二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

びんカンな風景

2014年05月13日 | Blog & Photo
おかしなタイトルだけれど、びんカンな風景とは、
敏感ではなく、壜と缶のことv(^∀^*)

2013年7月14日に「花とあきビン」という日記=blogを書いた。

mixi:http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1907122600&owner_id=4279073
goo:http://blog.goo.ne.jp/nikonhp/e/210c705ff6d0cee3aafcbd98260d94b3

路上をうろうろしていると、思いがけないところに、あきビンや缶やペットボトルが置いてある。
そいつらが、妙な人なつこさをもっているように感じて、たまにパチリ! と撮影してしまう。なんとなく地味だったり、派手だったり、衣装はさまざま。

それがあるだけで、空間に少し、緊張感が生まれている。
ものが小さいから、大きな風景にはなりようがなく、いくら気張っても小景は小景(´д`;;
彼らはじつに寡黙なのだが、いくらかはいいたいことがあるようにも見える。
「ぼく(あたし)っておいしいよ! さあ飲んでのんで」といっているのか(笑)。


1.「玄関先の小景」(冒頭の一枚)
わが家の玄関先。左側に入母屋づくりの母屋がある。
折り畳み式のチェア、紅茶は息子のもの。わたしもレモンティは好きなので、ときどき飲む。
左奥に見えるのが裏の納屋、そして畑への通路。
ニコンD7000&ニッコール35ミリf1.8。WBは「曇り」、絞りをF2.8として、奥行感を出してみた。


2.「ランラン♪ ラララ ラ・フランス」
なんのこと?
洋ナシのジュースかしらね。ご存知の方がいたら、お教え下さい。
レトロなおもちゃを売っている古道具屋さんの窓際。たくさんの画鋲が突き刺さっているのも、意味不明でおもしろ~い(^皿^)


3.「コクの贅沢 aromax」
ネーミングにこだわるあまり、インパクトがなくなっている・・・ように見える。
いいたいことはなんとなくわかるが、ちょっとからかいたくなるなあ。たかが缶コーヒーだろ・・・ってね。
缶コーヒーは、そこいら中に氾濫している。
日本人って、そんなに缶コーヒーが好きなんだろうか\(_ _*)m わたしもたまには飲むけれど。
画面が傾いているのは、意図があってのことではなく、テーブルが傾いていたから。


4.「BAR SS」
最後の一枚はこれをピックアップしておこう。
バーの外壁に描かれた絵のビン。
時間が研いて、古色をおび、すがれた美しさをもっていてしびれた。
わたしはしばし、この光景に見とれてしまい、それから気をとりなおし、撮影した。
古びたもののテクスチャーは、見るもののこころをぐいと掴む力がある。
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