これも本屋で見つけて衝動買いした本です。
「70歳の正解」和田秀樹著 幻冬舎新書
和田秀樹氏は高齢者専門の精神科医で著書が多数あります。
最近「80歳の壁」という本がAmazonのベストセラーになったようですが、これを読む前に「70歳の正解」の方を読んだほうがいいと書いてあったので、とりあえずこちらを読んでみました。
高齢者向けに書かれた本なので、とにかく文字が大きい、文章がわかりやすくサクサク読める、面白い・・
とお勧めポイント高めの本です。
目次は以下の通り。
１ 長寿とアンチエイジングの正解
２ 衰えない脳の正解
３ ストレスとうつに負けない正解
４ 家族円満の正解
５ お金に困らない正解
６ 死ぬまで勉強の正解
７ 60歳から始める正解
それぞれの章ごとにまとめがあり、読んだそばから忘れていく高齢者への配慮が嬉しい。
内容は至極もっともなことばかりです。
タンパク質やビタミンＣを取り、よく噛んで食べる、有酸素運動を心がける、老後に必要なのは「きょうよう」と「きょういく」・・「今日の用事」と「今日行くところ」
75歳までは記憶力は衰えない、マイナス思考ではなくプラス思考で「何とかなるだろう」と考える、良いことも悪いこともあるのが人生、何事にもチャレンジして、死ぬまで勉強し続けること、遺書を書くまえに「バケットリスト」やりたいことリストを書くといい・・等々
お金に関しても具体的なアドバイスが載っていて、とても役に立つ本です。
リタイアしたら世界中旅行して、やりたいことをやる・・と言っていた人がやってみたら３年で飽きたのだとか。
なので、仕事を続けた方がいいと著者は勧めます。
63歳で作家デビューした若竹千佐子さんの話も載っています。
私が細々とブログを続けている理由も、まさにこれです。脳トレ、ボケ防止、アウトプットで脳を鍛える、何を書こうかと考えるだけでも脳に良い、書くことで発見がある・・等々
10年後に読み返してみて、あの時こんなことをしてたのか、若かったなあ・・と思うんだろうなあ。
次回は「80歳の壁」を読んでみますね。
