晴らしい3D模型の数々にも大興奮な長女。「今度は、もう少し時間かけて作る!」そう張り切り。皆宿題課題が溢れ限られた時間の中、よくこれほどのものを作られるなあと感心。


4.シラミ状況再びなのですが、小学校ナースよりお知らせ、今年シラミ大発生(influx)! 三女のクラスで新たに見つかった子、シラミをケースに入れて教室に持参、皆で観察したそう。この際、「学ぶ機会」にしてしまおうという親御さんの心意気、いいなあこういうの、あっぱれ。今度もし見つけたら、見習うぞ。


5.六歳三女、昨夜初めてのスリープオーバー。指折り数えて楽しみにしていたクラスメートの誕生会。お母さんは何度かブログでも取りあげた、あのいつも面白いシャツを着ている「社会面・感情面のカウンセラー」。クラスに五人だけの仲良しガールズ(男の子は十七人!)、三人の息子さんは親戚宅に出払ってのガールズナイトだそう。昨夜寝る前兄姉弟が電話すると、家では甘えっこな三女、涼しげな声で「なに?」、「楽しい?」「たのし~い!」と元気一杯の様子。

 三女だけいない夜そして朝というのも初めてのこと。○○どうしてるかなあとつぶやく姉、夜いつもくっついて寝てるのに一人で寝られるのかしらと思う母、朝から三女を探す次男。今から迎えに行ってきますね。


今日は長男長女をNPO活動に降ろし、三女を迎えに行き、次女はネイチャーセンターにて火のおこし方の実験に、夕方から長男ロボッティックス・ミーティング。明日は長男長女宿題課題、合間に散歩、プール or サイクリング!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

長女「細胞アナロジー」模型作り、


できた!


プロジェクトの合間には、ひゃっほ~!と飛ぶ。

近所のアラスカ大学プールにて。


次男とお出かけな午後。


白熊の舌!


そ~れ!


スクーターで、


どこまでも。


友人君とプレーデート。紙飛行機に夢中!



お泊りの三女に電話な昨夜。

スピーカーフォンに耳澄ませ。

おやすみ~!


近況整理、喜びと寂しさが入り混ざったこの気持ち

2013-10-27 06:39:43 | 今週の整理
1.雪ちらほら。来週は子供達指折り数えるハロウィーン。ここ何年か、ハロウィーン前後に積雪だったのですが、さてさて今年はいかに。しかしもう今年も残すところ2ヶ月だなんて~!



2.夕方学校から電話。授業後、週に一度の一時間半のコーラスの練習を終えた次女、入口で迎えを待っていると。わ、忘れてた・・・。子供を忘れるというの、多くの方にとって考えられない!でしょうが、実は今まで何度かあるんです。学校や習い事の終了時間や場所などが変更となり、アップデートされていない私の脳みそ、そのまま忘れる・・・。スーパーに行き、トイレに行った一人を忘れ、車を発車させたことも(しかも気づいたのは子供、あっ、○○がいない!)学習した子供達、トイレに行く際は必ず「忘れないでよ」と私以外にも他の兄弟姉妹に声をかけます。(笑) 赤ちゃん時代は、カーシートにおさまったまま手提げ鞄のように持ち歩くので、ついつい友人宅に「置き忘れ」てしまったり。

「点呼」を習慣にしないといけませんねえ。



3.次男、シャツのボタンをはずそうとするも、硬い布地でなかなかうまくいかない。は~とため息をつき一言、「Holy Cow! (“なんてこった”といった意の俗語)」。ああ、ティーンネージャーと暮らす四歳児・・・。



4.長男の高校の進路について先生と話し合い。11年生まで続く今のHGプログラムに残る子はほんのわずか。高校のHGプログラムは大幅に縮小され、主に英語に力を入れたカリキュラム(数学はなし)。宿題課題の量も半端でなく、生徒によっては勉強以外の活動ができず、Aを取るのも至難(というよりコースを落とす場合も。そしてカレッジ審査にもカウントされる)。HGに行かずHonors Classを取るという選択があるが、結局Honors Class を終えても、HGプログラムを終えても、11年生では同じAPクラス(アドバンスクラス)かIBクラス(バカロレア)を取るというスタート地点に立つ。周りから聞いていたのと同じ内容。長男の友人達もほとんどがHonors Classへ行くと。

 特に若い時は「より難しい道」をとった方がいいとは常々思うのですが、それほど英語(LA)に時間とエネルギーをかけたいか(彼にとってはいい訓練になるとは思うのですが)、それとももし他に伸ばそうとエネルギーを注ぎ込みたいものがあるということならば、そうした方がいいと話し合ってます。「楽をするため」でなく、「より前へ進むため」と心を決めるならと。話し合い続けます。



5.今週二度ほど、以前暮らしていた家の近所を車で走る機会があった。思い出のつまった家を通り過ぎ、近所を回り。屋根の上におにいちゃんの投げた赤いボールのったままだったね、この坂道何度行き来しただろう、ああこの公園! この景色に日が沈む様子! ああ、うわあ、と叫ぶ子供達。

「何て言ったらいいんだろうこの気持ち。叫びたくなるような、苦しいような、嬉しさと寂しさと入り混じったような・・・。」長男と長女。

「日本語だと『懐かしさ』とか『郷愁』だよね、『切なさ』というのもぴったりくるかな。心をきゅっとつかまれるような感覚」

「そうそう!」

「でも確かに、英語だと一言では表せられないね」

そんな会話を交わした夕暮れ時。また来ようね。
たくさんの思い出に感謝。



今日は朝から長男と長女をNPO活動に送り(長女小型飛行機で飛ぶそう)、その後長女はハロウィーン祭り会場にてダンス・ショー。下三人を連れ鑑賞。その間長男は今日から毎週始まるアラスカ大学でのロボティックス・ミーティングへ。中学校の友人君行き帰りお預かり。明日は長男長女、課題宿題に一日取り組み、残り組みはサイクリングへ!


皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

前の家の近所にて。

ひゃ~。


ここに、勿忘草がいっぱいあったんだよね。


ああ、この景色の中で子供達も大きくなり。


夕暮れ。



Mちゃんの誕生日会に次男と三女。

ケーキ。


プレゼント開封。


大人井戸端会議の下で子供井戸端会議。


お父さん達、ありがとうございます!




次男と博物館な午後。

いえ~い、嬉しパイロット。


こうしてこうしてね。


砂に埋まる家観察。




すっかり枯れはかさかさ。

長男が夕方下二人を連れ出してくれるので助かります。

近況整理、見守って下さる方々に感謝週

2013-10-20 06:41:58 | 今週の整理
1.ここ何日か暖かいんですよねえ、この時期にしては異例なほど。10度越えてます。山の頂の雪も解けちゃったりしてて。太陽ポカポカ、楽しませてもらってます。


2.今週は水曜日木曜日と懇談会で学校半日、金曜日は休み。長男長女のコアクラス(英数科学社会)の先生7人(息子さんの懇談会で不在の先生1人)、次女と三女の担任の先生合わせて9人の先生方と立て続けに話し合い

 三女の先生には4人の子供がお世話になった、全員を振り返り思い出話しをして下さった。時々クラスを訪ね先生の授業が終わるのを待っていた娘さんも、今では成人しサブとしてクラスの手伝いをすることもある。「時間はどこに飛んでいってしまったのかしらね」このH先生と話すたびに出る言葉。
 

 中学の先生もホント個性様々。どこから冗談なのか本気なのか読み取れない先生や、長髪を束ねピアスをつけたスタイリッシュな男の先生や。皆で「どうしたらこの子が社会に出て成功できるか」を考えて下さる。今年新しくチームに加わったLA(英語)の先生は、その課題の量の多さと厳しい評価で有名に。ほとんどの子が今までもらったこともないような成績をもらったそう。「今厳しくされて、たくさん失敗しておいた方がいいんだ」。成績に敏感で教育熱心な親が多い中、かなりの苦情もあっただろうに、一貫した姿勢。「膨大な量のやるべきことを前に、いかに時間管理をするかを学んで欲しい。学年の終わりには必ず多くを身につけているはず。」先生の真摯な様子に、頷く長男。

 ティーンの反抗だとか何とか言っても、真摯なところから発せられた言葉は、その子の心に届くもの、つくづくそう思います。その言葉がどこから発せられたのか、見分ける感覚も鋭いこの年頃の子供達、いい先生方に囲まれ、ありがたいことです。


3.小学校の廊下ですれ違う「社会&心理面のカウンセラー」の方、いつも凝ったTシャツを着ているのですが、今回こんな文句が「もし計画Aがうまくいかないなら、あと25の計画がある(アルファベットは26文字あることから)」。次女に聞くと昨日は、「Eliminate HHHHHHHH」というシャツを着ていたのよと。Hがeight(H8)=hate「憎しみを取り除こう」という意味だそう。毎日のようにこうしてメッセージを子供達の頭にインプットしてくださり、感謝です。


4.成績について、長男とストラテジー的な話し合い。先日友人に聞いた話から。アマゾン社は、米国の長者番付の上位に乗っているけれど、その戦略は他社と異なり、いわゆるどかんと収入の入る大きな仕事より、小さな仕事を漏れなく集めるといったものだったそう。「これはほとんどカウントされないワークだから」と言うことのある長男に、「一円を笑わないのよ」と。時事と絡めると、彼の場合、より記憶に刻まれるようです


5.毎年この時期、小学校で「お子さんのクラスでシラミ発見!」のお知らせをもらってきます。学校のナースが生徒一人一人を調べて回るんです。今年は三女のクラスに三人、次女のクラスに一人。上の学年に行くほど、誰?ということは内密にされるのですが、一年生ぐらいはもうあっけらかんとしていいです。「ぼくね~、しらみがいるんだよ~!」とクラス中に大自慢の大宣言。(笑) すぐに自宅で処理するよう親に知らされ、ナースがチェックし許可した日からまた教室に戻ることが出来ます。

実は五年前、小学校で大発生したことがありまして、家も漏れなくいただきました。それも学校のナースのチェックにはひっかからなかったものの、自宅で発見。まさかこの現代に文字通りの「虱潰し」をすることになろうとは・・・、いやあ貴重な体験でした。スーパーのシラミ除去グッズセクション、売り切れになってることなんかもあって、きっと日本では信じられない現象ですよね。

「シラミがいたっていうことよりもね、ママの取り乱した姿の方が恐かった」と当時を振り返り語る子供達。(笑)クラスで発見されたので、毎週チェックしましょう!というお知らせを片手に、努めて穏やかな表情を浮かべつつ、子供達の髪チェックしてます。



6.今週を振り返り、子供達を見守って下さる家族以外の人々の存在をつくづくありがたいなあと感じた週でした。先生方、学校スタッフの方、小児科医、ナース、友人達、そしてこのブログを読んでくださる方々、心よりの感謝を込めて!



今日は朝から長男長女NPO活動。帰宅次第、友人息子君のピアノリサイタル。その後次女クラスメート誕生会、その間残りを連れて買い物。明日はサイクリングに、夕方からは友人宅にて別の誕生日会。

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

週末はいつものように友人&息子君二人と。

散歩して、


パンプキンパイ作って、


ヨガしたりも。


夕飯作り手伝ってくれる六歳児二人。



朝ごはんのパンケーキ、

見て見てハート!とはしゃぐ娘。狙う犬。



五人家にいることの多かった今週。賑やかでした。

人間寿司。

ちびっ子たちに何度もせがまれ、ソファに投げ続ける長男。

ずっと何か作ってます。

レゴな下三人。


カード作り。

by 次女

お絵かき。

by 次女と三女

近況整理、このシンプルさ!タフさ!

2013-10-13 05:03:08 | 今週の整理
1.週の初めに嵐。朝起きると落葉樹という落葉樹、裸! 道という道、黄色! 大地に描かれた点描画のようです、真っ黄色の。冬木立に車走らせ。雪が積もるのももうすぐ!


2.週明けに長女がバレーボールでつき指、週の終わりに長男がフットボールでつき指。二人とも同じ週に初めてのつき指、なんて偶然! おかげさまで長女はほとんど回復し、もうそろそろピアノ再開できるかなといった様子。長男は一晩たっても腫れがひかず紫色、昨日病院へ。少し骨が欠けているとのこと。一ヶ月程隣の指とくっつけテープしとけば大丈夫、そう言いながら、二本の指の先っぽを一回りくるりと巻く。残りの小さなテープを爽やか笑顔で渡して下さる医師。えっ、これだけ? 日本だったら少なくとも私が子供時代は、包帯ぐるぐる巻きだったよなあ。このシンプルさ、嫌いじゃないです。


3.その足で長男三日間のNPO合宿へ。トライアスロンもあるそう。その前の医師との会話。
「二週間はその指への衝撃は避けてね」
「明日トライアスロンに参加する予定なんですけど」
隣で聞いている私、思わず吹き出す。そんなあ、行けるわけないじゃな~い。
「スイミングは、オープンスイム? それともラップスイム?」
「ラップです」
「だったらいいよ。オープンスイムで手をがむしゃらに動かしたりしたらよくないけどね。あとはマラソンと自転車だし、問題ないよ」
長男の方を向く医師の背中に向かって、口を開けたままの私・・・。
タフです、こちらの人。


4.長距離走部が終わり、長女のバレーボール部が始まる。長男のウェイトトレーニング部は今月末から。そこで長男少し早く帰宅するのですが、レゴにはまっている次男に付き合っている内に作る熱が燃え上がり。時間があれば何か作っている。二人額くっつき合わせあれやこれやと工夫し。14歳と4歳、一緒に熱中、こんな日が来るもんなんですね


5.友人達との非公開ブログ、とにかく今は多作多捨で思いを形にし続けている。10日間で30ほどの投稿。皆時間がままならない人ばかりで、道は険しいのですが、隙間隙間に少しずつでも積み重ねて


6.自分にとって書くということの原動力は、「切なさ」。心をきゅっとつままれるような感覚、そこから文字が立ち上がってくる


明日長男帰宅。今日は午後から友人とパンプキンパイを作りトレール散歩。明日も森の中へ。今週から新学期!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

次男、友人娘ちゃんとスクーターすいすいな午後。


ベンチで友人手作りスナック、チーズスコーンいただいて

おいし~い。

次女手作り誕生カード。

クラフト好き次女、本からアイデアもらって。

レゴに埋まる長男。

次男と長男いつも作りかけ中で、かたづきません・・・。

作品品評会。


下には次男の作ったバイクを収納できるスペース。

近況整理、「『失敗』は出来事、人を表す言葉じゃない」

2013-09-29 07:15:26 | 今週の整理
1.山の手はもう少し前に降っていたようですが、週の初め、街に初雪! 昼過ぎには解けましたが、気温も五度前後、落ち葉の黄色が地面を染め、冬支度です。ここ何年か、ハロウィンの頃に積もっていたのですが(それから五月まで雪に囲まれる!)、さてさて今年はいつになるか?。


2.夫が週の初めに十日間の出張から戻り、子供のことファイナンスのこと雑用についてなどあれやこれや話し合うわけですが、彼も時差でよれよれ、私も帰って来たとほっとしてよれよれで、いつもなら声を荒げるような話題でも、互いにしょぼしょぼ・ぼしょぼしょと話が進みました。互いに力を使い果たし、萎えたところで話し合うというのも、喧嘩回避の一つの手ですね。(笑) 無事戻り、おかげさまであちらこちら悲鳴をあげていた生活が、また何とか回り始めました。


3.学校にて、ディスレクシア?という話し合いももたれた次女の様子が、改善してきているようです。今でもぎょっとするようなとんちんかんな読み間違えをしたり、簡単な文章の意味が理解できなかったりということは傍から見ていてありますが、当初のように、テストなどへの凹となっては出ていないようです。
 文章を読みながら印をつける、メモを取る、図にするなどの方法、そしてそういった方法で分かるようになると感じた本人の「自信」によるところが大きいように感じています。読書に対する苦手意識も、最近は気がつくと本を読んでいるようにまで。ひとまず、ディスレクシアのスクリーニング・テストも見送りに。
 すらりとできてしまうことと、できないことのギャップの大きさ。できないことにぶつかったとき、分からない!ことへの動揺からフリーズ状態になってしまう、そこを解きほぐし、何とか出口を見つけようと動く、そんな姿勢を、毎晩二人で座り(夫出張中はなかなか毎晩は難しかったのですが)、学んでいったように感じています。まだまだこれからどんどん難しくなる学校の勉強、様子を見守り、サポートできることをしていこうと思っています。


4.小学校の廊下で、ソーシャルスキル・心理カウンセラーの方とすれ違うと、こんな文句がTシャツに。「『失敗』は出来事、人を表す言葉じゃない。(”failure is an event, not a person.”)」 そういえば、先生のTシャツにあんなこと書いてあったなあ、そう思い出し、また歩き始める子供たちがいたらいいな、そう思いつつ。


5.今後の活動について。ひとまず周り身近な七人の友人たちと形を作っていくことに。原型を作り、そこから広げていけたら。今週はドメインネームをゲット。ホームページ開設に向け、非公開ブログで話を煮詰めていきます。外に仕事を持っている人も多く、小さな子供さんがいる方もいて、少しずつ少しずつの歩み。


6.編集などに詳しい知り合いの方が、書き溜めたものに目を通して下さった。初めて自分なりにまとめたもの全体を、他者に見ていただいた。「読み物」としてまとめていくということ、取り組んでいきたいです。入り込みすぎて、なかなか外から見るというのが難しい。学び続けていきます。


今日はNPOに長男を降ろし、次男のプレーデート、そしてずっとせがまれている三女と二人でお出かけ。明日は誕生会に、散歩に。長女は科学のプロジェクト取り組み続ける週末となりそうです。

皆様の一週間が素晴らしいものとなりますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

週末は三女初ローラースケート!


人工池に、こんなパンの山。スーパーからの期限切れパンの差し入れだそう。


カモにカナディアン・ギースに。


は、はじめてこんなに見た。


寄ってくるくる。


野生の鳥に餌をあげてはいけない、そう習っている子供達。呆然として見守る。人工池で、南国へと飛び立つことも止めてしまった鳥たちも。そんな野性を忘れてしまった鳥には、確かに誰かが餌をあげなければ生き延びていけない。じゃあ見殺しにするのか。子供達にとっても、考えさせられた光景のようでした。

ドーナツ大好き長男。ほとんど買ったことないので、しぶしぶと自分で作ります。(日本のように甘さ控えめ美味しいものがあればいいのですが)


キッチンエイド使って。


途中卵が足りないことに気がつき、ネットで調べ、水で分量おきかえたようですが、見事、生地失敗。

こういったものになってました。

皆でこの「ドーナツ」なかなかいけるじゃない、と言いあいながら食べました(笑)

朝起きると、うっすら雪!


昨夜のファミリーディナーパン。

by三女&次女



近況整理、「厳寒の頂へ登り、荒れ狂う大海を渡ってみて」

2013-09-22 07:09:05 | 今週の整理
1.先週末は海で泥だらけになっていたのに(水は冷たくはありましたが)、ここ何日かで一気に冷え込む。朝晩氷点下に! 水溜りが凍ってる! 遠くに見上げる山頂はうっすらと雪をかぶり。何でも来週始めは雪の予報だとか! 昨日は公園で走り回る子供達を見守るママさん数人、毛布を腰や肩に巻きつけ。足、手がかじかむ。3時間ほど、芯まで冷えました。


2.寒くはありましたが、公園にて夫婦話などでげらげら笑い。やってられないこともある状況を、こうして吐露し合うことで結構晴れ晴れとしたり。こちらに来たての頃、治安のよくない地域の低所得者専用のアパートに住んでいたのですが、夫と喧嘩し、いてもたってもいられず、夜1人大きなお腹抱えうろうろ歩き回るなんてこともしたなあ、と思い出したり。


3.友人の1人が、とてもインスパイヤリングな家族に会ってねと話してくれる。スイスの一家。ヘッドクウォーターがスイスにあるその友人の職場(アンカレッジ支社)を訪ね、職員に向け話をしたそう。 
 7つの海と7つの山頂を「人間と自然の力だけ」を用いて制覇しようという冒険を続けているSchwoerer一家。TOP TO TOPという試み。子供たちに「より良い未来へのインスピレーション」を与えることを目的とし、気候を守ること(climate protection)、 スポーツを通して自然を楽しみつつ同時に何かを自然に返していこうというメッセージを掲げる。
 今は自転車でアメリカ中を回り、来年はボランティアと共にマッキンリー山に登り、他の山々でもそうしてきたように、ごみをできるだけ持って下山する予定だそう。遭難者の遺体も何体か今まで持ち帰ってきたそう。
 四人の子供さん。ボートの上での出産時には、お父さんが「スイスナイフ」を用いてと。それを聞いた「スイスナイフ社」がスポンサーになったりといったエピソードも。
 Schwoerer氏、夫婦仲をどうにかしたいと思ったら、一緒に厳寒の頂へ登り、荒れ狂う大海を渡るといいですよ。生きるか死ぬかの時には、助け合うしかないですから、是非試してみてください、そう会場を笑わせていたと。
 夫婦仲だけでなく、確かにそんな極限の状態では、余分なこともすっきりとそぎ落とされ、ただ大切なことが剥き出しになるのかもしれないなと思ったり。Schwoerer一家の突き抜けた瞳。
 冒険へと飛び立ってみる、生死の境に震えてみる。想像力を精神力を集中させて、日常でも冒険。
 TOP TO TOP、来年一緒にマッキンリー山登るボランティア募集中。


4.次女と三女が顔を赤くさせ向き合っている。どれだけ息を長く止められるか競争。ぷは~と口を開けては、じゃあもう一回!と。聞いてみると、ルールは「死なないこと」だそう。「死んじゃだめだからね」と声掛け合いながら・・・。ここにも、日常ささやかな極限。(笑)


5.スーパーの駐車場に車を停め、「さあ着いたよ!」と後ろの座席を振り返ると、次男、動かず窓の外の一点を見つめている。どうしたの? 何? と聞いても、黙ってそのまま動かず。私もしばらく黙り。突然、
「ママ、僕、偽者に見える?」
「はっ?」
「こうして動いてないとね、何だか偽者に見えない?」
最近、「僕って小さいねえ」と手足をじっと眺めたり、そうかと思えば、「僕って大きいねえ」と手足を伸ばしてつぶやいてみたり。「客観的な僕」というのを楽しんでいるようです。


6.子育て中の細切れ時間を生かすには、何をするかを明確にしておくのが効果的とつくづく思う。特定の記事を読む(朝プリントアウトしておく)、まとめる、気づいた点を書く、この言い回しを考える、このコンセプトを伝わる形に表す、この感覚を文字にする、伝えるのにより効果的な表現はあるか、これについて予定を立てるなど、より細かく具体的なリストを作っておくと、ぽかりと急に開き、あっという間にさっと閉じる時間にも、一気に没頭できる。
 子供が1人遊びに没頭する30分、インゲンをいためる10分、子供が宿題を静かにしている20分、子供同士楽しそうに遊びに没頭30分、迎え待ち車の中で10分、公園の遊具で遊ぶのに夢中な15分、一気に取り掛かる。
 まだまだ子供のリズムを大切に、進んでいきたい。


今朝は、長男をNPOに降ろし、残り組みと掃除片付け菓子作り。昼過ぎからは友人数人で集まり、そのまま共に夕食。明日は、上の子達は宿題に課題に予習復習に、そして散歩! 夫、週末明けに戻る予定で、ほっ。

皆様の一週間が素晴らしいものとなりますように!

Have a wonderful week!


日常風景:

日は照ってあったかそ~なのに、かなりさむ~い公園。


虫探しに夢中な四歳児五人。女の子二人の虫にかける意欲の大きさ!


あ、自転車かご、植木鉢になってる・・・。


次男大好きなS君と。



「ざくろ」の季節到来。子供達大好き果物。一粒ずつ皮からはがして口に入れたり、

こうして剥いてほぐし、スプーンで一気にいただいたり。

時間かけて剥き終わり、スプーンを片手にしたときの子供達のうっとりした顔といったら!


ハムチーズパンが食べたい!という長女、日中生地を作っておくと、学校から帰って成型。



目の前の車をぱちり。

「イヌピアックの誇り」。イヌピアック:アラスカ北方のネイティブ・アラスカン。


買い物から戻り何だか視線を感じ横をみると、ヘラジカ。

バルコニーからぱちり。


むしゃむしゃと木の実を。

近況整理、目線の下にも空がある

2013-09-15 03:05:34 | 今週の整理
1.夫出張。今週末から来週末へと渡るのですが、ウィークデイ走り続け、しかも週末束の間ほっとする時もないというの、なかなか笑うしかないようなチャレンジです。(笑)

2.小学校の音楽の先生は日本語を少し知ってらっしゃるようで、三女とクラスでもう一人日系の方を親に持つ男の子に、「何か日本語言ってみて」と。男の子、「こんにちは!」「『Hello』という意味ね、さあ皆さんも言ってみましょう!」「こんにちは!」「こんにちは!」。
 「で、あなたは何て言ったの?」そう三女に聞くと、「ございます」「はっ?」「ございます」「・・・」。 先生、「さあ皆さんも言ってみましょう!」 「ございます!」「ございます!」こうして元気よく「ございます」が教室中に響き渡ったそうでございます

3.宿題・プロジェクト・クイズにテストに忙しい学校生活、あれに夢中になるとこれが抜けてと忘れ物ちょこちょこ。ドライブウェイから発車し、「あっ!」と戻ること今週二回、体育靴忘れお届けも一回。チェックリストを各部屋の壁に。寝る前、出かける前、「四つのチェック」と声掛け合って。一、寝る前着ていく服持っていく服チェック、二.ランチ・スナック準備 三.ホームワーク・プロジェクト鞄に入れる 四.親のサインが必要な場合は前夜。


4.次女、自分から本を読むようになってきました。気がつけば本を読んでいる。毎晩の文章取り組みレッスン、彼女のレディネス、没頭できる物語に出会った、色々な要素が混ざっているのでしょう。
 ディスレクシアについてはウキペディアにも、「最新の研究によって、ディスレクシアの人は脳での情報処理の仕方が一般の人と異なることが明らかになってきている」とあるのですが、夫曰く、「こういう見方をするものなんだよと、隣に座って忍耐強く教えてくれる人がいると随分と違ってくる」と。
 先週は「空の境が分からない」と言う次女。「地面から離れたらそれは空でもあるでしょ? だから空は見上げるものだけじゃなく、目線の下にもある」。こういったように、一つ一つの情報に引っかかって混乱することがあります。そりゃ文章もスムーズに読めないでしょう。何だか普段当たり前と感じている土台・前提が崩れてる、夫や次女と話しているとそう思うことがあります。

5.中学に入ると定期的にあるSAT単語クイズ。去年はこれ読んでみてくれる?と長男からリストを渡され、一語一語私が読み長男が意味を言い、ということをクイズの前に。今年は長女からリストを渡され、読み始めた途端、考え込む長女。「ちょっと待って」と、紙に何やら書いて切って、「これをこうして一つ一つ掲げてくれる」と。

 何でも私のネイティブでない発音アクセントだと、混乱すると! 確かに、聞いたこともないような単語があったりで、アクセントどこにつけたらよいのやら、発音や読み方も間違っていたり(ie をEEと伸ばしたりAYと読んだり、aのバリエーションがうまくいえなかったり)。だったら自分で全部すればいいのに!と思うのですが、何だかこうして少しでも手伝ってもらうのが今のところはいいようです。長男のアバウトさ、長女の細やかな緻密さ、こういったことにも個性が出ます

6.今週はアンカレッジ周辺の長距離走部の中学生が集まり、大会。普通に授業が終わってからバスで一時間ほどいったところにある湖へ。長男長女参加。バスに揺られ帰宅したのが7時半過ぎ。すぐに夕飯食べながら宿題。ウィークデイはこうして運動と宿題でいっぱいいっぱいな中学生二人です


今日は今から、長男とこれから毎週参加しようかと考え中の長女をNPOに降ろし、その足で次女と三女を友人宅でのプレーデートに降ろし、次男友人の誕生日会へ。バーベキュー!お祝いを早めに抜け、長男と長女を迎えに行き、プレーデート宅の友人が息子君二人と次女三女を連れてきてくれたら、皆でピザ作り映画鑑賞の予定。明日は、長男長女それぞれプレーデート、残りは散歩へ!


皆さんの一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

あ、虹! 薄暗い中弁当を作っていると叫ぶ子供達。

次女が撮ってくれました。

散歩。


公園へ。


秋の太陽。


友人たちと集まる午後。