靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

近況整理、目線の下にも空がある

2013-09-15 03:05:34 | 今週の整理
1.夫出張。今週末から来週末へと渡るのですが、ウィークデイ走り続け、しかも週末束の間ほっとする時もないというの、なかなか笑うしかないようなチャレンジです。(笑)

2.小学校の音楽の先生は日本語を少し知ってらっしゃるようで、三女とクラスでもう一人日系の方を親に持つ男の子に、「何か日本語言ってみて」と。男の子、「こんにちは!」「『Hello』という意味ね、さあ皆さんも言ってみましょう!」「こんにちは!」「こんにちは!」。
 「で、あなたは何て言ったの?」そう三女に聞くと、「ございます」「はっ?」「ございます」「・・・」。 先生、「さあ皆さんも言ってみましょう!」 「ございます!」「ございます!」こうして元気よく「ございます」が教室中に響き渡ったそうでございます

3.宿題・プロジェクト・クイズにテストに忙しい学校生活、あれに夢中になるとこれが抜けてと忘れ物ちょこちょこ。ドライブウェイから発車し、「あっ!」と戻ること今週二回、体育靴忘れお届けも一回。チェックリストを各部屋の壁に。寝る前、出かける前、「四つのチェック」と声掛け合って。一、寝る前着ていく服持っていく服チェック、二.ランチ・スナック準備 三.ホームワーク・プロジェクト鞄に入れる 四.親のサインが必要な場合は前夜。


4.次女、自分から本を読むようになってきました。気がつけば本を読んでいる。毎晩の文章取り組みレッスン、彼女のレディネス、没頭できる物語に出会った、色々な要素が混ざっているのでしょう。
 ディスレクシアについてはウキペディアにも、「最新の研究によって、ディスレクシアの人は脳での情報処理の仕方が一般の人と異なることが明らかになってきている」とあるのですが、夫曰く、「こういう見方をするものなんだよと、隣に座って忍耐強く教えてくれる人がいると随分と違ってくる」と。
 先週は「空の境が分からない」と言う次女。「地面から離れたらそれは空でもあるでしょ? だから空は見上げるものだけじゃなく、目線の下にもある」。こういったように、一つ一つの情報に引っかかって混乱することがあります。そりゃ文章もスムーズに読めないでしょう。何だか普段当たり前と感じている土台・前提が崩れてる、夫や次女と話しているとそう思うことがあります。

5.中学に入ると定期的にあるSAT単語クイズ。去年はこれ読んでみてくれる?と長男からリストを渡され、一語一語私が読み長男が意味を言い、ということをクイズの前に。今年は長女からリストを渡され、読み始めた途端、考え込む長女。「ちょっと待って」と、紙に何やら書いて切って、「これをこうして一つ一つ掲げてくれる」と。

 何でも私のネイティブでない発音アクセントだと、混乱すると! 確かに、聞いたこともないような単語があったりで、アクセントどこにつけたらよいのやら、発音や読み方も間違っていたり(ie をEEと伸ばしたりAYと読んだり、aのバリエーションがうまくいえなかったり)。だったら自分で全部すればいいのに!と思うのですが、何だかこうして少しでも手伝ってもらうのが今のところはいいようです。長男のアバウトさ、長女の細やかな緻密さ、こういったことにも個性が出ます

6.今週はアンカレッジ周辺の長距離走部の中学生が集まり、大会。普通に授業が終わってからバスで一時間ほどいったところにある湖へ。長男長女参加。バスに揺られ帰宅したのが7時半過ぎ。すぐに夕飯食べながら宿題。ウィークデイはこうして運動と宿題でいっぱいいっぱいな中学生二人です


今日は今から、長男とこれから毎週参加しようかと考え中の長女をNPOに降ろし、その足で次女と三女を友人宅でのプレーデートに降ろし、次男友人の誕生日会へ。バーベキュー!お祝いを早めに抜け、長男と長女を迎えに行き、プレーデート宅の友人が息子君二人と次女三女を連れてきてくれたら、皆でピザ作り映画鑑賞の予定。明日は、長男長女それぞれプレーデート、残りは散歩へ!


皆さんの一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

あ、虹! 薄暗い中弁当を作っていると叫ぶ子供達。

次女が撮ってくれました。

散歩。


公園へ。


秋の太陽。


友人たちと集まる午後。



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