虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記(2007/アメリカ)

2008年06月19日 | 映画感想な行
NATIONAL TREASURE: BOOK OF SECRETS
監督: ジョン・タートルトーブ
出演: ニコラス・ケイジ    ベン・ゲイツ
   ジョン・ヴォイト    パトリック・ゲイツ
   ハーヴェイ・カイテル    セダスキー
   エド・ハリス      ウィルキンソン
   ダイアン・クルーガー    アビゲイル・チェイス博士
   ジャスティン・バーサ    ライリー・プール
   ブルース・グリーンウッド    大統領
   ヘレン・ミレン     エミリー・アップルトン博士

 ウィルキンソンと名乗る古美術商から、彼の曽祖父がリンカーン大統領暗殺事件の犯人だと告発される。ベンは何としても祖先の無実を晴らそうと、天才ハッカーのライリー、そしてベンとは今や破局寸前の恋人アビゲイルの協力を得て調査を開始。

 前作で「これがほんとに古代から誰にも解けない謎だったのかい?」と呆然とするほどサクサク謎解きをして、秘宝を見つけたベン・ゲイツですが、今回もヒントが出たらその場で解決、まあ、特殊文字の解読はお母さんにやってもらいますが、謎解きは家族内で間に合ってます。
 お約束通りに恋人とは壊れかけてます。彼って、謎解きしてないと魅力がないんでしょうか?
 ライリーもラッキーを掴み損ねてます。

 そんなこんなで、アクションもハデだけど人的ダメージがなく、サスペンスも全然息苦しくなく、おまわりさん達もそうむきになって追いかけたりしないという素敵な展開で、きちんと2時間で祖先の汚名を雪ぎ、お宝もみつけ、恋人との仲を修復し、長年の両親の不和も、ライリーの経済問題まで一挙解決!
 すごいじゃありませんか。
 決して皮肉言ってるわけじゃなくて、やっぱ夢と冒険で軽やかにドキドキさせてくれるのもいい映画だよね~

 ただね、私、ヘレン・ミレンもエド・ハリスも大好きで、やっぱ役不足じゃないか、と。
 それにやっぱり秘宝がなきゃダメなのか~とかは、あとで思ったけど。