今までの陶芸は、少量多種生産。一回のロクロで5~10個の湯のみをひいては、ぜーんぶ違うデザインにしていた。毎回、実験というか試行のつもりだったし、一個一個に注力しているようで、いいものが出来るように思ったから。そのぶん、効率が悪く時間が掛かるんだけど、趣味だからね。
昨年12月に会社を退職してから、毎日、陶芸ざんまい。ロクロをひきながら「大量生産ってどんな感じなのだろう」と思った。
そこで、湯のみだったら一日に何個ひけるか試してみることに。
目標は、100個以上。
ロクロの長時間は腰に来るので、お茶飲み休憩や、子犬とジャレたり、腰を伸ばす休憩を入れながら、湯のみ作成マシーンとなったのです。
結局、9時~18時、昼休みは1時間(昼寝つき)で、116個の湯のみをひきました。
途中、ちょっとうんざりもしましたが、116個も並ぶと、窯業地でありそうな風景に見えて、面白かったよ。迫力もあって、数も力なりってな感じで、今までと違った達成感を感じたよ。
P.S. 次に、ある程度の乾燥をして、高台削りという工程があります。ロクロをひくより時間が掛かるのは覚悟していたので、根を詰めずに、色んな作業で気を紛らわしながら作業したから、3日 掛かりました。
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