ナイスティーライフ in LA

米国在住30年。 ドイツフェイラー社、北米総輸入元オーナーかつホームコンシェルジュサービス業オーナーのビジネス徒然日記。

娘の歯の矯正始まりました。

2006年10月17日 | 日記
アメリカに長く住んでいて、時々日本のTVを見ると、そこに出てくる俳優さんたちの歯並び、歯の色に驚きます。一般人はしょうがないとしても、TVに出るような人は、ここアメリカでは歯がきれいで当然。それも、真っ白で、まっすぐでなくては。
でも実はTVに出てくるような人でなくても、わたしの周りでは、歯の矯正は当たりまえ。小学校5年生くらいから高校生くらいの間に子供たちは矯正の為のBrace(ブレイス)をつけて数年生活します。
まずは、横顔、前向きの顔写真を撮り、歯形を取り、コンピュータに情報をインプット。本人と親はそのコンピューターグラフィックを見ながら、現在の歯並びの悪さからきている顔の欠点を指摘され、上下何本かの歯を抜いて、ブレイスで少しずつ歯を動かし(その隅間を縮め)、最終的には、こんな顔に改善されますよっと、数年先の完成の顔もコンピューターで示しながら説明されます。
確かに娘は写真で横顔を見ると、ちょっと上の歯が下の歯より出ているかな?!
それが少し引っ込むと、確かに横顔はきれいになるのです。もちろん見た目だけでなく現在の噛み合わせの悪さも改善され、物が良く噛めるようになるようです。
でも、この作業、今年の夏からレントゲンや検査などで始まって、健康な歯を上下4本も抜き、いよいよ今日そのブレイスという、歯を前後から締め付ける器具の取り付けが完了したのです。
これから、すこしずつ締め付けて、予定では2年(1年半の子もいるとか)このブレイスを歯に取り付けて生活するのです。わたしだったら、いやですね。でも、娘は歯並びが綺麗になる為、自分から言い出したことですから、がんばると覚悟しているようです。
ブレイスを付けた後、今後食べてはいけないもの、食べていいもの、歯の磨き方、フロスの仕方、頻度など、事細かな注意を受けましたが、最後に看護婦さんは娘に、「これは自分の歯のことだし、最大の効果を得る為にはあなた自身が責任を持ってメンテナンスしなくてはならないのよ。」っと言っていました。
親が押し付けたことではなく、本人が希望したことだし、金額も半端ではありません。
うちに戻って、毎食後すぐに歯を磨く、夜はフロスをするなど、早速実行していましたが、3、4年後を夢見ているのでしょう。
ちなみに、こちらではブレイスの色を選べるのです。器具自体は金属なのですが、その間のクッションのような器具は、いろんな色がそろっていて、子供たちの好みで締め付け具合を調整してもらう度(大体9週間毎)に変えられるのです。娘は今回、ピンクを選んだようですが、ハロウィーンごろにはオレンジ、クリスマスは緑と赤とかを交互に入れるなど、歯医者さんなりに子供たちの窮屈な口元を元気づけてくれるのです。


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