「ラス・マンチャス通信」平山瑞穂 2004新潮社
第16回日本ファンタジーノベル大賞
- アレ(家の中を這い回り、陸魚を苛めて遊ぶ)
- 次の奴(蜘蛛様吸血)
- 食人種
- 犬(フナ犬をイメージしたよ)
なんだ、この主人公も「アレ」なのかと思ったが・・・あれ、そうでもないな。でも、それならなぜ電車の中でおかしな目で見られたんだろう。「アレ」じゃなくてもちょっとあれだったのかな。そうにちがいない。
小島さん(または医者)も稲河さんも人間じゃなかったんだろうね。
ああ、お姉ちゃん。
由起子ちゃんに興奮してしまったぞ。
そうだな~
世の中には本当にそんな者達がいそうな気もするな~
少なくとも、この作品中の登場人物は全部あやしい。
これは楽しめて読めましたよ。
B級くさいけど、気持ちよくまとまっている。