Kオジサンの新・山歩きの記

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スリランカの岩山  シーギリア・ロック  (標高約370m)

2016-06-18 23:22:51 | 旅行

州島へ行った時の事ですが、初めての海外の山登り  済州島 城山日出峰(182m)」としてと紹介しました。 http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/6435263e8c39f21841b55664eae62075

今回は、スリランカでシーギリア・ロックに登りましたので、海外の山登りとしては、2山目となります。ただ、長い階段を登って行っただけですから、山登りと言って良いものか、どうかとも思いましたが、山登りとしてアップしました。
シーギリア・ロックは標高約370m、岩頸そのものの高さは約195m、と書かれています。約200mの岩山で、全方位が切り立った崖になっています。約1,200段の階段の山を登ってきました。
山頂からの眺望は良く、視界が広がっていました。



登山口に有る駐車場へバスが着きました。

地元のサポーターが近寄ってきました。サポーターは登る人を手助けし、お金を得るというものです。彼らの収入の糧となるものでして、五月蝿いくらい言い寄ってきました。
ガイドは2,000ルピーくらいの金額だと話し、必要が無いのならキッパリと断るようにと言っていました。




登山口に向かって歩いて行きます。





ガイドが人数分の入場券を買い求めました。
4,260ルピーとなっています。邦貨では3千円余りです。少し高いです。外国人とスリランカ人では、料金が違うようでして、外国人から不満が出ています。
半端な金額ですが、違っているかも知れませんが、30ドルとか。ドルでキリの良い数字なのだと思います。



上から見下ろしたシーギリア・ロックです。
バンダラナイケ空港に着いた時、垂れ下がっていた幕を写したものです。
テーブル状で、山頂辺りは段々となっています。




登山口へ向かっていきます。




これから登るシーギリア・ロックです。




これから登るシーギリア・ロックです。




シーギリア・ロックを大きく。




更に、ズームで。
螺旋階段が見えます。
その左側でシートで覆われたような箇所がシギリア・レディが岩肌に描かれている所です。
絵自体が文化遺産ですが、あの場所へ登っていって仕上げた事が凄いと思います。



ズームレンズを使いました。
最大です。
人は見えませんが、フェンスが見えます。



登山口の階段へ進む途中。
イグアナと猿を見かけました。
イグアナと聞いて、ガラパゴスのイグアナを想像してしまいました。良く考えたら、アチラは海イグアナでした。人の直ぐ近くに居て、逃げようともしませんでした。
右の猿。なんと言う種類の猿か判りません。でも、昨日見かけた猿とは違う種類です。
イグアナが居たり、サルが居たりで、柵の無い動物園に居るような感じがします。
それから、青大将のようなヘビも見かけました。
この時のヘビ。コブラでした。




階段を登り始めました。
地元のサポーターが付きまとってきます。
ガイドは必要なら最初から頼め。2,000ルピーが相場だと言っていました。
必要な人には交渉するつもりだったのでしよう。
途中から頼んだりすると、トラブルが発生する事が、有るようです。




手を差し伸べているのがサポーターです。
頼みもしないのに、手を差し伸べてきます。
この状態の時。要らないとキッパリ言わなくてはなりません。




岩のトンネルをくぐり、進みます。
この場所。
オーディエンス・ホールとなっています。




階段を登って行きます。
階段が磨り減っています。長い年月が経過したと思います。




登って行く様子です。
motaさんが撮ってくれました。



まだまだ、サポーターが居ます。
しつっこいくらい、言い寄ってきます。
その日の収入がかかっているので、必死になるのは、仕方が無いかも知れません。




少し登ってきました。
階段を登っていて、視線を横に移しました。
急な崖が見えます。




まだまだ、階段が続きます。
両側のレンガ。
雨風で、角が丸くなっています。
その事が歴史の古さを想像させます。




登って来ました。
後ろを振り返ると沢山の人が押し寄せ、声が聞こえます。
中国人たちです。
ガイドは中国人で込み合い始める前に、山頂へ行きたいと思っていました。
中国人たちに混じって登るとなると、思うように登る事が出来なくなります。




鉄製の階段を登ります。





階段が続きます。
あの螺旋階段を登ります




長い通路です。
このコースは登りの一方通行となっています。
右側の岩。
筋の模様が見えます。
シーギリア・ロックは火山だったようです。
溶岩の縞模様なのでしょうか。




螺旋階段を登ります。




螺旋階段は一方通行となっています。
こちら側は上りで、向こう側に下りが有ります。




螺旋階段を登った廊下のような場所にシギリア・レディがありました。
スリランカの国宝に匹敵するものです。
撮影禁止となっていました。
これは旅行パンフから引用しました。

この場所に来るだけでも大変な事です。
このような場所に、良く描き挙げたものだと感心しました。




螺旋階段を降り、更に進みます。



左側が壁のように塀が設けられた所です。
鏡廊下と言う意味でしょうか。
そんな所を通過して行きます。




踊り場のようなところに出ました。
壁が低くなり、眺望が利く場所です。




登山口に向かった時の道が見下ろせます。




踊り場のような場所からは、下界の眺望が広がります。
密林の海。と言った感じがします。





更に進みます。
この辺り。
階段がありますが、横にスライドして行く形で、歩き易いです。




シーギリア・ロックが正面に見えた場所を見下ろします。
あの場所からシーギリア・ロックを見上げました。
右上の隅に小山が見えます。
昨日、見たダンブッラ石窟寺院が有った山だと思います。



横幅が狭く、一方通行の通路です。
フェンス越しに覗くと、怖いような通路です。





またまた、階段が始まりました。
今までは一方通行でしたが、ここからは対面で歩きます。



階段が始まったところです。
これまでが一方通行で、ここかには対面通行で歩きます。




途中。
広場のようなところに着きました。
距離にすると三分の二くらいです。
高さでは半分ほど登ってきました。
ここで、全員が小休止し、息を整えます。



ライオンの両手。
あの場所から再び登るのですが、この場所で小休憩を取りました。
半分の高さまで登って来たのでしてガイドは、登るのが困難な人は、ここで待っていても良いと言っていました。
それでも、全員が再び登り始めました。



柵があり、近寄れませんが、ライオンの足は自然の岩を刻んだようです。




階段を見上げました。
休憩の後、全員が再び登り始めました。



階段を見上げました。
急な階段です。




急な階段です。
まるで、空中を上がっていく。そんな気分になります。




上りの階段と下りの階段が区分けしてあります。
トラピクスのバッジを付けた人達とすれ違いました。どちら方面から来たのと聞きましたら、関西からでした。大阪のオバチャンたちです。「アメちゃん、持っている」?と声を掛けましら、「持っている」と返事が有りました。
それに、「後、3分」と励まされました。




階段を登って進みます。




山頂へ来ました。
みなさん。成し遂げたと言う事で満足そうな表情をしています。
お疲れ様でした。




山頂から隣の山を眺めます。
昨日、ダンブッラ石窟寺院から、シーギリア・ロックの隣に見えた山でしょう。



山頂はこんな様子です。
テーブル状のシーギリア・ロックでも、段々になっていて、この辺りが一番高い場所です。




テッペンで。
motaさん。Oさん。と一緒に記念写真に納まりました。




山頂からの眺望です。
横に白い線が入っています。
海なのだろうかとも思いますが、詳しくは判りません。

ポロンナルワ遺跡の近くの湖かも知れません。




山頂の辺りを歩きます。
左へ向かうと周回できます。





山頂からの眺望です。
良い形をした山が見えます。



山頂辺りの景色です。





麓の方角です。
1本の道が通っています。
先ほど通ってきた道です。




サングラスの男性がガイドです。
この後、山頂周辺を周回しました。




四角い池のようですが、王が使ったプールだそうです。
人々に、下から水を運ばせたのだそうです。
背中にタルを背負って運んだのでしょうか。王は凄い権力を保持していました。




山頂部はこのようななっていました。



下から山頂部を見上げました。
凄い数のレンガが使われています。
レンガを山上で焼くことは無いと思いますので、下で焼き、運び上げたのでしょう。
その労役に従事した人達。
何千人か。
何万人か。
人々の上に絶対権力を保持した王が君臨していました。



玉座です。
君臨した王様が座った場所です。
横の壁に溝が刻んであり、少しでも涼しくなればと水を流したのだと説明してくれました。
ここに座ってはいけない事が判ります。



山頂方面を見上げました。
これから、下山を始めます。




これから下山にかかります。
外国人も登りにきています。




狭い階段を下って行きます。




あの場所が広場です。
左の裸足の人。
地元の人だと思います。




上りと下りが分かれています。
左側。
中国人が登ってきました。




広場を見下ろします。
ビルから下を見下ろしているような感じがします。
高所で怖い感じがします。

スズメバチが襲ってくる事が有るようです。
広場で上に見える細長い建物ですが、ハチから避難する避難所のようです。
季節に寄って活発になったりするのか、私たちの時は何も感じませんでした。




急な階段。
この部分は上りと下りが一緒になった部分です。




上を見上げました。
列になって下って行きますが、後ろはスリランカ人だと思います。
土曜日で多くの人が訪れていると、ガイドが話していました。




上りと下り。
混雑しています。




大岩の凄い壁です。




広場までもう少しです。
人の往来が多く、中々前に進みません。
サングラスの人は中国人です。
広場までもう少しです。




ようやく、ライオンの脚の間まで降りてきました。



広場まで降りてきて、下って来た階段を見上げました。
あの階段を下りてきた。
よく行って来た。
そんな気持ちがしました。




広場から下へ向かっていきます。




下りながら上を見上げました。
あの巨岩のテッペンへ行って来ました。




螺旋階段です。
右側が上りで、左側が下りです。
螺旋階段を登ったところの左側にシギリア・レディの絵が有りました。




ここまで、下りてきました。
この場所にも巨岩があります。




お疲れ様でした。
下まで降りてきました。




下山して来て。
ヘビ使いがコブラを操っていました。
岐阜グループの人がお金を払っていました。500ルピーと言っているのが聞こえました。


感想
今回。21人の人がサポーターを頼まずに、自力で登って来る事が出来ました。みなさん、良く頑張ったと思います。
ガイドはシーギリアロックへ登るのが、今回が99回目だと言っていました。次回は100回で、節目となる回です。何回はどのようなグループだったと覚えているのだろうか。

シーギリア・ロックには古い歴史があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%83%A4
今でこそ、鉄製の階段となっていますが、当時は木で階段を作ったのではないかと想像します。王のプールのために水樽を背負って登った人。沢山のレンガが有りました。生涯、レンガを作り続けた人。想像が膨らみます。

階段の連続する通路。巨岩のシーギリア・ロック。
滅多に来る事が出来ない場所に来る事が出来て良かったです。










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