ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

カタカムナ考 5

2017-04-18 12:17:23 | 日本語
カタカムナ考シリーズの続きです。
これまでのことをちょっと整理してみたいと思います。

⓪ かさこ塾が終わった直後に「カタカムナ」にハマる。
  これは祭りのエネルギーによるものと思われる。

① 私たちのいる世界はなぜこんなにも多彩で美しいのか、その答えが1万2千年以上前の上古代に書かれたカタカムナにあった。

② マンデルブロによるフラクタル図形を紹介し、この世界がフラクタルで出来ていることが、すでにカタカムナに描かれていた。カタカムナではそれを「ヒトツカタツミ」と呼ぶ。

③ カタカムナによると、世界の最小粒子であるアマ始元量はカムナとアマナの共振重合により生じる。すべてのモノの基本がアマ始元量である。

④ カタカムナによる世界解釈はまた、古代ギリシャのヘルメスが提唱した7つの法則(いわゆる「引き寄せの法則」)に似ている。洋の東西で同じような世界解釈があることは非常に興味深く、両者とも世界のなりたちを説明しているのではないか。

ランダムに書いてきたので、肝心のことを書いてなかったぞと気づきました。
「カタカムナ」がどのようにして発見され、解読されたのか、という経緯。
もちろんネットで調べればいくらでも出てきますが、
概要は書いておきたいと思います。
(「カタカムナ 言霊の超法則」を参照)

カタカムナ文書を発見したのは、楢崎皐月という科学者。1949年のことです。
彼は鉄の専門家で、戦時中、満州にいました。
その折に、道教のお寺の住職で蘆有三(ロウサン)という人と出会います。
蘆有三は、楢崎が寺を訪ねていくとお茶を出してくれるのですが、
数枚の枯れ葉を火にくべただけでお湯が沸くのを見て、楢崎は鉄瓶に秘密があると見抜き、蘆有三に尋ねます。
この鉄瓶はどこで手に入れたのかと。
すると、蘆有三は、これは日本から来たもので、八鏡文字を使うアシア族という民族が作ったものだと答えます。

帰国後、楢崎が六甲山で土地の電位測定をしていたところ、
平十字(ヒラトウジ)という人に出会います。
彼はカタカムナ神社の宮司の息子と名乗り、腰につけた巻物はそのご神体であると言い、楢崎に見せてくれます。

そこには不思議な文様が描かれていました。
楢崎は即座に、その文様が蘆有三の言っていた八鏡文字ではないかと気づき、
コピーさせてくれないかと平十字に頼みます。

こうして、20日間かけて、楢崎はカタカムナ神社のご神体である、
カタカムナ文書をノートに書き写し、
以後、半生をカタカムナの解読に献げたのでした。

これが、カタカムナ文書発見の経緯です。

そして、楢崎皐月が解読したカタカムナ文書には、驚くべき世界の秘密が描かれていたのでした。

さらに、その「世界の秘密」はカタカムナだけではなく、古代ギリシャの哲学にも通じる普遍性を持っていました。

というのが、これまでの概略です。

で、これから、
量子力学と仏教の世界に分け入っていきたいと思います。

カタカムナの描く世界は、
量子論で描かれる世界の姿とよく似ていることがわかってきたからです。
さらにそれは、釈迦が解いた仏教の世界観に近いというのもわかり、
ますます面白くなってきました。

私の手には少々余るのですが、
何とかして、理解したいと思います。

子どもの頃からの疑問についに答えが見つかるかもしれないのですから。

世界ってどんな場所なの?
どんなふうに成り立っているの?
私はどこから来て、どこに行くの?
人は死んだらどうなるの?
世界はなぜこんなにも美しいの?

詳しいことは次回以降に。



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