２００９年０９月３０日（水） ＮＨＫニュース７
冷静な分析と言うか、科学屋さんの立場からの発言があるのです。素人の立場からするとその内容が正しいのかどうかの判断すら出来ないのですが、たぶん、まともな発言をされているのだと重い（話の内容だけに）ます。
良いとも悪いとも言わず、坦々とした分析～あ～さすがだな～
まあ、素人としてはそれは面白くないわけで、やっぱり、花王の対応とトクホの制度（売り方と庶民の認識、役所の扱い）を悪者にするのが分かりやすい。（面白い）
そう言うわけで、これは面白い。
特定保健用食品（トクホ）の食用油「エコナ」の販売が自粛された問題で、福島瑞穂・消費者担当相は２９日、トクホの許可を受けた食品に新たな科学的問題が見つかった時や、トクホ以外についても消費者から安全性に不安が寄せられた時の対応指針を検討する「食品ＳＯＳ対応プロジェクト」を立ち上げると発表した。
asahi.com(2009-09-29)抜粋
消費者庁 食品エコナ関連情報（2009-09-29）食品SOS対応プロジェクトPDF
プロジェクトにおける検討の一環として、１０月１日（木）に「エコナ関連製品に関する関係省庁等担当課長会議」を開催し、本件に関する各省庁の取組状況等を把握し、その結果を検討に反映させる。
だそうです。
どうも野次馬でスミマセン。
（実は展開がないのでもう飽きてきていた）
2009年09月29日（火） NHKニュース7
お腹が緩くなったのも雨の所為かな。
2009年09月28日（月） ＮＨＫニュース7
2009年09月27日（日） NHKニュース7
「化学物質はなぜ嫌われるのか」佐藤健太郎 2008技術評論社
原因との因果関係が明らかになっていないことを、あたかも証明されているように書いたり、言葉の使い方で手品のように事象をごまかして正しい姿を隠すようなトンデモ本が多すぎる中で、非常に説得力のある本だと思った。まあ、ところどころ「どうかな？」と思うところは当然あるわけですが、そういったところの表現は曖昧にされていたり反対の可能性も説いているから、突っ込むよりも「そうですね」と納得してしまう。
この本を超要約をすると「おまいらもちつけ」（貴方たち落ち着いてください）
まあ、2009年09月16日からの「花王エコナ問題」も実害って部分から見るとたいしたことはないわけで、花王の対応とトクホのシステム（販売含む）のあり方の問題なんだな。
全ての物質は何一つ解明されてはいない。
私たちの生活の中で、有用に働くかどうか。それは使ってみないとわからない。
私たちの社会はそのものが実験場であり、全ての物質の治験の場なのかもしれない。
でも、だからこそ、それを管理する部門は公正で慎重でなければならない。
昼寝にはちょうどいい風が吹いていたよ。
2009年09月26日（土） NHKニュース7
え～とね。
『エコナ』でブログ検索を16日以来続けているのですが、たまに料理で使ったことを喜んで上げておられる方も居られるわけです。
あのね、
エコナについてのニュースを見て心配している人には、「返品して様子を見ましょう」くらいの事を言うのにためらいはありませんが、喜んでいる人にはどの様に声（コメント）をかけていいのやら・・・
とおりすがり～とか言って～「エコナ」を検索してね～
うん、それでいいと思うんだけど、ちょっと前なら平気でそうしていたけど・・・
余計なおせっかいだしな～、すぐに害があるものじゃないし、いまさら手遅れだし～
皆、早く気付いてね～
本当に、民放テレビの罪深さを感じます。
NHKさんには、「エコナ」と「特定保健用食品」について特集を組んでもらいたい。
そろそろ他のテレビ局も放送しないわけにはいかなくなってきませんか。
そのためにもがんばれNHK！
2009年09月25日（金） NHKニュース7
花王エコナにはトランス脂肪酸が多い（3～5％）らしい。
食品安全委員会はこの件に触れようとしていないみたいだけど。
トランス脂肪酸というのは、落としにくい脂肪になるらしいよ。
花王エコナは『脂肪がつきにくい』と言って特定保健用食品になったんだけど、トランス脂肪酸によって落ちにくい脂肪が徐々にたまっていくと言う裏返しの効用があったのですね。化学物質を使って無理やり搾り出している『食用油モドキ』なのですか。そうですか！
日本人はトランス脂肪酸摂取量が少ないから、そんなに大騒ぎすることは無いと放置してきた厚生労働省。
でも、その厚生労働省が、このエコナに特定保健用食品のお墨付きをつけて、日本人のトランス脂肪酸摂取を推し進めているわけですね。
あ、なるほど！健康被害が広がり始めれば規制が出来るというわけで、そのための地盤作りですね！って、バカーヾ(゜д゜)ノ゛！
分析 あ、この資料7月だ・・・
この結果から言わせてもらうと、目指すべきは０．５ｐｐｍ以下ではないでしょうか。もちろん、本当はゼロを目指すべきですが。
それよりも、９．１ｐｐｍを検出した油を教えてもらいたいものです。
（その中間の5つもどれくらいだったのか）また、「3-MCPD(3-chloro-1,2-propanediol)エステルとグリシドール脂肪酸エステルとを検出することができるドイツの公定法によりMCPD-FS として検出した」とか書かれているが、これは3-MCPDエステルも検出するからと、何かデータ不備が見つかった時にそれを口実にするつもりじゃないんでしょうか。ちょっとうがった目で見ちゃいます。すみません。
あ、・・・他の7種の油・・・実はグリシドール脂肪酸エステルが入ってなくて、検出したのが3-MCPDエステルだと言う事もありうるわけですよね。
実は、国内でグリシドール脂肪酸エステルが入っているのはエコナだけだったりして・・・
「「買ってはいけない」は買ってはいけない」夏目書房1999
「買ってはいけない」よりも買ってはいけない便乗本。
本編に入る前の部分で「客観的」で「公平」な分析をしているように匂わせている。
週間金曜日の主張を認めつつ、そのやり方とごまかしの部分を指摘。（増版で修正）
企業の態度にも物申す。（？）
でも、その中身はやっぱり・・・たぶん、命が惜しかったんだろうな。
だから、文章そのものをそのまま読むのではなく、文章の内容と☆で示されている「買ってもいい度」の乖離具合から、その本音の部分を読み解いていくべきであるようだ。また、ページ数の違いが気になる。企業から出たカネに比例するんだろうか。
が、こちらの主張（分析・評価）がうなずける。わぁ！
元も子もねー
３ページ製品の企業（たっぷり金を出した？または、丁寧に取材に答えた）
この本は「買ってはいけない」のブームに乗ることを目的とした最低の本らしい。
ブームに遅れないためにたいした検証もなく思い付きでかかれた反論本。
「買ってはいけない」の恣意的なデータ使用について、何度も何度も同じことを繰り返す。「買ってはいけない」を読み終わった時となにも意識は変っていない。
前書きと中にちりばめられている「「買ってはいけない」を私はこう読んだ」という批評だけ読めばいい。（最後の座談会も要らない）
「買ってはいけない」に不足しているのは買うための条件提案。
私はこれからも「買ってはいけない」をチェックし続けて行くだろうけれど、本当はこれらも含めて「買ってはいけない」「読んではいけない」本だったのだろうと思う。
企業からすると「知られてはいけない」部分もあったりするだろうから、それだけが楽しみだ。
「新・買ってはいけない4」週間金曜日2007
毎年発行されることになったそうな。
なんだか、普通に生活している人には関係ないような特殊なものが多いよね。
前のエントリーでも書いたが、「買ってはいけない」の存在意義は「買ってはいけない」のではなく、「使い方を間違えない」ことと「企業倫理」の指摘ですね。
「新・買ってはいけない２００６」週間金曜日2005
「買ってはいけない」の中には『本当に買ってはいけないもの』と『使い方を間違えてはいけない』もの、また『表示が気に喰わないもの』と『販売中止に追い込みたいもの』などが混在している。（あと、たぶん『気に入らない企業の製品』も）
そのほとんどは『使い方を間違えてはいけない』ものであり、売上のためにそれを無視（不当表示・誇大広告）した企業倫理を一番問題視しているようだ。
商品名を指名して攻撃しているような形をとっているが、読者としては本質を理解して生活に役立てれば良いだけ。商品に対して怒りを感じる必要はない。
