俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

2016年のオリンピックはリオ・デ・ジャネイロ(1月の川)

2009-10-03 10:44:44 | Weblog
今朝の2時にオリンピック委員会は2016年のオリンピック開催はブラジルのリオ・で・ジャネイロに決まった。

選考過程で、シカゴがまず落ちて、次は東京、決戦でマドリードが負けリオになった。

これを見ていて、オバマ大統領が演説したシカゴがまず落ちたことに評価を与えたい。
政治色は排除していることがよくわかった。

また、東京が落ちたことも良かった。
石原都知事が推進してきたが、最後まで国上げて招致運動がなされていたかというと決してそうではなかった。

自民と民主の政権交代と不況の問題で、オリンピックどころではなかった。

ところが、ブラジルは国を挙げて何とかオリンピックをやりたいという運動が展開されていた。
昨日はオリンピック承知の結果が出るというので国民の祝日にしたというほど熱望していたのだ。

また、中南米でオリンピックがまだ行われていないことも有利に働いたことだろう。

東京が落選したことで、石原の進退問題が取りざたされているようだが、なぜ、石原が辞めなければならないか?

こんなことを言い出す日本人はレベルが低い。

政治家として何とかオリンピックを日本に盛ってこようとした石原にこそ評価を与えたい。

私は、基本的には石原のやり方には賛成できないが、この問題は別で、チャレンジした石原には次のチャレンジを期待したい。

約440万年前のラミダス猿人の化石

2009-10-02 10:22:33 | Weblog
全身骨格が分かる約440万年前のラミダス猿人の化石を、国際研究チームがエチオピアで発見した。

発見された化石は「アルディピテクス・ラミダス(学名)」。
エチオピアのアワシュ川中流域で見つかり、94年以降、歯やあご、手、足など複数の猿人の化石約350個を採取。
発掘地点の地層の年代から約440万年前と推定された。
全身骨格の化石には、約320万年前のアウストラロピテクスの「ルーシー」があるが、約120万年さかのぼる。

全身骨格の化石は女性で、身長約120センチ、体重約50キロ。
体格に比べて顔が小さく、脳の大きさはチンパンジーくらい。
人類の大きな特徴の犬歯の縮小が起きていた。チンパンジーより雑食で、地上と樹上の両方で生活していたとみられる。

人類の直接の祖先とされるアウストラロピテクス以前は、
700万~600万年前の猿人「サヘラントロプス・チャデンシス」の頭部化石や600万~580万年前の猿人「オロリン・ツゲネンシス」の大腿骨(だいたいこつ)化石が見つかっているが、いずれも全身の一部しかない。

調査に参加した諏訪元・東京大教授(古人類学)は「古人類学史上、非常に意義がある。ラミダスは森林に住み、木に登ったり、地上で直立二足歩行していた可能性が高い。チンパンジーは、樹上では懸垂運動をし、地上では前肢の中指を地面に付けて歩くが、ラミダスにはそうした特徴の名残はなく、チンパンジーとは相当異なった祖先から進化したようだ」と話している。

この話には夢がある。
440万年まえの類人猿がよみがえった。

この世の出来事にはすべて何らかの意味があると言われるが、はたしてラミダスは我々に何を気づかせようとしているのであろうか?

地球環境の悪化で、昔のラミダスの生態と今の人類には大きな違いが発生しているということを我々に知らせたいのか?


私は、化石のラミダスが我々に、
「類人猿のわれわれは、人間の種とは全く関係ない。すなわち、それぞれの種は、ある目的により神によって作られたものだ。遺伝子を作り出したのも神である。私は、そのことを告げにきたのだ。」

というのではないかと思う。

杉並区の和田中学校の”よのなか科”

2009-10-01 11:44:14 | Weblog
テレビで紹介されたこの学校のユニークさには驚いた。
子供たちが考える授業をしている。

覚える授業から考える授業へ。

読み書きの授業から話して聞く授業へ。

テーマは答えのない授業。

テレビでは、まず、
「胎児の性別が認識できるようになった現在、あなたは性別を子供の誕生以前に知りたいか?それはなぜ?」

いろいろな議論が交わされる。

それから発展して、
「万が一胎児の段階で、奇形児や体の機能に障害があったら、あなたは、そのまま自分の子として生みますか?」

ここではもっと議論が深刻化していく。

しかし、この質問に対し、正しい答えなどない。

また、教育に関して二つの国AとBを取り上げ、それぞれの国の現状を対比させながら、どちらの国の教育がいいかを議論していく。
その結果、ほとんどの生徒はBの国を選ぶ。

そして、選ばなかったAの国が日本でありBがフランスであることを説明した。

当然、みんなは笑うしかなかった。

報道を見ていて、この授業は面白いと思った。

このような教育こそが今大事なことだと思う。

文科省の人々も、机上の空論より、このような工夫を生かすように考えるべきだと思う。