暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

バットマン BATMAN

2005年06月09日 14時28分07秒 | 洋画>★★
1989年/米/ティム・バートン監督/マイケル・キートン ジャック・ニコルソン キム・ベイシンガー
2005年6月8日 TBS水曜プレミア

【あらすじ】
幼少時に両親を殺されネチネチと恨みを募らせている陰気なコスプレオヤジ、バットマンことブルース・ウェイン。
対するは悪魔の毒々モンスターよろしく化学廃液プールに突き落とされながらも地獄の淵から蘇り、ジョーカーと名乗るようになった陽気な怪人ジャック(ニコルソン)。
ご存知アメコミダークヒーローの決定版!


ストーリーが面白いかというとそんなことはなく、ヒーローのカッコよさもツボが合わなかったのでダルいと言えばダルかった。
しかしジャック・ニコルソンの爆発ぶりには、隣近所の迷惑を顧みず大爆笑!このニコルソンだけは、吹き替えでなく字幕で見たかった!
陰キャラのバットマンよりか陽キャラのニコルソンに惹かれるというのは、私が陰の人間であるが故か…。いや~、演技が上手いとかそんなこたあ既にどうでもいい!楽しそうなのが一番!
ジョーカーになってからのあの顔が、知る人ぞ知る潜伏漫才コンビ<米粒写経>の居島一平にソックリなのも一興。

(バットアイテムを見て)「俺もあんなオモチャ欲しい~っ!」
(バットジェットを見て)「あんなの持ってるなんて聞いてないぞ!」
(風船兵器を取られて)「俺の風船だぞ!」
(殴られそうになった瞬間メガネを掛けて)「メガネを掛けた人間を殴るのかー!」
そして腰からスラリと抜いた銃が、……長っげー!
フィニッシュはヘリから落下、“人型に地面を凹ませる”という(私の大嫌いな)漫画ならではの演出。

言ってることやってることがコドモだよ!
ジョーカーになる前はアダルティーだったのに、何故こんなキャラになってしまったのか…。自慢のお顔が居島一平になってしまったのがそんなにショックだったのだろうか…(そりゃーショックだろうが)。

私としては、バットマン抜きで<ジョーカー>を主人公としたバカ映画(できればミュージカル)を切に希望する。
っと、そうすると「マスク」になってしまうのか!?「マスク」の主役はジャック・ニコルソンが良かったのかもしれない!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 愛を殺さないで MORTAL THOU... | トップ | サイコ PSYCHO »

コメントを投稿

洋画>★★」カテゴリの最新記事