俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

改正貸金業法とは

2010-06-20 14:38:49 | Weblog
改正貸金業法とは、消費者金融など貸金業者への規制を大幅に強化する改正貸金業法のこと。

まず、個人がお金を借りる場合、
年収の3分の1を超える借り入れができない「総量規制」が今月18日から始まった。
年収300万円なら、100万円までしか借りられない。
複数の会社から借り入れをしている場合、借り入れの合計が年収の3分の1に制限されるまた、金利の上限が現在の年利29・2%から、15~20%に下がった。
上限は借入額によって異なりますが、最高でも20%。

ただし、住宅ローンや銀行からの借り入れは対象外。

なぜ改正するのか?

複数の業者から多額の借金をして返済不能になる「多重債務問題」を解決するため。

約30年前、消費者金融が過剰融資や過酷な取り立てを行い、社会問題になった。
当時は上限金利は109・5%で、自殺に追い込まれてしまうケースもあった。
上限金利は何度か引き下げが行われ、取り立て方法への規制も強化されたが、多重債務問題はなかなか解決できない。
抜本的な解決を目指した今回の改正法は、06年末の国会で全会一致で成立。
段階的に制度の見直しが進められ、18日で完全施行になる。

総量規制で、借りられなくなると、困る人もいるんじゃないか?

総量規制を超える金額を、すぐに返す必要はないが、新規の融資を受けることはできない。
特に、収入が無い専業主婦(主夫)が、これまで通り借り続けることは難しくなる。
制度上は、配偶者の同意書や収入証明書などを提出すれば、融資を受けられる。
しかし、「離婚する可能性もあるし、夫婦の借入残高を管理するのは手間がかかる」などと、多くの業者は専業主婦への貸し出しを行わない意向。


このため、借りられない人が違法なヤミ金に流れることを懸念する声も上がっている。

これが問題。
lこの不況下でどこに自分の問題を持っていけばいいのか?
今、多くの人が苦しんでいるのに、セーフティネットを早急に準備すべきである。