「女性がキケンから身を守る24の方法」小島一志・塚本佳子 2002大和出版
これは酷い
酷い本の見本
たぶん善意から書かれているはずなのに、そして何も間違った事は言っていないはずなのに、ほとんど役に立たないだろうし、逆に不安ばかり煽ってその人の人生を台無しにすらしかねない。
間違った事を言ってはいないのに、それを実行した場合を考えると不利益が多すぎる。
使える情報もあるはずなのに、有効に使える記述はないのではないか。
筋肉系の人が自分の肉体を鍛え、管理された生活を送るようなストイックな態度を押し付ける内容とも思える。この二人のほかの著作を見ればそれも肯けるものだ。
そして、彼らの目的は防犯グッズの販売促進にもあったのだろう。彼らがそういった業者と結びついていることは容易に想像できる。
さらに、著者の求める女性像は、現代の女性をバカにしているのではないかとわたしの目には映った。
おそらく、この本を信じて実行しようとする人は、悪徳業者に騙されやすい人だろう。