暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

インビジブル HOLLOW MAN

2005年06月17日 23時02分20秒 | 洋画>★★
2000年/米・独/ポール・バーホーベン監督/ケビン・ベーコン
2005年6月17日 日テレ金曜ロードショー

【あらすじ】
透明人間の人体実験に自らの肉体を使用した、天才科学者セバスチャン。
透明化はしたものの、元に戻れず大暴走!
オッパイは時折出てくるが、ケビン・ベーコンのチンコは見られませんので悪しからず。


「トレマーズ」を見たときにも感じたが、ケビン・ベーコンって学生時代惚れてた男に似てるんだよね…。あの豚っ鼻とか。今でも惚れてたら、きっと痛々しくて見てられなかったろう。ざまーみろ。

解剖学とか、人体に縁のある方々はきっと感動するんじゃないだろうか。このCG。そしてその上でツッコむだろう。
「何で皮膚が最後なんだよ!」とか、「血液が循環していない歯や毛、消化器官内の消化物まで透明になるのかよ!」とか、「いくらなんでも屈折率が空気と一緒になるワケねーだろ!」とか、ね。透明人間のウンコは透明なんですか?
「部長と課長の金曜ロードショー」では、「眼が視覚器官として光を吸収している以上、どんなに頑張っても眼だけは陰になる」という専門家のお話もありました。へえ~。

チェビー御大の「透明人間」では、「煙草を吸ったら肺が白くなる」とか「物を食べたら消化物が浮いてしまう」などの生活上の不便が注目された。「瞼が透けるので、眼が閉じられない」というネタも、この時既にあった。
今作ではこういった点には全くと言っていいほど触れず、代わりに精神的なストレスを前面に打ち出している。
ストレス発散なのかどうかは定かではないが、やたらオッパイ揉みたがるセバスチャン。これぞ理系モテない君のエロス!正しい、正し過ぎるぞ、バーホーベン!

ラストバトルでは、透明になっただけのはずのセバスチャンがとんだ超人ぶりを発揮。
火炎放射で大火傷、高圧電流で感電火傷、ニトロ爆発の中を脱出するのに更に肺内部からこんがり焼けていいはずなのに、疲れも見せずに復讐&脱出を試みる。まさにアンデッド!しかもフルチン!理系の化学オタクは恐ろしい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ダウン DOWN | トップ | クモ男の復讐 Earth vs The ... »

コメントを投稿

洋画>★★」カテゴリの最新記事