虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

年年歳歳花相似 歳歳年年人不同‐近況

2007年09月11日 | 映画の話題
 記事タイトルは誰でも知ってる漢詩の一節ですが、この思いを切実に感じています。
 今年は私にとって節目の歳、という気がします。
 3月には、とても尊敬していた方が60歳という若さでなくなりました。7月ごろから私自身の体調も良くなかったのですが、仕事で契約関係事務を全部引き受けていただいていた担当者が同じ頃に体調を崩し「お互い秋までに治して、抱えている案件一緒に片付けましょう」と言っていたのに、先週亡くなられました。
 本当に有能な方で、何事にもきちんと対応してくださり、これからもいろいろと吸収させていただこうと思っていました。歳歳年年人不同…人の命の有限はたいがい不意打ちで思い知らされるものですが、これはまったくの青天の霹靂でした。
 大黒柱だったその方がいなくなったことでエージェント自体が閉鎖になることになって、仕事上でも大打撃です。
 予定を全部組みなおさなければなりませんし、何よりも、10年以上も頼っていた、結果的に他のエージェントとの付き合いがなくなってしまったのでただいま必死です。
 私の体調は良くなってきていますが、まったく余裕が持てなくなってますので、しばらくはせいぜい週一くらいの更新ペースになると思います。

 とはいっても、家では映画見ないわけではないです。こちらのほうでも、私の見方が変わってきたことに、我ながら気付きます。
「UDON」(監督:本広克行、出演:ユースケ・サンタマリア)という映画を見ました。感想書きたい映画ではなかったです。いつもどおり一応最後まで見たのですが「途中でやめちゃおうか」と思いました。
 いままで途中でやめたのは映画館鑑賞だけで、「誰も知らない」が効果音がきつすぎて、人に混じって見るのが耐えられなくなった(あとでDVDで見ました)のと、暴風警報でやむなく家に帰った映画だけ。家で見ていてくどく感じるので見るのやめようかと考えたことは、これまでまずありませんでした。気力が落ちてるんでしょうね。

「Gガンダム」も見続けていますが、う~ん後半の愛愛路線がつらい。ギャグだと思ってもヒロインのレインに「一体この男のどこが良くて追いかけているのか!?」と聞いてみたい。10巻でやっとお兄さんの覆面が取れました。国旗仕様デザインなので仕方ないこととはいえ、あのダサいマスクから開放されてよかったな~としみじみ思います。