2011年05月31日（火） NHKニュース7
枝野官房長官と菅総理の答弁は、聞く必要も価値もないと思える。
で、面白かった部分を少しだけ抜き出しておく。
言葉はきょくたんの超要約なので、確認したい人はご自分で調べてみてください。
中川秀直 自由民主党・無所属の会
「総理は東電の申し出を横取りして、自分の手柄に仕立て上げようとしていましたね」
「見つからない大事な記録～わからないルートの指示系統～～結局、総理がだらしない」
「ＩＡＥＡに本当に正確な情報を出すのか？ちゃんと同じものを国会にも公表しなさいよ」
西村康稔 自由民主党・無所属の会
「現地の対策本部の責任者、池田経済産業副大臣は？19日から入院？退院して自宅待機？ずっと現地の責任者不在？」
「IAEAに出した資料に（総理に都合の悪い）ベントについて書いてないじゃん！」
2011年05月30日（月） ＮＨＫニュース7
省庁が公開・公表という時に、検索をしても見つからないことが多い。これはどういうことだ。
「ＨＰで公開」というときでさえ、サイト内検索にもヒットしない。
今回の浸水リスクマップも国土交通省では調べられない。
浸水リスクマップ（ＰＤＦ）が普通のｇｏｏｇｌｅ検索でヒットするので、その中にある記載でやっと、東北地方整備局などから公表されていることがわかる。
さらには、そこでもサイト内検索でヒットしない。『東日本大震災 関連情報』とでかでかとあるところをクリックして、その中の【河川関連】の一番下にやっと『浸水リスクマップ』を見つけることができた。
今回は浸水リスクマップ（ＰＤＦ）そのものが検索の上位に出ていたので助かったが、そうでなければ見つけるのに苦労しただろう。ニュースでも「国土交通省などはＨＰで公開」とはっきり言っているので、多くの人が国土交通省のＨＰで探したことだろう。確かに画面では『東北地方整備局』の表示が見える。しかし、『国土交通省』と『東北地方整備局』を別物として考える人間は少ないだろう。
省庁とマスコミは公表の仕方について、見直す必要があるのではないだろうか。
仙谷副長官「震災復興遅れてない」政府批判に反論
仙谷由人官房副長官は３０日の記者会見で、菅政権の東日本大震災復興の取り組みに批判が出ていることについて「震災復興が遅れているなんて全然思わない」と反論した。
政権の復興策は、朝日新聞の世論調査で「評価しない」と答えた人が５割を超えるなど、評判がよくない。
仙谷氏は「国もあらゆる施策を用意した。段取りのいい首長がいる市町村は仮設住宅建設も早く、そうでないところをとらえて批判するのは『木を見て森を見ず』だ」と強調。「政府がやっていないという報道が多すぎる」と報道機関に対し不満を漏らした。
さらに「『木を見て森を見ず』は国民なのか」との質問が出ると「そういう部分もなきにしもあらずだ」と答えた。
ａｓａｈｉ．ｃｏｍ 2011-05-30 13:47
仙谷さんの言いたいことはわかりますが、私はカチンときましたね。この人は信用できないと決め込んでいますから。
だから、言ってやるのです。
仙谷さん、
「あなたは森のどこを見ているんですか？」
「遠くから表面を眺めているだけですか？」
「それで森の何が見えるんでしょうか」
「将来の森を作っていく、若木の根元に危険が迫るのは見えていますか」
「森を見るというのは、その一本一本の状態を把握し、全体の将来を考えることでしょう。」
仙谷さん、
「あなたは『ただ見ているだけ』のボケ老人ですか」
いまさらですが、たまたま見たので一言。
5月25日更新版PDFより（4ページ目）
（例１）
500Bqの放射性セシウム137が検出された飲食物を１kg食べた場合の人体への影響は、500×1.3×10-5(※)＝0.0065mSv（ミリシーベルト＝Svの1/1000）となります。
（例２）
300Bqの放射性ヨウ素131が検出された飲食物を１kg食べた場合の人体への影響は、
300×1.6×10-5(※)＝0.0048mSvとなります。
食材1.3kg/日、飲料と料理からの水1.7kg/日として、
放射性ヨウ素131で食材2000Bq/kgと水300Bq/kg
放射性セシウム137で食材500Bq/kgと水200Bq/kg
これを一年食べ続けたとすると、
（（2000Bq×1.3kg＋300Bq×1.7kg）×1.6×0.00001＋（500Bq×1.3kg＋200Ba×1.7kg）×1.3×0.00001）×365日＝22.85995mSv
はい、これが基準です。
23mSv近く年間に『食品だけ』で摂取してもOKなのです。そういう基準です。
なので、たくさん食べるものについては、産地を気にした方がいいと思います。
さらに、埃を吸ったり地面から受ける放射線、放射性ヨウ素131と放射性セシウム137以外も・・・
何も考慮に入れず、それぞれを単体で計算して矮小化してみせる。こまったものだ。
2011年05月29日（日） NHKニュース7
2011年05月28日（土） NHKニュース7
金曜ロードショー『地球が終わる日』・・・『地球が静止する日』だった。
福島第一原発と絡めて見ると思うところはあるが・・・
作品としては・・・残念だな。なんだか。
テレビシリーズの脚本を間違えて映画にしてしまったという感じ。
人類が生き残るためには、もっと何か大きな要素が必要だと思うね。
人類側か、それとも相手側に。
ご都合主義と無能を排除して、徹底的な危機演出の上で・・・救われて欲しかった。
記者）
土壌の件に関して、財政支援をするその対象校ですが、毎時1マイクロシーベルト以上の学校というふうに設定したこの基準は何でしょうか。
鈴木副大臣）
この土壌の低減策というものによって、正に受ける線量の低減というものが望める水準というものが、これまでの幾つかの事例を参考にいたしますと、要するに土壌への対処前が何マイクロであったとしても、措置後がおおむね毎時1マイクロシーベルト以下になるわけでありますので、したがって土壌に対する対応というものの有効性が、正に1マイクロシーベルトというのが一つの目安になっていると、こういうことでございます。要するに、この低減策が有効であるというラインが毎時1マイクロシーベルト程度であるということでございます。
この文科省『福島県内における児童生徒が学校等において受ける線量被爆低減に向けた当面の対策について（平成23年5月27日）』の中でのやり取りですが、理解できる人がいるのでしょうか。記者はそのままやり過ごしたのでしょうか。（まあ、文科省のHPですから、やらせ答弁の記載でしょうが）
『受ける線量の低減というものが望める水準』の説明ですよね。つまり、基準は『減った』といえる『成果の見せられる水準』で決めましたというわけだ。子どもの健康への影響の科学的根拠は今回もなく、周りからの苦情に対し対応しているように見せるアリバイ作りのためだと。
「土壌への対処前が何マイクロであったとしても、措置後がおおむね毎時1マイクロシーベルト以下になるわけであります」という説明は、つまり、『措置をしたらほぼ間違いなく収まる数字を基準にしました』とそういうことじゃないですか。正直ですね。「低減策が有効であるというラインが毎時1マイクロシーベルト」！！！それは「低減策が『有効に見える』ライン」ですね。『低減（提言）策が有効であるライン』そんなんでいいのですか！白状しちゃっていいんですか！？素晴らしいですね。これまでの20mSv/年なども全て、そうやって決めてきたと白状しているようなものですね。
やっぱり、子どもの健康を考えての基準ではありません。
鈴木副大臣）
モニタリングのやり方等については、これまでも原子力安全委員会と綿密に相談をしてきてやっております。既に55の学校についてモニタリング調査を行っております。正に児童生徒と行動を共にする教職員が積算線量計を身に付けて、始業時及び終業時の積算線量計の数値を確認をし、その時間と数値を記録・保存をするというやり方でやってまいりました。約1,700強が追加的に配布をされるわけであります。これでトータル約1,800ぐらいになるんだと思いますけれども、その学校はこれまで55校でやっている方法と同じ方法で統一的に実施をするということでございます。その説明を本日、教育委員会にやっていただき、そして来週の月曜日、火曜日等々できちっと徹底をしていただくということでございます。
つまりですね、1mの高さで計るということですね。
空間線量1μSv/hっていうのは、地面ではその数倍から数十倍だったりしますよね。
やっぱり、子どもの実態（被害）にあわせての考え方はしないのですね。
2011年05月27日（金） NHKニュース7
NHKと政府によるだましが始まった。
今回、20mSvを1mSvに引き下げるかのように見せかけて、実際は何も変わっていない。
都合のいい計算式を作り出してあり、学校での被爆は全体の中の17％としてあるので、現行のままでほとんど年間被爆は「学校では1mSv/年以下」にできるのだ。わずかにオーバーするところで校庭をいじれば済む。そして、何よりも、これまでに浴びてきた分の計算はされていない。
完全にだまし以外の何ものでもない。
NHKを見てきて、人生の中で一番怒りを感じたかもしれない。
やばいす。
私は「事故は収束したんですか」と言いながら『20mSv/年』を批判してきましたが、事故が収束していないなら『100mSv/年』が許されるような説明を見ちゃいましたね。
しかし、緊急時というのは対応が難しい期間とすれば、それは終わっていますよね。非常事態（事故）は続いていますが。そして、事故が収束した後の復旧期ではない。復旧期に見えなくもないが、事故は収束をみせてはいない。当然、通常時でもない。
問題はどの時期かではなく、子どもたちに20mSv/年が妥当かどうか、それを避けさせるための避難や疎開ができるかどうかのはずだ。当然、それはできるのだ。できるのにやらないのだ。批判されるべきはその部分である。やらないのであれば、きちんとした説明が必要だ。
大根の葉を食べろと言う。
でも、私はあのスジスジをどうやって食べたらいいのかわからなかった。
ほうれん草などと同じようにすればいいと思って、ソテーにして悲しい思いをした。
あれはいったい何年前のことだろう。
それ以来、大根の葉っぱは食べていなかった。
売っている大根も葉っぱは根元の少ししか付いていない。
もう、『捨ててください』ってなもんです。
でも、今日の大根はしっかり葉っぱが付いていた。
20センチくらい付いていた。
これは・・・喰えということか？
検索しまたよ。
なんだよ！
大根の葉っぱは細かく切ってふりかけかい！
要は飲み込めってことだろ。
な～んだ・・・
おい！
おひたしって・・・
どう見ても大根の葉っぱに見えないのだが・・・
おまいら、それほうれん草だろ！
ってか、上の方の葉っぱはちゃんと菜っ葉なのか・・・
まあ、とりあえず、スジスジの部分ですが、フードプロセッサでみじん切りにしてやりましたよ。
そしてフライパンで水分が飛ぶまで炒めてやりました。
ああ・・・
何とか食べられる。
でも、これだったら・・・お茶の葉も同じように食べてしまえと言いたい。
あ、けど、塩コショウだけの味付けだけど・・・あったかいご飯に合う。
※ ううう、もっと食べたい！なくなったらなんか、物足りないぞ。大根の葉っぱだけでも売ればいいのに。（通販であった・・・売っているのかよ！
大根が苦くて驚いた。
何を間違えたのかと思ったら、この時期の大根は苦いらしい。
ああ、それならいいや。
この苦味も嫌いじゃない。
でも、黒く汚れのようなもの（あく？）が浮いているのは嫌だ。
※ 一日置いたら苦味は消えた。
２７日の大根（２ｋｇ）がまだあるのに、０６月０１日にまた買ってしまった。
大根の葉のふりかけを食べたいがために。
今回は大根の皮も葉と一緒にフードプロセッサにかけてやった。
浜岡原発は停止をしても、そのおかげで仕事が無くても、きちんと補助金は出るって言うんですよね。
補助金分は、仕事をしてもらいましょうよ。
福岡を中心に、ある程度の空間線量や土壌汚染のある地域。
100万人でも200万人でも。
ね、送り迎えと連絡受付、手帳発行記載など事務業務、検査、評価、治療相談。
おお、ちゃんと充分な仕事がありそうじゃないですか。
他の原発にもね、やってもらいたい。
ホールボディカウンタはあるよね。
素人は使えないなんて言わずに、簡単な講習による分業とシステム化で対応してくれればいい。
夜のNHKニュース7によると、06月下旬から大規模（福島県民200万人）健康調査が始まるらしい。
問題はどういった調査が行われるかだ。
そして、その基準はどうなるのか。
心配するのは、基準を高く設定して、基準値以下だとして測定値が知らされないこと。
それだけはあってはいけない。
それから、内部被爆が推定被爆に入れられるかどうかだ。
ホールボディカウンタへの言及はなく、外部被爆だけの推定になりそうで怖い。
2011年05月26日（木） NHKニュース7
高輪クリニック（東京港区） 生物学的線量検査およびそのほかの詳細検査（15,000円）
心配な人は国の決定を待たずに自前で検査をして、国に請求してやってもいいと思います。
でも、今は大混雑だろうな。たぶん、コネがないと断られる・・・どうなんでしょ。
独立行政法人国立病院機構大阪医療センター ホールボディカウンター
中部電力浜岡原子力発電所（H18年12月WBC研修確認）その他、原発には当然あるものと思われる。
ただし、福島第一原発ではバックグラウンドが汚染されすぎていて計測できないらしい。
H15年WBC研修実施施設（画像）
神奈川県 北里大学病院
大阪府 国立大阪病院
北海道 国立札幌病院
青森県 国立弘前病院
岡山県 国立病院岡山医療センター
京都府 舞鶴市民病院
宮城県 国立仙台病院
佐賀県 唐津赤十字病院
福島県 県立医科大学附属病院
愛媛県 伊方町民会館
茨城県 県立中央病院
新潟県 県立がんセンター
島根県 県立中央病院
石川県 県立中央病院
長崎県 長崎大学医学部附属病院
海江田経済産業大臣は、「国内に3台しかない」なんて国会でごまかしていますが、本当は45台（109台）あるそうじゃないですか。研修をやっているところだけでもかなりありますよね。
だから、個人でどんどん検診に行って後から国に請求すれば良いと思ったんですが、国からの圧力がかかってほとんど受けられないなんて噂がありますね。いや、圧力がかからなくても大混乱になっていると思いますが。
だから、国が内部被爆を隠して将来の補償を減らそうなんて姑息なことはしないで、国の政策として即刻計画的に100万人規模の検診を実施すればいいんですよ。被爆手帳を交付した方が良いというのは、ほとんどの国会議員さんの認識のように見受けられますし、閣僚さんも前向きな発言をされていましたよね。まあ、いつもどおりの「検討します」でしたけど。
※広島では県内への避難者2百数十人に対して、WBC（ホールボディカウンター）検査してその費用一人当たり2万円を県が負担するというニュースが流れましたが、それに対して問い合わせると正式決定していないという対応があったそうです。しかし、08月10日の中国新聞では知事が明言したようです。
検査は毎週月曜日の午後、電話予約が必要。広島大緊急被ばく医療推進センター＝電話０８２（２５７）５８６２＝平日午前10時から１時間。
今の日本はまさに『裸の王様』
東電と御用学者という詐欺師が、官僚に取り入って都合のいい情報（服）を渡しました。
「王様、この服（情報）は馬鹿には（正しく）見えないのでございます」
王様は「300Bq/kgの水と2000Bq/kgの野菜や魚を『安全』だ」と言う。
国民は「世界は違うそうだけど、暫定基準だし、王様がそういうのだからそうだろう」と黙っている。
王様は「20mSv/年でも大丈夫だ」と言う。
国民は「王様が言うのだから大丈夫だろう」と思った。
こどもが王様を見て言った。「王様は裸だ！」
すると、
「そんなわけないだろう！」こどもは叱られる。
でも、大人たちもわかっていた。
みんな思っているのだ。『王様は裸だ』と。
でも、だからどうなるというのだ。
いまさら言っても、王様の裸はこどもたちも見てしまった。
今は騒がずに、王様に早く宮殿に帰ってもらうことが先決なのだ。
大人たちはそれで済むと思っていた。
でも、外国の人たちはその様子を見ていたのでした。
ニュースを見ているだけで、政府の見通しがいつも甘いことは誰にでもわかる。
だから、本当の情報は出てこないだろうと知っている。
放射性物質が放出された、汚染水が流れ出た。
風の強さにもよるが、最初の爆発から1日で200kmくらいのところまで放射能プルームは流れて行っただろうと推定（大量放出は14～16日、大きな拡散は22日頃までらしい）できる。ドイツの気象庁が出しているデータでそれはもう全国的に広がっていると知っている。
だから、みんな『かなりの放射性物質を吸い込んだ』ことはわかっていた。
でも、それは認めたくない。だから、政府が発表するまでは『ない』ことにしたい。
政府の方では内部被爆について『もう手遅れ』だと知っているから発表できない。調査もできない。したくない。
調査をすれば、それが証拠となって将来の補償を増やすことになる。この財政の中でそれはしたくない。証拠がなければ因果関係がないと突っぱねることができるのだ。ずっとそうしてきた。これまでの公害や薬害は全てそうだ。今回もそれで何とかなる。それに、今回の健康被害が明らかになるのは10年も20年も先のことで、責任を問われる頃にはほとんどの閣僚は引退隠居している。
内部被爆は手遅れのレベルであり、いまさら外部被爆の20mSv/年くらい浴びても変化はない。
ならば、大規模な疎開と土の入れ替えをするのは費用対効果ではあまりに意味がない。
夏休みには放射性ヨウ素131の放射線量はかなり少なくなっているはず。
小学校再開の基準を20mSv/年で作ったときと同じように、そのときの放射線量に合わせて新基準は下げればいい。
その新基準に合わないだけの放射線量のところは夏休みのうちに土を入れ替えればいい。
将来の補償については、避難地域レベル（ホットスポット含む）の住民だけを対象に、白血病と甲状腺がんだけで済ませよう。
それが国全体として最善の方法であり、大人なら国益のために黙っているはずだ。
騒いでいる奴らは国益を考えないこども、またはそこらへんが理解できないアスペルガーだ。
