NetflixとAmazonPrimeで配信中のドラマ、
「This is us/ 36歳、これから」
を見ているところです。
これ、すごく長いドラマでね、1シーズンが18 話くらいあって、それが6シーズンもあるので、当分楽しめます。
何げなく見始めたシーズン1のEP1を最後まで見て、
オオッ!!
となりました。
36歳の誕生日を迎えた4人の男女それぞれのストーリーから始まるのですが、
実はこのうちの3人は三つ子のきょうだいということがEP1の最後にわかります。
では4人目は誰なのか?
これを書いてしまうとネタバレになるので、ここでは控えますが、
実によく練られた家族のストーリーで、
家族ってそうよね、うちもそうだったわ、そうそう、あの時は・・
と思い当たるところが多々あり、深く共感できる物語になっています。
三つ子のうち二人は白人の兄妹、三人目は黒人で彼は養子です。
なぜ彼だけが養子なのか、EP1の最後に語られます。
子どもを一人育てるだけでも大変なのに、一度に三人の赤ん坊を授かり引き受け、まっとうに育てたこの両親は凄いと心から思います。
しかも、彼ら自身、恵まれた境遇に育ったわけではなく、それぞれ問題のある家庭で育ってきた二人です。
家族って大変。本当に大変。
もちろん、基本的には愛情で結ばれているのだけど、そこには葛藤もあるし桎梏もあります。
それでも、家族っていいよね、と思える仕掛けになっているドラマです。
「アンブレラ・アカデミー」もそうだけど、
きょうだいが大勢いるって、一人っ子で育った私には想像がつかないので、常に新鮮で憧れます。
もちろんいいことばかりではなく、大変なことも多いでしょうけれど、
大勢の中にいることで、それぞれが助け合い支え合って、最終的には落ち着くべきところに落ち着く、
そういう感じがあって、
両親と子ども一人だけの核家族にはないダイナミズムに憧れます。
登場人物たちがそれぞれ個性的で、問題を抱えていて、どうなるんだろうかとハラハラドキドキさせられますが、何とか落ち着くべきところに落ち着く、という感じかな。
人間て、素敵だなあ、と思えます。
2019年のエミー賞(TV界のアカデミー賞と言われている)にノミネートされた作品です。
とっても長いドラマなので、暇を持て余している人には最適です。
一度ハマると抜けられなくなるので要注意ですが。