二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

「新約聖書」

2008年01月06日 | 哲学・思想・宗教
 福音書はキリスト者ではないわたしのような人間にとっても、一度や二度読んだらといって、星印で評価したりできない特別な本である。聖書、主として福音書は読まざるをえないから、必要にかられて、十代の終わりころから断片的には読んできた。美術史においても、文学においても、ヨーロッパを理解するうえで、キリスト教はギリシア文明とならんで無視し得ない、強固な土台そのものであったからである。日本聖書教会が発行した「 . . . 本文を読む
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