「八番筋カウンシル」津村記久子 2009朝日新聞出版
- 主人公タケヤス タケヤス桂治君
- ホカリ絹枝ちゃん
- ヨシズミ惣一君
30歳を挟んで3人の商店街育ちの失業者が、仕事と住処を決めて大人になっていく~
同級生のカジオがショッピングモール展開の責任者かなんかになって、迫害されて追い出された商店街(の偉ぶってるやつら)に復讐する・・・なんてな。
カウンシル=青年団(例に漏れず中・壮年団)
主人公タケヤスはそこそこ迂闊な男に感じる~わざと作ったキャラだと思うね~それだから体を壊して会社辞めているんだよね。
歴史は繰り返す~みたいな部分も。カジオの母親と澤井茅菜~
カジオが後藤さん(エトさんのダンナ)の子どもだったのかどうかは不明のまま~
ホカリのお兄ちゃんの扱いが(´・ω・)カワイソス
(表記が少ないのでかなり危ない(情けない)やつにしか見えない)
タケヤスのお父ちゃん、なんか他人事じゃないす。(,,゜Д゜) ガンガレ! ま、息子に会ってもらえてよかったな。
悪者(医者とビルオーナー)を作ってわかりやすい展開にしている。
で、そいつをやっつけてめでたしめでたし。
モールができても商店街は大丈夫的な希望を書いているけれど、
でも、商店街の将来は判然としないのだよ(?)ね。
P180 親子を二等親と表現しているのはたぶん勘違い一等親ですよね。重版では直してあるでしょうか。あと、等親よりも親等の方が馴染むような気がする。(等親というとどうしても頭身を思い浮かべてしまう)