二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

SHOOTING POUCH

2011年03月23日 | Blog & Photo
今日からガソリン事情は好転すると報道されている。しかし、給油ランプが点灯し、その一日が待てなかった。
1カ所。2カ所。3カ所。そして、会社近くにあったJAのスタンドの行列にならんだ。それから1時間35分。こちら群馬では、クルマなしには仕事ができない。

CX4がやってきたので、視神経が一段と過敏になり、出勤途中から、あっちこちきょろきょろ、パチリ。このカメラは「本日の撮影枚数」が表示されるので、なかなか便利。電池のもちが悪いのは欠点だけれど、1回の充電で、200枚そこそこしか撮れない機種もある。

キヤノン900ISのときと同じように、SHOOTING POUCHに入れて、ベルトに通してある。おへその右側あたり。これがとても軽快で、いつでもパッと取り出せるのがいい。撮っている写真はずいぶん違うが、DAIDO MORIYAMA気分・・・といえなくもない(笑)。



この一枚は、今日の「お気に入り」。







そして、これや、これやこれ。
最後の一枚は、ヘッドライトに映し出されたわが家の入口で、右に見えるのは「東の物置」だが、まるではじめて見る光景のようだ。

ストレートだとつまらないものでも、トイカメラだと、異世界のムードがそこはかとなくただよう。「味が濃い」といってもいいかも知れない。
アポが流れ、ヒマになったため、前橋市川原町、田口町をほっつき歩き、被写体を探した。
この時間がとても愉しく、細胞のすみずみまでいきいきと活動するのがわかる。写真は頭で考え出したり、想像したり、ことばを練ったりするものではない。

写真が絵画と違うのは、タブローが存在しないこと。
スケッチをあつめ、試作を重ね、ぶち壊してはまた気を取り直し、数年がかりで描き上げた畢生の大作・・・などありようがないのだ(=_=)
これに対抗する手段は、とにかく数を撮ること。
今日は出勤途中からはじまって、帰宅し、ウィスキーを飲んで晩飯を食べたあと、本を片手にごろんと寝ころぶまで、およそ200カット撮影した。

SHOOTING POUCHに収めてどこへでもつれ歩けるコンデジの軽快感。
一眼レフとは違った感覚が、わたしの気持ちをゆさぶる。

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